【例文15選】「周りからどんな人と言われるか」大手内定者の回答集
こんにちは。就活会議編集部の佐藤です。 選考で「周りからどんな人と言われますか」と聞かれ、回答に困った経験はありませんか。この質問はエピソードをもとに話す必要があるため、過去の出来事を振り返り、自分がどのような印象を持たれてきたのか整理する必要があります。 そこで本記事では、大手内定者の回答例文を一挙紹介。NG例文や実際の選考での答え方も詳しく解説します。例文を参考に、企業に好印象を持ってもらえる回答を準備していきましょう。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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・「周りからどんな人と言われるか」の内定者回答を見たい
・「周りからどんな人と言われるか」のNG例文を見たい
・「周りからどんな人と言われるか」の答え方を知りたい
・「周りからどんな人と言われるか」で内定者が語る傾向を業界別に知りたい
企業が「周りからどんな人と言われるか」と聞く意図
回答を準備する前に、まず企業がこの質問をする理由を押さえておきましょう。そうすることで、採用担当者の意図に沿った的確な回答を作ることができます。
企業の質問の意図は大きく分けて以下の3つです。
- 「周囲とどうかかわっているのか」を知るため
- 「自身を客観視できているか」を確認するため
- 「自社の社風にマッチするか」を判断するため
周りからの印象は、集団行動におけるあなたの「立ち回り」を顕著に表します。企業は他者との接し方を確認し、入社後にチームで働く姿をイメージしているのです。
また、周囲の意見を通じて、自分の特徴を客観的に分析できているかや、自社で活躍できる資質、社風に合うかどうかも見極めています。これら3つの意図を踏まえたうえで、説得力のある回答を考えていきましょう。
「周りからどんな人と言われるか」内定者の回答例文15選
②優しい
③明るい
④素直
⑤気配りができる
⑥親しみやすい
⑦聞き上手
⑧協調性がある
⑨面倒見が良い
⑩努力家
⑪責任感がある
⑫リーダーシップがある
⑬話しやすい
⑭ストイック
⑮頼りがいがある
ここからは、内定者が実際に伝えた「周りからどんな人と言われるか」の回答例文を紹介します。
自身に近い特徴のものを中心に、「周囲の印象を裏付けるエピソードをどのように伝えているか」や「入社後の展望へどうつなげているか」に注目してチェックしてみてください。
①真面目
真面目だと言われる。
リーダーとして組織としてやるべきことをどんどん見つけていくタイプであり、日頃から自分の仕事に主体的に取り組んで120%の達成率で結果を積み重ねるということを徹底してきた。
任されたことをきっちりやることは当たり前として、追加で価値を生んだ分が自分の出せる価値や信頼になると考えている。そのためマニュアル的に決まってる仕事以上にやるべきことをどんどんみつけるようにしており、周囲からは真面目だと言われる。 (2025年卒 丸紅 【総合職(グローバルコース)】Career Vision採用 内定)
周囲からの「真面目」という評価を、自ら仕事を見つけて120%の成果を出す「主体性」として自分なりに定義し直している点が優れています。
「付加価値を生み出すことが信頼になる」というこの学生ならではの価値観からは、仕事に対する高いプロ意識が感じられます。
以下の記事では、真面目さを長所に伝える内定者の回答例や、差がつくコツ、言い換え例を紹介しています。真面目さをアピールしたい人はぜひチェックしてみてください。
長所「真面目」をアピールする例文15選|内定者の実例・言い換え例付き②優しい
私は周りから「優しくて思いやりのある人」であると言われます。
これは「情けは人の為ならず」という言葉を軸として常に行動してきたからであると考えています。
この言葉は「人に親切にしたことは巡り巡って自分に返ってくる」という意味だが、私はこれが単なる見返りではなく、周囲にとってプラスとなる行動を心がけることで結果的に自分自身の成長にも繋がるという考え方として捉えています。
例えば、とある友人から「いつも〇〇に優しくしてもらっているから、受け取った優しさの分、私も周りに優しくしなきゃいけないね」と言われたことがあり、私が人のために尽くした優しさが友人の周囲の人にまで繋がっていると実感しました。そして、自分の行動が周囲に与える影響力に感動し、大きな喜びとやりがいを感じた経験があります。
この経験から、相手に対して思いやりを持った行動をとることの大切さを再確認し、この軸は働く上でも常に意識していきたいと考えています。 (2026年卒 りそな銀行 ソリューションコース 内定)
