【未来のシステムエンジニアへ】【21卒】NTTデータ東海の夏インターン体験記（理系/システムエンジニア）No.10340（名古屋工業大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

学内説明会で、説明会に参加していた企業（システムインテグレータ系）の話を聞く中で、システムエンジニアという職種に興味を持った。
本インターンに参加すれば、システムエンジニアとはどのような仕事をするのかをシステム開発体験を通して学ぶことができると考えたため、参加を決意した。

選考ではまず、ESおよびWeb適性検査を通過する必要があった。ESは友人に読んでもらい、初めて読む人でも理解しやすい文にすることを心掛けた。
その後、対面での面接があったため、ESの内容を深堀りし、様々な質問を想定した上で面接に挑んだ。

応募 → エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

笑顔でハキハキと話すことを心掛けた。
その上で、（多数あるインターンの中で）なぜこのインターンを志望するのかを伝えられるように話した。

IT業界に興味を持ったキッカケと当社のインターンシップに期待することは何ですか？

私がIT業界に興味を持ったキッカケは，高校生の頃の世間の動向です．
その頃，スマートフォンが爆発的に普及し，それに伴いLINEやTwitterなどのSNSも普及しました．
その時私は，”これからはITの時代だ”と思い，大学で情報工学科を専攻することを決めました．
大学では，IoTやAIといった最近のテクノロジーについて知り，ますますIT業界に興味を持つようになりました．

貴社のインターンシップでは，システム開発における一連の流れを体験したいと思っています．
大学では，出題された要件を満たすようなプログラミングは多数経験しましたが，自身で顧客へのヒアリングを行い，提案したシステムを実現するという実践的なプログラミング経験はありません．そこで，貴社のインターンシップを通して，”システム開発とはどういったものなのか”，”どういった能力が必要なのか”を勉強したいと考えています．

簡潔に自己PRをしてください。

私は，問題を把握し解決する能力に自身があります．
学内の登山サークルでの活動で、この能力を養うことができました．
登山サークルでは，一般的な夏山登山に加え，積雪期の冬山登山やロープを使ったロッククライミング等の活動を行いますが，その際に様々な問題に直面することがあります．
例えば，メンバーの怪我，コースタイムの乱れ，ルートミス等です．
これらを，電波がほとんど入らず，装備も限られた状況で解決するには，冷静な視点で問題を分析・把握し，適切な対処をすることが重要でした．

システム開発の行程を一通り体験することで、システムエンジニアの仕事や必要なスキルについて学ぶ。

前半にやったこと

前半はグループ内のアイスブレイク、システムエンジニアとは何かといった基本的な内容だった。
また、班ごとに３０分程社内を見学する時間をもらい、各フロアを見て回った。

後半にやったこと

後半では本格的にシステム開発の体験を行った。
プロジェクトマネジャー、営業、システムエンジニアの役職に分かれ、顧客役の人事から要件を聞き、それをHTMLで実現した。

人事

なし

インターンでは、システム開発の流れやシステムエンジニアの仕事について知るだけでなく、社会人としてのマナーを教えてもらったことが印象的だった。
これから本格的に就職活動を始めるにあたって気をつけるべきことを教えていただいたので、人事の方は学生のことをしっかりと考えていると思った。

限られた時間の中で要件を満たすシステムを構築し、なおかつ収益を黒字にするのが大変だった。
大きく３回に分けてシステム開発の演習を行ったが、最初の２回は赤字という結果になってしまい、３回目にどうしたら黒字を出すことができるのかを考え、実践した。

インターンでは、ただ単にシステムの開発を行うだけでなく、それが黒字となるように立ちまわらなければならなかったため、実際の仕事に対する心構えについて学ぶことが出来た。
QCD（クオリティ・コスト・デリバリー）を考慮することが大切だと学んだ。

システム開発ではHTMLを用いたHP作成を行ったため、事前にHTMLについて簡単に勉強しておくと良いと思った。

インターン中に社員の方々と交流する場が設けられていたため、そこで自分が気になっていることを沢山質問することが出来た。
また、社員の方々の１日のスケジュールも教えてもらうことが出来た。
そのため、自分が働いたらどんな風に仕事をするのかを具体的にイメージすることができた。

インターン最終日にあったフィードバックで、是非入社してほしいと言っていただいたことや、早期の本選考の案内がきたこと、本選考の選考フローが一部省略になったことから、インターンに参加したほうが内定が出やすいと感じた。
また、インターンにWeb適性検査や面接を設けている（企業がお金と時間をかけている）ことから、インターンの時点である程度の選考が行われていると思った。

インターンの参加で志望度が上がった理由は、システムエンジニアについてのイメージが具体的になったことや、人事および技術社員の方々の印象が良かったためである。
また、同じ業種を目指す他大学の学生と交流出来たことで、モチベーションが上がったのも理由のひとつである。

インターン参加者にのみ早期選考の案内がきたことや、本選考の選考フローが一部省略されたことから、インターンへの参加は本選考で有利になると思った。
また、人事の方に名前と顔を覚えていただいたのも大きいと思う。

インターン最終日には参加した全ての学生に対してフィードバックがあった。
そこで、良かった所や改善したい所を教えてもらった。

インターンに参加する前は、システムインテグレータ（システムエンジニア）に興味を持っていた。
自身が大学で情報工学を専攻していることもあり、自分のスキルを最大限活かすことができるのがシステムインテグレータだと思ったからである。
その他にも、地元で有名な自動車メーカーやそれに関連したメーカーにも興味を持っていた。

このインターンに参加したことで、志望業界の変化あまりなかった。
インターン参加前からある程度業界研究を行い、志望する業界を決めていたため、インターン中はその業界についてより深く知ることに注力した。
そのため、インターンを通して志望業界が変わったというよりは、志望業界が明確になったと言うべきだろう。