【就活ガイド】株式会社NTTデータ・アイの企業研究〜企業分析で選考突破〜
株式会社NTTデータ・アイは、NTTグループに属するシステムインテグレーター(SIer)です。NTTグループには他にも複数のSIerがありますが、NTTデータアイは公共分野のシステムを専門に扱っていることが特徴です。 この記事ではNTTデータアイの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。NTTデータアイの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
NTTデータアイの会社概要
まずはNTTデータアイについて理解しましょう。 ここではNTTデータアイの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
NTTデータアイの基本情報
会社名 | 株式会社NTTデータ・アイ |
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業界 | IT |
本店所在地 | 東京都新宿区揚場町1番18号 飯田橋ビル |
事業所 | 豊洲センタービルアネックス、飯田橋ビル、クリスタルパークビル |
設立 | 2008年10月1日 |
売上高 | 604億円(2021年度実績) |
従業員数 | 2,027名(2022年4月1日現在) |
資本金 | 1億円 |
平均年齢 | 39.1歳 (2022年4月1日時点) |
初任給 | 修士了 月給225,820円 学士卒 月給214,760円 *高専専攻科を含む (2022年4月実績) |
福利厚生・社内制度 | 【健康管理】定期健康診断など 【住宅】家賃補助(利子補給)、持家取得支援(一時金)、銀行提携住宅ローンなど 【その他】NTT企業年金、退職金制度、財形貯蓄、NTTデータ社員持株会、育児・介護支援、リゾート施設・スポーツ施設利用割引、社内サークルなど |
過去の採用人数 | 20卒88名、21卒96名、22卒121名 |
経営理念 | NTTデータアイは、「人と社会と未来のために」という経営理念を掲げ、社会と共生し、モノづくりを通じて「新たなステージに入る電子社会」を共に創造していきます。 |
代表者 | 青木 弘之 |
事業内容 | 1.情報処理システムの企画、設計、開発および販売 2.情報処理システムに係るソフトウェアおよびハードウェアの開発、販売、賃貸 3.情報処理システムの運用および保守の受託 4.情報処理システムに係る建設工事ならびにその他の建築工事および設備工事の請負 5.電気通信事業 6.前各号に関する企画、調査、研究、研修およびコンサルティングの受託 7.労働者派遣事業 8.その他前各号に関連する一切の事業 |
事業内容
NTTデータアイは、NTTデータが親会社のシステムインテグレーターです。
- システムインテグレーターとは
顧客となる企業等の業務内容を分析し、問題を発見。その問題を解決するためのシステムを開発・提案し、構築から運用までをおこないます。
中央省庁における大規模システムや地方自治体の各種システム、医療・福祉分野のシステムといった、社会情報システムを中心に事業を展開しています。社会情報システムは、社会のインフラを支える重要なシステムで、NTTデータアイがもっとも得意としています。NTTデータアイは、公共専門のシステムインテグレーターと言えます。
公共専門といっても、航空や自動車、司法といった幅広い分野のシステムを扱っています。 NTTデータアイの選考では、「携わりたいシステム」や「キャリアプラン」といった、入社後やりたいことを聞かれるケースが多いです。各分野で扱うシステムや役割などを正しく理解し、自分はどの領域でどう活躍したいのかを明確にしておきましょう。
事業領域 | 業務内容 |