周囲から「優しくて思いやりがある」と言われる背景を深く掘り下げ、自身の価値観をしっかりと言語化できています。
自分の親切が他者へとさらに広がったというエピソードからは、周囲に良い影響をもたらすことに喜びを感じる、高い貢献意欲や利他的な姿勢が伝わるでしょう。
③明るい
明るい性格だとよく言われます。
先ほどもお話ししたように、同窓会の企画・運営を行ったりと、楽しい場所を提供するために動くことが多いからだと思います。中学・高校時代からそのような役回りになることが多く、合唱コンクールや修学旅行などの実行委員をやってきました。
また、それらの話し合いの場での立ち位置も、ムードメーカー的な役割を担ってきました。このようなエピソードが理由で、明るい性格だと評されることが多いかと考えます。 (2025年卒 日本電気(NEC)SE職 内定)
「明るい」という抽象的な表現を、「周囲のために楽しい場を企画する行動力」や「ムードメーカー」という具体的な役割に落とし込んで伝えることで、人柄がイメージしやすいです。
昔から現在まで同じ役割を担い続けてきた経験は、「入社後も同じように活躍してくれそうだ」という強い説得力につながるでしょう。
④素直
人に左右されず、素直に好きなことを追いかけている人って言われます。
私自身も人に左右されてない部分、芯の強さが、学生生活における積極的な活動参加の原動力になっていると自負しています。実際、大学では入学前からの夢であったニューヨーク国連本部での研修に2度参加し、その経験から現場主義思考を持ちNPOでのインターンを獲得することができました。
大学がはじめての日本生活であったが、芯の強さを武器に友達の誘いを断り自分が本当に興味のある授業の履修を最優先させ、慣れない日本語にも屈せず学内選抜を勝ち抜くことができたからこそ、自らの探究心と積極性をアピールし、国連研修とNPOインターンの経験を得ることができたと考えられます。 (2023年卒 サントリーホールディングス 総合職 内定)
周囲からの「素直」という言葉を、周りに流されない「芯の強さ」や「探究心に従う姿勢」へととらえ直し、高い主体性へと結び付けています。
慣れない環境でも国連研修の学内選抜やNPOインターンシップを次々と獲得したエピソードから、圧倒的な行動力と実行力が感じられる回答です。
⑤気配りができる
友人からは「気配りができて計画的な人」と言われます。
遊びや食事の際には、皆が楽しめるように事前に場所や時間を調整し、空いている時間帯を選んで提案します。旅行ではスケジュールや移動手段、費用などを事前に調べ、全員が無理なく楽しめるように計画を立てます。
また、普段の何気ない場面でも困っている人に気づいて声をかけることが多く、そうした行動から自然と周囲に気配りができると言われているのだと自分自身考えています。 (2026年卒 東芝 事務系職種 営業 内定)
「気配りや計画性」を単なる思いやりで終わらせず、他者が楽しめるような徹底したリサーチや事前調整という「行動力」に落とし込んでいる点が秀逸です。
常に周囲を気遣いながら着実に物事を進める姿勢からは、実務においてもたしかな信頼を得られる高いサポート力が伝わるでしょう。
⑥親しみやすい
素直で笑顔が多い、親しみやすいと言われることが多いです。
私自身、元々素直な性格だと思っていますし、人と話すことは楽しいので自然と笑顔になっていることもあり親しみやすいと言われることが多いのではないかと考えています。
また、人と話す時には笑顔でいることに加えて、相手が話しやすい話題を提供したら相槌を打ったりして話しやすい雰囲気づくりを心がけています。
◯◯サークルで副会長を務めていますが、新入生が体験に来てくれた際などもこの姿勢を意識して接するよう心がけています。 (2025年卒 京都大学大学院 村田製作所 総合職 技術系 内定)
周囲からの「親しみやすい」という評価を、笑顔や相槌、丁寧な雰囲気づくりといった「具体的な行動」に言語化できている点が高く評価できます。
サークルの副会長として新入生を迎え入れたエピソードからは、組織の潤滑油となり周囲の緊張をほぐす高いコミュニケーション能力が感じられます。
⑦聞き上手
私は「聞き上手な人」だと言われることが多いです。
予備校のアルバイトでは、自分の担当の生徒はもちろん、授業を体験しに来る初対面の生徒からも、本音や悩みを聞き出すことができ、信頼関係を築くことによって、新規生徒を獲得してきたという経験があります。
また、当時の校舎長からお褒めの言葉をいただき、どんどん仕事を任せてもらえるようになりました。このようなシチュエーションが、わたしに聞き上手という特徴を作ってくれたのだと思います。 (2025年卒 ソニーグループ 技術系コース:半導体・デバイス・材料 内定)
