【電力業界の未来を創る】【22卒】関西電力の夏インターン体験記（理系/技術系総合職）No.18957（非公開/非公開）（2021/12/10公開）

就活をはじめて間もない時期であったので、とりあえず研究室の先輩や同期が応募しているインフラ企業の一つとして応募したのが動機。また、ホワイト企業であると周りの人が言っていたのも興味を持ったきっかけの一つだった。

関西電力ではコミュニケーション能力が重視されると聞いていたので、グループ面接の場において自分が話しているときはもちろん、他人が話しているときの態度について好印象を得られるように相槌を打つ等の工夫をした。

グループ面接であり面接官はいいところを何とか引き出そうとしてくれていたので、自分の経験を堂々と話すことができれば通過できると思う。逆に緊張してあまり喋れなかった人はインター―ン当日にはいなかった。

応募 → WEBテスト → 説明会・セミナー → 最終面接

SPIの本を解いた程度。また、どのような形式化かネットで調べた。

企業オリジナル

言語と非言語併せて３０分程度

就活会議

接続後すぐ面接

非常に和やかな雰囲気であった。堅苦しい雰囲気ではなく、世間話を織り交ぜながらしてくださったので普段の人柄を見ようとしていた。

周りの人間と良好な関係を築くことができるかが重視されていたと思う。体育会の人は、非常に気に入られていたので、体育界ではない自分ははっきりと笑顔で話して明るい印象を与えるように努めた。

学生時代に頑張ったことを教えてください。

私は研究室の室長として研究室の運営に力を入れました。コロナ禍で研究室に来られなくても、後輩が研究に取り組むことができるようにリモートで研究について質問出来る環境を作りました。また情勢を鑑みて、研究室で研究に取り組むことができるように分散して登校できるようにスケジュールを組み、なんとか学校へくることができないかと教授に打診しました。

休日の過ごし方について教えてください。

私は、トレーニングジムで汗を流して休日を過ごしています。研究ばかりの日々で運動不足になりがちなので、大学の友人とともに積極的にジムに通うことにしています。
（社会人になってもジムに行きたいと思いますか？）
はい。仕事で疲れている中で行くのは難しいかも知れませんが、適度な運動はストレス解消や疲労回復にも繋がると考えているため続けて行きたいです。

なし。

なし。

電力に関する新規事業立案型グループワーク

前半は電力についの現状を把握するための講義、その後グループワーク

電力業界を取り巻く環境の変化

電力に関する新たなビジネスを立案せよ。

前半にやったこと

前半は講義があった。土木建築系、電気・化学系、機械系に分けられそれぞれが配属され得る分野の講義を受けた。自分は機械系であり、火力発電や原子力発電などの分野の講義を受けた。

後半にやったこと

後半は、様々な分野の人が混ざった６人一組でグループワークを行った。グループワークでは、環境問題や電力自由化の状況等を踏まえた上で、新規事業立案型グループワークを行い、発表して優秀賞を決めた。

人事部長、人事の社員

なし

各事業部の講義の後にその事業部の人との座談会が設けられ、直接質問出来る機会が与えられた。社員からのフィードバックは特に無かったが、インターンで優秀な発表をしたグループに選ばれるとフィードバックをもらえる。

電力業界についてある程度勉強している人が多く、あまり詳しく無かった自分は序盤は新しいことを覚えるので精一杯でなかなか建設的な議論ができていなかった。また、新規事業立案を自由に考えて良いとのことであり、選択肢が多すぎて一つのことに絞ったりまとめ上げることが難しかった。

体育会の人がグループを引っ張っていた。そうでない人はアイデアを出すことで貢献できる。ただし、グループを引っ張る人のほうが圧倒的に人事にアピールできるということを学んだ。

電力は商材自体に特徴がなく、だからこそ会社の個性を出しやすいと学ぶことができた。また、今までは関西では関西電力一強であったが、電力自由化によってサービスの質で競う必要があり、今まで以上に工夫が求められるということが分かった。社員の話からも変わらなければならないという姿勢が見られた。

電力自由化や電力不足、原子力発電の規制について簡単にまとめておくと良かった。また、EV需要も高まっていることを学んでおくと、新規事業立案がやりやすかった。

最初の数年は、総合職で入社しても発電所での交代制勤務となり不規則な勤務形態になるとどの部門の社員の方も仰っており、大変そうな印象を受けた。また、電力という社会になくてはならないものを扱うが故に災害時は、仕事を優先しなければならない点も自分には合わないと感じた。

インターンシップの参加者の大部分は、技術系なので理系大学院生であったが、研究一筋というよりは体育会に所属しており、論理的思考力とコミュニケーション能力や人間力をバランスよく兼ね備えている人が多い印象であった。会社自体が旧帝大レベルかつ体育会系の学生を求めているのだろうとインターンの中でも感じる場面があり、体育会系でない自分は不利になると考えたから。

志望度が下がった理由として、そもそも電力業界に興味がなく業界を幅広くみている中でホワイト企業であるという口コミをみて受けてみたが、実際には災害時には仕事を優先しなければならなかったり、最初の発電所での交代制勤務など、時には私用を優先できない事情が自分には合っていないと感じたことがあげられる。

インターンシップに参加すれば、選考時にそこで感じたことを語れるため有利になると考えられる。技術系は学校推薦で各校の人数が決まっているらしいので、インターンに参加したかどうかで有利不利の差があると思う。

インターンシップ参加後には、おそらく参加者全員に半日のイベントの連絡が来る。それは、ほとんど説明会に近い内容であった。

インターンシップに参加する前は、JRやガス、電力といったインフラ業界を中心に幅広く見ようと考えていた。その理由は、インフラでは人物重視の面接が多く、人事に顔を覚えてもらえれば選考時に有利に働くことが多いと考えたからである。メーカーは学校推薦で比較的少ない選考回数で決まることが多いので、M1の夏の時期は、インフラを仮の志望業界としていた。

社員の方々は、コミュニケーション能力が高く、時には仕事を最優先にしなければならないことを理解して誇りをもって業務に取り組んでいると感じた。それでもホワイト企業で安定していることは間違いないが、年功序列制であったり日々の業務が短調になる場合もありそうで、終身雇用を前提とするのなら良いと思うが、そうでない場合は合わないのではと感じた。