【価値観明確化の旅】【22卒】日東電工の冬インターン体験記（文系/総合職）No.19299（非公開/男性）（2022/1/5公開）

グローバルに事業を展開するBtoBメーカーをインターネットのナビサイトや業界地図を中心に見ていたところ、日東電工は世界規模での市場シェアが高かった。ただ、何をやっている会社なのかいまいちわからなかったため応募した。

本インターンシップにおいて選考要素はなく、先着順の申込みに如何に早く応募できるかであった。日頃からメールを見ることが功を成した。

応募

一人一人がキャリアの選択肢を選択していく人生ゲームのようなワークショップ

自己紹介・アイスブレイク→ワークショップ（適宜進度を全体で共有）→日東電工の社風紹介

会社選びの基軸の明確化。特に、価値観に対する優先順位の付け方。

Nittoを知り、自分のキャリアを描く1day Workshop

1日目にやったこと

チームメンバーで自己紹介、名誉やプライベート等何を重視するかを話し合う。そのあとワークショップ専用のページを開きながら選択肢を拾っていく。最後に日東電工の社風やあり方の紹介。

なし

インターンシップ中は社員の方とはやりとりがほぼなかった（時折どんな話し合いをしているかグループを見に来るくらい）。最後に日東電工の社風に対する見方をコメントした時は、反応してくださった。

特にしんどかったり辛かったりした点はない。しかしながら、日東電工以外の社風を選択した人の各種数値がそれほど伸びなかったりしたので、暗に会社の日東電工推しが結構強いなという印象を正直受けてしまった。事前に口コミで見ていた情報等と比較すると、やや過大評価かなと思ってしまった。

特にやりがいや名誉などどれに重きを置くかで一人一人かなり意見が異なっており、その点が興味深かった。

日東電工の社風。特に風通しのよさやキャリアの自律性が他社の素材メーカーとは一線を画す感がある。非常にイノベーション精神を大事にしてらっしゃるため、逆に同質化均質的な環境でまったり働きたい人にとってはあまり向いていないということがよく分かった。

特に事前に知識を入れないとインターンシップが成り立たない・活躍できないというものはないと思う。ただ、自分の中での価値観の差異やその重さは認識しておくとスムーズ。

所詮はオンラインのワンデーインターンシップなので、自分がどのように会社で働くことで社会に価値を貢献できるか、必ずしも明確にできた人は少なかったのではないだろうか。その後にオンライン座談会等が開催されたので、自分はそこで社員の雰囲気をつかむことができた。

キャリアを自分自身で切り開いていくんだという意思重視のため、ジェネラリストよりもスペシャリストを求めているように感じた。裏を返せば、好きなことは有るものの平均にやや近く、何事も卒なくこなしてきた自分にとっては社風が合わない面が否めなかった。

風通しのよさがよくないことで志望度が上がることはあまりないだろう。風通しのよさをアピールされており、そこは評価に繋がった。社員一人一人が挑戦する風土や、個とチームを重視する土台はグローバル企業に共通しており、その点を重視している、換言すれば、人的投資に理解がある会社は好感があった。

早期選考であっても、提出すべき資料（ESや自己紹介書）は提出しなければならなかったため。また、早期選考と言ってもある程度の枠はそれ以前のインターン参加者によって占められている。

1day workshopに参加した人には、本選考の案内が2月中に来る。締め切りが大体2月末ごろだったため、いわゆる「早期選考」と考えて差支えないと思う。

国際競争力のある素材・化学を中心としたBtoBメーカーを志望していた。安定感があるほか、グローバルに裁量を持って働けるという想いがあったため。旭化成やクラレなど日経225のメーカーを中心に電機や機器メーカーについてもエントリーしていた。社風については、トップダウンとボトムアップがちょうどよい比率を志望していた。

なぜその企業が存在しているのかは重要だが、何を売っているのかは前提としてよく知る必要があると感じた。また日東電工は風通しの良い外資系の社風を積極的にアピールしていて、それに合う人には素晴らしい会社だと感じた。また就活論として、企業に対する事前知識と、実際に会って話して変わったことをメモしておくことで、抽象的な軸を少しでも具体化できることを知れた点に、参加した意義があった。