周囲からの「聞き上手」という評価を、本音を引き出して「信頼構築や実績につなげた行動」として伝えることで、回答の説得力を高めています。
アルバイトで相手のニーズを的確に汲み取ってきた姿勢は、技術職においても周囲と協働して開発を進める資質として、高い評価につながるでしょう。
⑧協調性がある
私は、周りから「協調性がある」と言われます。
〇〇サークルにおいて、意見をまとめる役割を担ってきたからだと思います。競技に真剣に向き合って勝ちたい人と仲間で楽しく競技をやって勝ちたい人とで意見が対立したため、週に1回ミーティングを開くことを提案し、解決法を導き出しました。
何度も議論を重ねて明確な活動目標を定めた結果、練習にメリハリを付けられるようになり、大会での集団パフォーマンスを向上させることができました。 (2025年卒 ローム 技術 内定)
「協調性」を裏付けるエピソードの過程で「週1回のミーティングを設けた」と具体的な行動を示している点が優れています。
最終的に組織の成果向上に結び付けたエピソードを語ることで、高い当事者意識と周囲を巻き込む行動力をアピールできているでしょう。
こちらの記事では、自己PRで協調性を伝える際の例文を紹介しています。差がつくエピソードの選び方や伝え方も解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
協調性の自己PR例文25選|言い換え例や差別化のコツも解説⑨面倒見が良い
私は周囲から面倒見がいい人と評価を受けている。
この評価は特に大学のゼミナールで受ける機会が多い。私はゼミナールで〇〇〇〇というポジションを担い、後輩のゼミナール運営にもチューターとして参加している。
その中では研究内容や方針に対する助言を行っているのだが、特に「グループ間で偏りが生じないよう均等に助言すること」「ゼミナールの時間外でも最大限協力すること」を意識していた。
これら2つの取り組みによって、特にゼミナール内では面倒見がいい人だと評価をいただいている。 (2026年卒 みずほフィナンシャルグループ オープンコース 全国 グローバル型 内定)
周囲からの「面倒見が良い」という評価を、単なる性格ではなく「公平な支援」や「時間外のサポート」という行動や実績で証明している点が効果的です。
組織全体の底上げにコミットする誠実な姿勢は、チームで周囲と強い信頼を築いて活躍するイメージにつながるでしょう。
⑩努力家
努力家であると言われていました。
実際に、私が得意な〇〇では、毎授業が終わると、それぞれのトピックごとに要点をまとめており、友人に教えておりました。友人に教えられるようになるには、まずは自分が理解できていなければならないため、私は毎授業の予習復習を欠かしませんでした。
復習では、単に当日習った内容だけをまとめるのではなく、これまで習ってきた関連箇所とも紐付けて自分の意見なども盛り込んで考えておりました。これを放課後の時間などにノートにびっしりまとめをしていた為、友人から努力家と言われていたのだと思います。 (2026年卒 りそな銀行 総合職 内定)
周囲からの「努力家」という評価を、「ノートにまとめる」という具体的な行動で裏付けているため、非常に納得感があります。
また、「友人に教えられるようになるためには、まずは自分が理解しないといけない」という考えから、高い責任感や周囲への思いやりが感じられます。
⑪責任感がある
私は周りの人から責任感があるというように言われることが多いです。
部活動やアルバイト、サークルでなにか役職に就かせていただいた際は、その任務を遂行するために手間や時間を惜しまないところからこのような評価を頂いていると感じます。
集団や組織の中では一人一人が自分の役割を果たすことで、円滑に業務や目標が遂行されると考えているので、自身の役割や役職の責任感を大切にしていたため、このような評価を周囲からいただけることは嬉しく思います。 (2025年卒 りそな銀行 ソリューションコース 内定)
部活動やアルバイトなど、複数の環境で役割を全うしてきた実績を語ることで、責任感の強さに説得力を持たせています。
「個人の役割が組織の目標達成に不可欠である」という価値観からは、社会人に求められる視座の高さや当事者意識が感じられます。
⑫リーダーシップがある
私は周りからよくリーダーシップを発揮して的確な行動をとる人だと言われます。特にゼミやインターンシップなどでは率先して話を進めチームの輪を作り上げるからです。
また、その時と場に合った適切な判断をすることが得意であり、人数の大小、チームの能力を鑑みて指示を出すことができるためそういった能力が周りの人が認めてくれているのではないかと思います。
