【論理的思考を磨く挑戦】【19卒】ベイカレント・コンサルティングの夏インターン体験記（理系/コンサルタント）No.1190（京都大学大学院/男性）（2018/2/1公開）

合同説明会で会社のことを知り，軽い気持ちで受けた．もともとITとコンサルタントに漠然と興味を持っていたので，日系のコンサルティングファームも外資系と大きく違わないだろうと考えて，コンサルティング業界全般の業界研究目的で受けた．

インターネットで選考に関する情報を一応チェックはしたが，特別な対策は行わなかった．コンサルティングファームの選考であれば，ある程度論理的思考の経験があれば大丈夫と考えていた．

筆記試験 → グループディスカッション → 独自の選考

SPIのような問題と，テーマを与えられてそれに対しての自分の意見を述べる問題が2問出た．全体で1時間のテストだった．

何をするかも把握していなかったため，特別な対策はしていない．しかしながら，SPIの問題は解いたことがあったので，SPI対策は間接的に筆記試験対策になったと思う．

ある小売店の経営戦略の立案

論理的に議論が進められているか，前提条件を正確に共有できているかがカギとなっていたので，進め方をチームで相談し，アイデア出し以外の議論はやや機械的に行った．

ケース課題

条件を満たす企業を1社選び，その企業の経営戦略を立案するものだった．限られたスペースの中で伝えきる正確さと網羅性が必要だった．

あるテーマに沿ったクライアントの選定と経営戦略の立案

1日目にやったこと

グループワークと会社説明会が行われた．グループワークでは，チームでスケジュールからプレゼンテーションまでを行い，各チームに一人社員の方がメンターのような形で担当してくださった．

上司

なし

課題解決のプロセスを詳細にフィードバックしていただき，コンサルタントとしての思考プロセスを学ぶいいきっかけになった．課題の抽象度によって難易度が変化することなど，やや講義に近いようなフィードバックをいただいた．

プレッシャーがやや大きかったことが大変であった．インターンは本選考の選考にも直結しているため，やや選考を意識した雰囲気になっていた．学生同士の話し合いにその雰囲気が影響したかどうかは定かではないが，他社のインターンに比べて，ややかたい印象があった．

コンサルティング業界全体のトレンドを学ぶことができたことが一番よかった．課題を解決するうえでどのようなステップを踏めば解に最短距離でたどり着けるのかを実践的に学びつつ，その思考が今後どのように変化していく必要があるのかを学んだ．また，内定者との交流があったことはよかった．

選考におけるケース課題にもっとまじめに取り組むべきだったと思う．手厚くフィードバックがいただけるので，最大限練った案を提出したほうが効果的だと感じた．

1つは本社に実際に行けたことが大きい．コンサルティング業界の仕事はもともとある程度イメージはついていたので，どこでどのような人が働いているのかが分かったことが，働くイメージにつながった．また，内定者との面談の機会を通じて，どのような人が志望する企業なのかも想像ができた．

インターンにおいて手ごたえがあったから．議論にも貢献していたと感じたと同時に，聞きたいこともある程度聞けていたので，認識のずれは少ない状態で選考に臨めると思った．また，ケース課題の評価も悪くはなかったので，論理的な思考力に関しても問題ないと感じていた．

具体的なイメージができたことによって，自分の適性としてあっていると感じたから．あらゆる課題に対して論理的なアプローチで施策を考えていくだけではなく，クライアントのニーズをいかに越えていくかを考えることは，やりがいもあって楽しいのではないかと考えていた．

本選考にインターンシップが直結していると聞いたから．インターンでのパフォーマンスが悪くなければ次の選考に進めるので，しっかり自分の実力は発揮しておくべきだと思う．

インターンシップである程度の成果を出すと，本選考の案内が来る．そこから，本選考が始まる．時期は個人差がある．

インターンシップに参加する前は，あえて業界を絞ってはいなかったが，特にITを用いた事業やコンサルティング業界に興味があった．具体的には，野村総合研究所やアクセンチュアに興味があった．ITといっても関わり方は様々であるが，先端のテクノロジーを常に追い続けている企業は少ないのではないかと感じ，あらゆる分野の先端をいく企業を中心に見ていた．

あまり大きくなりすぎて仕組みが出来上がっている企業であると，会社を創っていく楽しみがないのではないかと感じるようになった．その後，しばらくはIT業界とコンサルティング業界を中心に見ていたが，その中でも組織がまだ出来上がっていないフェーズの企業や今まさに伸びている企業を中心に見るようになった．具体的には，ベンチャー志向が高まっていった．