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航空 | 日本の空を絶えず飛び交う航空機の安全を守るため、 航空管制関連システムが活躍しています。各国の航空 管制機関から送られてくる各飛行機の高炉や高度等の 監視情報と飛行計画や気象情報等のデータをリアルタ イムに統合・処理。24時間、365日、大量のデータを 高速かつ安定的・効率的に処理します。この航空管制 関連システムに参画し、航空機の安全と運航の円滑化 に努める管制官を支援する役割を担っています。 | 自動車 | 自動車を保有するうえで欠かすことのできない自動車 登録や車検。これら自動車行政において活躍している のが自動車登録関連システムです。このシステムはモ ータリゼーションの発展にシンクロしながら、時代の 流れに即したより良いシステムへと進化を続けていま す。ここに参画し、積極的な提案を実施し数多く採用 されています。 | 司法 | 誰もが安心して生活できる社会環境を構築するために は、法律に基づいて情報・取引を安全に管理するシス テムが重要になってきます。これら社会の基盤となる 司法系システムの利便性を更に向上させるため、NTT データグループの一員として、提案、開発および運用 と幅広く参画しています。 | 知的財産 | 企業の経済活動を支える知的財産分野は、近年、企業 のグローバル化や中国をはじめとするアジア諸国の経 済成長により劇的な変化の時を迎えています。 このような変貌著しい知的財産分野において、NTT データグループの一員として特許行政のIT化立ち上げ 時よりシステム構築に携わり、特許、実用提案、意匠 および商標における出願や審査業務を安定的かつ迅速 に行うための一翼を担うとともに、経済動向や知的財 産分野の変化に対応したシステム開発および運用に貢 献しています。 | 基盤・ネットワーク | 社会の情報基盤を支える通信ネットワークの係る各種 のシステムを国、自治体、民間企業等、多岐にわたる お客様に向けて情報インフラとして確実かつセキュア に提供します。 | 危機管理・防災 | 災害発生時の住民とのコミュニケーションをより効率 的に行える、減災コミュニケーションシステムを提供 しています。 IPネットワーク網による双方向通信を活用し、災害発 生時における様々な情報を屋外スピーカーでの音声送 信だけではなく、タブレット端末等多様な手段による 情報の配信を行い、自治体の情報伝達および情報把握 の効率化を支援することで被害や復旧状況の迅速な把 握が可能となる等、危機管理・防災分野に貢献してい ます。 | 貿易物流 | 国際間の物流は昼夜の区別なく地球規模で行われてい ます。日本も例外ではなく関係省庁や民間業界が関わ りながら迅速な国際物流を実現しており、その一翼を 担うのがNTTデータアイが参画している貿易・物流事 務に関するシステムです。このシステムは税関、行政 機関および民間企業をオンラインで結び、輸出入等に 関する業務を迅速に処理することで関係者の業務を支 援する役割を担っています。 | 公会計財務 | 国の会計システムは、国の歳入、歳出から決算までを 統一的に管理する基盤システムとして、日本全国の国 の機関で利用され、会計事務の標準化、効率化を実現 しています。 NTTデータグループの一員として、さらなる利便性の 向上を目指し、システムの構築と運用に携わっていま す。 また、地方公共団体や、公営企業、独立行政法人に財 務会計システムや働き方改革を支える庶務事務システ ムを多数提供し、効率的な運営に寄与しています。 | 住民サービス | より安全・便利で豊かな地域社会の実現のために、地 方公共団体の業務を効率的に処理し、多様な行政サー ビスの提供を実現するさまざまなシステムの構築と運 用に携わっています。また、NTTデータアイは住民の 生活に直接関係するソリューションとして利便性や公 正性を追求したシステムを提供し、行政サービスの向 上を実現しています。 | 税務 | 生活に欠かすことのできない公共サービスを維持し発 展させるために必要な費用は、私たちの収めている 「税金」により賄われています。NTTデータグループ の一員として、この税に関する国や地方公共団体の電 子申請に関するソリューションを提供し、様々なお客 様の業務やニーズを併せた最適なサービスの構築・運 用を行い、より良い暮らしの実現に貢献しています。 | 社会保険 | 私たちの暮らしに大きく影響のある社会保険制度を維 持し、円滑に運営するためには加入者全員の情報を正 確に記録し、安全に管理することが不可欠です。当 然、そのデータベースは一億人以上に及ぶ膨大かつ複 雑なもので、まさに国内有数の大規模公共システムと いえます。 NTTデータグループの一員として、システム開発およ び運用と幅広い分野に参画しています。 | 労働保険 | 誰もが安心して働ける社会環境づくりをめざす中で、 労働者災害補償保険・雇用保険等の労働保険や労働条 件の確保・改善に資する各種助成金の支援に係る業 務、労働環境の維持・向上を目的として全国の事業場 に対する監督・安全衛生管理業務などの労働行政が重 要視されています。 これら労働行政サービスの利便をさらに向上させるた め、NTTデータグループの一員として、労働保険関連 システムの構築・運用・環境管理において大きな役割 を果たしています。 | 医療・介護 | 超高齢社会を迎え、誰もが安心して受けられる医療・ 介護サービスの重要性がますます高まっています。医 療機関のレセプト点検の効率化を実現する「レセプト 博士」、介護事業者向けの介護保険請求サービス「か がやきぷらんⅡ」および介護記録サービス「びびっと ケア」などの様々なシステムが、医療・介護に従事す る皆様の業務をきめ細かく支援します。さらに、NTT データグループの一員として国が主導する医療IT化に 向けた各種システムに対して参画しており、今後も積 極的に取り組んでいきます。 | 健保・共済・協会けんぽ | 健康は幸せの第一歩です。万が一病気やけがをした時 には病院へ行きます。その時、使用する健康保険証 は、NTTデータアイが開発・保守しているシステムが 作成したものかもしれません。 企業や省庁に勤めている方々が加入する健康保険組 合、共済組合の基幹システムや協会けんぽのレセプト 業務システムをNTTデータグループの一員として開発 し提供しています。また、AIやRPAを活用した開発や サービス提供にも積極的に参画しています。 | 審査・支払(医療分野) | 私たちにとって大切な医療保険制度、その制度を支え る専門機関として審査支払機関があります。この専門 機関は、診療報酬(病院等が患者に治療を行った際の 費用)の「適切な審査」と「迅速な支払」という重要 な任務を担っています。 NTTデータグループの一員として、中心的な役割でこ れら医療保険制度を支える重要なシステムの開発、維 持・運用に参画しています・ |
IR読み解き!NTTデータアイの売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
2021年度のNTTデータアイの売上高は、604億円でした。
売上高 | 604億円(2021年度) |
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NTTデータアイの過去の業績が公表されていないため、親会社であるNTTデータの連結業績をみてみましょう。
NTTデータ売上高※連結
NTTデータ営業利益※連結
直近5年間の売上高は、右肩上がりです。営業利益は2019年度で若干落ち込んだものの、2020年度以降は増益となりました。グループの業績は安定しているといえるでしょう。
セグメント別の売上
競合他社
システムインテグレーターには、ユーザー系SIer・メーカー系SIer・独立系SIerの3つの分類があります。
- ユーザー系SIer
親会社のシステムを運用しているシステムインテグレーター。親会社が顧客となるため、安定した経営をおこなえる。 - メーカー系SIer
パソコン・ハードウェアメーカーを親会社に持つシステムインテグレーター。親会社の案件が下りてくるため、経営が安定している。 - 独立系SIer
親会社をもたないシステムインテグレーター。親会社に縛られることなく経営ができる。
NTTグループ内には、NTTデータアイ以外にもシステムインテグレーターがあります。NTTグループのシステム部門であるため、ユーザー系SIerに分類されますね。
NTTデータアイの内定者の先輩たちからは、「NTTグループ内の他の企業との差別化を理解しておくことが重要」とのアドバイスが多数寄せられました。そこで、ここではNTTグループのシステムインテグレーターである、NTTデータ、NTTコムウェアとの業績を比較してみましょう。
【NTTグループ】2021年度売上高比較
業績で見ると、親会社であるNTTデータが圧倒的に高い業績を上げていますね。NTTデータアイは、NTTコムウェアより低い業績となっています。