また、その中にも相手へのリスペクトは忘れず、しっかりとお互いが尊重し合える関係づくりを意識しています。 (2025年卒 味の素 新事業開発コース 内定)
周囲からの「リーダーシップ」という評価に対し、状況に応じた判断力や指示の出し方といった客観的なスキルを交えて語ることで、強みの根拠を明確にしています。
率先して場をまとめながらも相手への尊敬の気持ちを忘れない姿勢からは、チームの力を最大化させるマネジメント能力が読み取れるでしょう。
⑬話しやすい
よく周りからは「壁を作らないから話しやすい」と言われます。
というのも、私が初対面の人にも積極的に話しかけることからそのような印象を与えたのだと感じています。大学でのグループワークやアルバイトなど、初対面の人と関わる機会を多く体験してきました。
成果を上げるにはチームワークや信頼関係が大事だと感じたので、どの場面でも自分からコミュニケーションを図っていました。
お客様や職場など、良い関係を築くにはコミュニケーション能力が必須です。御社に入社した際には、この自分の社交性の高さを上手く活かしていきたいと思います。 (2026年卒 りそな銀行 ソリューションコース 内定)
周囲からの「話しやすい」という評価を、自ら進んで関係を築く「能動的な社交性」へと落とし込んで伝えることで、自身の人柄をより魅力的に伝えています。
多くの人と協力して仕事を進める現場において、誰とでも壁を作らずにかかわれる強みは、入社後に活躍できるイメージにつながるでしょう。
⑭ストイック
よくストイックだとか、行動力があるという風に言っていただきます。
ストイックという言葉は、私が理系の学部で学業が忙しい中、ほぼ毎日深夜まで活動がある部活動をつづけたことや、大学4回生の時には、研究活動、部活動、大学院入試という一つだけでも大変なことを3つとも手を抜かずに結果をだしていた姿を見てそう思うという風に聞いています。
また行動力に関しては、部活動でも新しい取り組みを主体的に始めたり、周りを巻き込んでいる姿からそう評価してもらっています。私は普段から課題を自ら発見し、解決に向けて行動することを大切にしています。
部活動では怪我の予防に対して取り組みが足りないと思い1から予防への取り組みをはじめた経験があります。 (2022年卒 神戸大学大学院 ニップン 総合職 内定)
周りからの「ストイック」という評価に対し、過密なスケジュールのなかで成果を出し続けた複数の実績を提示することで、回答の信頼性を高めています。
どのような困難な環境でも当事者意識を持ってやり遂げる粘り強さは、入社後のあらゆる業務において高いパフォーマンスを発揮する原動力になるでしょう。
⑮頼りがいがある
『頼りがいがある人』と言われます。
私が所属しているサークルの飲み会では、あまり目立ちたがり屋な人がいないため、乾杯の音頭をとる役目がなかなか決まりません。そんな場面で私は、誰かが動き出すのを待つのではなく、自ら率先して盛り上がり役に徹し、乾杯の音頭を引き受けています。
正直なところ、私自身もどちらかといえば控えめな性格で、人前に立って注目を集めることが得意というわけではありません。しかし、「こういうときこそ自分が動こう」という責任感が背中を押し、行動に移しています。
そんな私の姿を見て、メンバーの一人が「さすが〇〇」と声をかけてくれました。このとき、場の空気を読み、必要な役割を自ら担うことで、仲間に安心感を与えられるのだと実感しました。
それ以来、どんな場面でも周囲をよく観察し、今自分にできることを探して動くことを意識しています。 (2026年卒 りそな銀行 ソリューションコース 内定)
周囲からの「頼りがいがある」という評価を、空気を読んで「必要な役割を自ら担う行動」として具体的に伝えることで、回答の説得力をより高めています。
控えめな性格を認めつつも、組織のために率先して動く姿勢を伝えることで、実務でも重宝される高い当事者意識と強い責任感がアピールできているでしょう。
「周りからどんな人と言われるか」のNG例文
この質問では周囲からの印象を率直に伝えて問題ありませんが、選ぶ内容によっては採用担当者がマイナスな印象を抱くおそれがあります。
ここからは、避けるべき3つのNG例を紹介します。自分の用意した回答が当てはまっていないか事前にチェックし、思わぬところで低評価を招くリスクを回避しましょう。
①ネガティブな印象をそのまま伝えている
私は周囲から「頑固で、一度決めたら人の意見を全く聞かない人」だと言われます。
サークル活動でも自分のこだわりを突き通してしまい、メンバーと衝突してしまうことがよくあります。