ユーザー系SIerには、主に親会社やグループ会社の案件(内販)をおこなう企業と、積極的に外部の案件(外販)もおこなう企業があります。 NTTコムウェアはNTTグループ外の顧客へもICTソリューションを提供していますが、売上のうち7~8割はグループ内となっています。
一方でNTTデータは、公共分野(官公庁、自治体、学校など)や金融分野(銀行、決済インフラなど)といった分野のシステム構築も手掛けています。2022年3月期の決算短信によると、外部顧客への売上高が84%以上を占めており、非常に高いことがわかります。
NTTデータは、公共分野や金融分野などの外部の顧客へ、積極的に外販を行っているため、NTTコムウェアより売上高が高いと考えられますね。
業界の動向
矢野経済研究所が、国内のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場に関する調査を実施しています。2019、2020年度の推移と2021年度以降の予測を見てみると、BPOの市場規模は年々拡大していくことが予想されています。
国内BPO市場規模推移・予測
BPO市場が成長を続ける背景には、働き方改革やDX(※)推進といった、時代による働き方の変化が挙げられます。業務の効率化を図るために、業務の一部を外部委託する企業が増えています。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)…IT技術の浸透により、生活やビジネスによりよい影響を与えること。
また、日本国内が人材不足に陥っている点も、BPO市場が拡大している要因のひとつです。人材不足による業務停滞を防ぐため、業務を委託する動きも見られています。
BPOサービス市場が着実に成長している要因のひとつに、日本国内の深刻な人材不足の問題があります。企業は足りない人材を補うために、自社の間接業務や委託が可能な業務を外部企業にアウトソースすることで対応しているという背景があるのです。
引用元:https://www.noc-net.co.jp/blog/2020/08/column_371/
コロナ禍でこれまでの業務を見直さざるを得ない状況になり、ますますBPO業界への注目度は高まっています。今後も、業界全体でさらなる成長が見込まれています。
NTTデータアイの強み
ここからは、NTTデータアイの強みを見ていきましょう。
強み・特徴「大規模な公共システムに携わってきた実績」
NTTデータアイは、公共専門のシステムインテグレーターという特徴があります。そのため、扱っているシステムは社会基盤を支える大規模システムです。 業績ではNTTグループの他のSIerに劣るものの、専門性の高い高品質なサービスを提供していることや、その実績があることが強みといえます。
NTTデータ アイは、社会基盤を支える大規模システムの開発、運用に長年携わり、多くの経験を積んできました。私たちには、この経験を通じて得た多くのノウハウがあり、これをベースとして現場では日々プロセスの改善に取り組んでいます。また、得られた開発ノウハウについては、社内で共有し、プロジェクトマネジメント力、開発技術力、運用保守力に磨きをかけています。この現場力こそ、私たちが提供する高い品質とお客様からいただく信頼の源泉となっています。一方、お客様を取り巻く環境は多様かつ複雑なものとなってきており、お客様自身の競争力を高めるためにもITシステムは欠かせないものとなってきています。
引用元:https://www.nttd-i.co.jp/about/strength.html
また、NTTデータアイは技術革新にも積極的です。大規模なシステム開発で培ってきた高い技術力を発揮しています。
私たちはシステム開発のプロフェッショナル集団として、地道な現場力向上に取り組むだけでなく、開発の自動化に代表される技術革新にも取り組んでいます。開発自動化は、ソフトウェアの生産性、品質を向上させるだけでなく、本来SEが注力すべきお客様との課題共有、システム構想立案といった業務に専念できる環境を作り、お客様の競争力を高めるITシステムを実現できると考えています。
引用元:https://www.nttd-i.co.jp/about/strength.html
NTTデータアイの社風
ここからは、NTTデータアイの社風を見ていきましょう。
社風「自分が望むキャリア形成を実現しやすい」
NTTデータアイは、自らのキャリアステップを考え、選択しやすい企業です。採用サイトには、下記のような情報が記載されていました。
高度ICT人材に成長し、プロフェッショナルとして活躍して頂くために、入社から3年で70単位を履修する「必修研修 CDPベーシック」をはじめとして、それぞれのキャリアに応じた幅広い研修が用意されています。 また、NTTデータアイ独自の「マイロードマップ」は、将来像を見据えた成長プロセスの計画、実績の管理、そして上司とのコミュニケーションを体系化したキャリア形成を支援するプログラムです。 その他にも、資格取得の支援や年次に応じた各種プログラム、職種別の社内認定等を通じて、社員それぞれの「成長に向けた取り組み」を強力にサポートする環境が整っています。
引用元:https://www.nttd-i-saiyo.jp/
自身のキャリアプランについて考える機会が積極的に設けられていることが分かりますね。また、社員ひとりひとりが自分が望むキャリアステップを歩めるように、研修や資格支援などの制度も整えられています。
NTTデータアイの新卒採用
ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2023年卒募集要項は下記の通りです。NTTデータアイではシステムエンジニアを募集しています。事業領域は多数あるため、どの領域でどういったシステムに携わりたいのかを考えたうえで応募できるといいですね。
募集職種 | 公共・社会基盤・医療分野のシステムエンジニア ■プロジェクトマネージャ ■アプリケーション・業務スペシャリスト ■ITアーキテクト・技術スペシャリスト ■ITサービスマネージャ |
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業務内容 | 央府省・自治体・独立行政法人・医療関連機関を中心とする公共分野のシステムインテグレーション事業に携わっていただきます。 特に以下のようなキーワードにご興味のある方を求めています。 ■システム企画・提案(要件定義) ■システム開発・構築(設計/製造/テスト) ■システム運用・保守 ■プロジェクトマネジメント ■事業企画・戦略立案 |
応募資格 | 2023年9月~2024年3月に大学院・大学・高等専門学校(専攻科)を修了・卒業(見込)の方 (2024卒採用) ■公共・社会基盤・医療分野のシステム開発、ICTサービス提供プロジェクトに携わりたい方 ■社会情報システムを通じて、社会の豊かさ・便利さ・安心に貢献したい方 ■ICTの立場から、官公庁・自治体・医療を中心とする各種業務の進展に取り組みたい方 |
給与 | ■初任給: 修士了 月給225,820円 学士卒 月給214,760円 *高専専攻科を含む (2022年4月実績) ■昇給:年1回(2月) ■賞与:年2回(6月・12月) *6.92ヶ月(2022年度) |
諸手当 | テレワーク手当、通勤費(実費)、時間外手当、休日手当、深夜手当、扶養手当、住宅補助費 など |
勤務地 | 東京都近郊 (豊洲 三鷹 新宿 日比谷 大手町 品川 築地 飯田橋 九段下 横浜 船橋 朝霞 ほか) *テレワーク制度あり(全社平均利用率:約65~70%) *サテライトオフィスあり(飯田橋 立川 大宮 船橋 横浜) |
勤務時間 | 標準労働時間7.5時間(9:00-17:30, 10:00-18:30 等) *フレックスタイム制度あり(コアタイムなし) |
保険 | 厚生年金保険、健康保険(NTT健康保険組合)、雇用保険、労災保険 |
求める人物像は明記されていませんが、NTTデータアイの採用サイトには下記のような記載がありました。
NTTデータアイでは、現在 2,027名の社員が多様なフィールドで活躍しています。
2024年の新卒採用では、約110名を採用予定。時代に沿ったフレッシュな感性をお持ちのあなたと一緒になって、工夫を重ねながら「新しいNTTデータアイらしさ」を創っていきたいと考えています。
NTTデータアイというフィールドで想いを共有できる仲間と出会い、切磋琢磨しながら「システムエンジニア」「プロジェクトマネージャ」に成長していく。そして、公共分野で活躍するシステムをチームの力で生み出していく。
暮らしの舞台裏を支える「ICTプロフェッショナル」を目指すあなたに、お会いできることを楽しみにしています。
引用元:https://www.nttd-i-saiyo.jp/
上記の内容から、NTTデータアイでは「公共分野の価値に共感し、チームで仕事に取り組める人」を求めていると考えられます。 選考では、志望動機を通じて「なぜ公共分野のシステムに携わりたいのか」を明確に伝えることが重要です。また、チームで成果をあげた経験などがあれば、積極的にアピールすると評価されやすいでしょう。
福利厚生
基本的な福利厚生は整っています。住宅補助や育児・介護支援といった、従業員の生活を守る制度も見られますね。
- 保険
厚生年金保険、健康保険(NTT健康保険組合)、雇用保険、労災保険 - 福利厚生
【健康管理】定期健康診断など
【住宅】家賃補助(利子補給)、持家取得支援(一時金)、銀行提携住宅ローンなど
【その他】NTT企業年金、退職金制度、財形貯蓄、NTTデータ社員持株会、育児・介護支援、リゾート施設・スポーツ施設利用割引、社内サークルなど
企業研究のポイント
NTTデータアイの企業研究のポイントは、NTTデータや他のシステムインテグレーターとの違いを明確にすることだと先輩たちは言っています。NTTデータアイは公共専門のシステムインテグレーターであるため、その部分を深堀する形で事業内容を理解していくとよいでしょう。
また、下記の先輩からは「他社との差別化は簡単だが具体的な内容を知ることは難しい」との口コミが寄せられています。ホームページ上で得られる情報には限りがあるため、説明会に参加したりOB訪問を実施したりするなど、積極的にアクションを起こしていくことをおすすめします。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
NTTデータの子会社はたくさんありますが、データアイは唯一の公共を専門としたSIerなので差別化は簡単にできると思います。ですがどこの子会社も具体的にどんなソリューションを提供しているのか、名前や仕組みなどは書いていないことがほとんどなので、説明会で質問するしかないかなともいます。親会社と一緒に仕事をしていることが多いと思うので、NTTデータのホームページでソリューションを調べ、どんなものを作っているのかイメージを膨らませたりしていました。あとは、公共の中でも自分がどの分野に関わりたいかを明確にし、その事業が抱えている社会課題を解決するためにはどうすればよいかを考えてみるのもいいかもしれません。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
HPに株式会社NTTデータ・アイの強みが細かく書かれているのでそれをよく読みこんでNTTグループの中でなぜNTTデータ・アイなのかを作り込みました。SIerとなると競合他社と差別化が難しくなりますがデータアイは公共事業に非常に力を入れているので、「データアイの公共事業に関する強み」や「なぜ公共事業をやりたいのか」をしっかり考えまとめました。 インターネットを使って調べる以外には、マッチャ―やビズリーチキャンパスを用いてOBOG訪問をしました。さらに、座談会を多く開催してくれたので、三回ほど参加しました。公式YouTubeで企業説明をしていたので、そちらも何度もチェックしました。 過去の先輩のESからも十分企業研究ができるので、就活会議やワンキャリを使って過去の選考を通過したESを読み込みました。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
親会社やグループ会社の業務内容との違いを明確にしておくことです。なぜこの分野であるのか、またこの分野である理由や、自分が分野に適している理由をしっかり整理しておくと面接の準備をしやすかったです。会社説明会を実施してくれているほか、YouTubeでセミナーを配信してくれているため、企業研究はかなりしやすかったです。私はNTTデータ・アイの業務分野の中で医療分野に興味があったため、なぜ医療分野に興味を持ったのか、システムエンジニアとして医療分野に取り組みたいと考えた理由をまとめておきました。キャリアプランについてもクチコミサイトや会社説明会でのお話をもとに実現可能である範囲のプランを用意しました。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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