周囲から厳しい意見を言われた経験があっても、そのまま面接で伝えるのは避けましょう。言葉どおりにマイナスに受け取られ、「組織のなかで衝突を起こしやすいのではないか」という懸念を与えかねません。
基本的には、自己PRの強みを補強できるようなポジティブな評価を選ぶのが鉄則です。もし他者からの指摘や課題を伝える場合は、それをどう受け止め、どう改善へ向けて行動しているかまでセットで語りましょう。マイナスで終わらせず、成長への姿勢を示すことが重要です。
②自己PRの強みと矛盾している
(※自己PRで「計画性があり、リスクを避けて慎重に行動できること」を伝えた後の回答)
私は周囲から「考えるよりも先にまず体が動く、圧倒的な行動力がある人」だと言われます。いつも直感で新しいことに飛び込んでいくため、周りからも驚かれます。
アピールした強みと周囲からの印象が大きくかけ離れていると、面接官は「どちらがこの学生の本当の姿なのだろう」と困惑し、回答全体の信憑性が薄れてしまいます。それだけでなく、「客観的な視点が足りない」として、自己分析が不十分だと判断されるリスクがあります。
面接官に納得感を持ってもらうためには、選考全体を通じて一貫した人物像を伝えることが重要です。自己PRで伝えた内容を別の角度から補強し、説得力をさらに高めるエピソードを選びましょう。
③仕事と関係のない内容を選んでいる
私は友人から「とにかく大食いで、どんなお店に行ってもたくさん食べる人」だと言われます。
いつもおいしそうにご飯を食べるので、一緒にいるとこっちまで幸せになるとよく褒められます。
「笑顔が素敵」「運動神経が良い」といった仕事との関連性を説明しにくい内容は、避けるのが無難です。プライベートでの微笑ましいエピソードは親しみやすさこそ伝わりますが、面接官が重視する「仕事でどう活きるか」という採用基準には結び付きにくいためです。
友人関係で見せる特徴であっても、協調性や傾聴力など、ビジネスシーンで武器になる部分を見つけて伝えるのがポイントです。「この印象が、志望企業のどの場面で活かせるか」という視点でエピソードを選びましょう。
選考での「周りからどんな人と言われるか」の答え方|テンプレート付き
テンプレート
①周りからどんな人と言われるか
私は周囲から、[周りからよく言われる言葉・印象]だと言われます。
②具体的なエピソード
[活動名]において、[直面した課題]という困難に直面しました。
これに対し、私は[周りから言われる印象が表れた具体的な行動]をおこないました。その際、[当時の動機や考え]と考え、主体的に取り組みました。
その結果、[具体的な成果や周囲の変化]という成果を上げることができ、当時のメンバーからも先ほど申し上げたような言葉で客観的に評価してもらうことができました。
③入社後の活かし方や今後の展望
入社後もこの[周りから認められている強み・資質]を活かし、御社の[志望職種や具体的な業務内容]において、[将来の具体的な展望や企業に貢献する方法]に貢献したいと考えています。
ここからは、面接やエントリーシート(ES)で聞かれた際の答え方を解説します。上記のテンプレートに沿って回答を組み立てることで、周りからの評価や自身の特徴を採用担当者に的確に伝えられます。
なお、選考での回答は一般的に「300~400文字程度」が良いと言われています。これは採用担当者が負担に感じることなく内容を適切に理解できるボリュームであるため、まずはこの文字数を目安に回答を作っていきましょう。
①周りからの印象を端的に伝える
まずは結論として、「周りからどんな人と言われるか」を簡潔に伝えましょう。冒頭に「私は周囲から〇〇な人だと言われます」と示すことで、面接官は話の着地点をイメージしたうえで詳細を聞くことができます。
なお、伝える特徴は一つに絞るのが好ましいです。あれもこれもと盛り込んでしまうと、最もアピールしたい強みがかえってぼやけてしまうおそれがあります。
「周りからどんな人と言われるか」内定者の回答例文15選」も参考にしながら、どんな人かがパッと伝わる一言を意識しましょう。
②根拠となる具体的なエピソードを伝える
次に、その印象を裏付ける客観的な事実やエピソードを語り、回答の説得力を高めます。「いつ、どのような状況で、誰から言われたのか」が伝わるように内容を整理しましょう。
ここでは、どのような行動がその評価につながったのかという「理由」を示すことが重要です。明確な理由を告げられていない場合でも、「〇〇の点がこの印象につながったと考えています」と自分なりの分析を添えることで、回答の納得感が一気に高まります。
以下の具体例を参考に、エピソードを組み立てていきましょう。
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アルバイト:
居酒屋のアルバイトで、混雑時でも一歩先を読んだ準備を徹底し、店長から「真面目で妥協がないね」と言われました。泥臭く工夫を継続した姿勢が、その印象につながったのだと考えています -
ゼミ:
グループワークで意見が対立した際、全員の本音を個別に聞き出し、妥協点を見つけたことで、メンバーから「話し合いがスムーズに進むのは君のおかげ」と言われました。相手を否定せず受け止める姿勢が理由だととらえています -
サークル活動:
トラブル時に冷静に代替案を提案し、後輩から「トラブルのときほど頼りがいがある」と言われました。状況を常に俯瞰して行動した点が理由だと考えています
③入社後の活かし方や今後の展望を伝える
最後は、周囲から言われる強みを志望企業でどのように活かせるのかを提示します。客観的な評価を入社後に活躍するイメージへと結び付けることで、仕事に対する高い意欲が伝わります。
このとき、「どんな業務で、どう活かせるのか」を言語化するためには、徹底した企業研究が欠かせません。企業のホームページや就活会議の企業検索を活用し、業務内容や事業への理解を深めたうえで、将来のビジョンを組み立ててみてください。
下記の具体例を参考に、自身の強みや特徴を仕事で発揮できることをアピールしましょう。
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営業職の場合:
周囲から「誠実で信頼できる」と言われる強みを活かし、顧客一人ひとりに深く寄り添う提案営業で貢献していきたいです -
企画・マーケティング職の場合:
周りから「冷静で客観的」と言われる特徴を活かし、市場のニーズやチームの意見を柔軟にまとめて最適な施策を立案していきたいです -
事務・サポート職の場合:
周囲から「細かいところによく気付く」と言われる気配りの力を活かし、先回りした正確な業務遂行でチームの基盤を支えていきたいです
「周りからどんな人と言われるか」内定者が語る傾向|業界別に分析
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【メーカー】親しみやすさや行動力がある
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【商社】タフさや最後までやり遂げる力がある
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【IT】論理的思考力や継続力がある
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【不動産】コミュニケーション能力や主体性がある
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【金融】信頼関係を築く力や誠実さがある
「どのような回答が高評価につながるのか」「周囲と差別化を図りたい」と悩む人もいるでしょう。内容を効果的にブラッシュアップするためには、内定者の実例から共通の傾向をつかむのが一番の近道です。
そこで今回は、就活会議に寄せられた主要業界の内定者データ約75件を独自に分析し、アピールされている特徴の傾向をまとめました。志望業界を中心にチェックし、選考でより評価される回答へと磨き上げていきましょう。
まだ志望業界が明確になっていない人は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。主要8業界の「業界研究」の進め方を詳しく解説しています。
業界研究のやり方|主要8業界の研究方法や注意点を徹底解説【メーカー】親しみやすさや行動力がある
- 「不機嫌な日がなく、いつも明るい」
- 「いると安心と言われる」
- 「ポジティブで行動力のある人間」
メーカーでは開発や製造、営業など、多くの部署が連携して製品やサービスを作り上げます。チームワークが重視されるプロセスのなかでは、周囲を和ませる明るさや行動力が評価につながります。
周りに安心感を与えつつ、主体的に動ける人柄であることをアピールするのが効果的です。
【商社】タフさや最後までやり遂げる力がある
- 「逆境にもへこたれない、すごく強くなったね」
- 「無人島に連れて行きたい、と言われることが多い」
- 「ストイック」
商社では、厳しい交渉や正解のない新規ビジネスに挑む機会が数多くあります。そのため、逆境に直面しても折れないタフさや、目標に向かってストイックにやり遂げる執着心が求められます。
「困難な状況でも頼りになる」という周囲の評価を伝えることで、面接官に大きな安心感を持ってもらえるでしょう。
【IT】論理的思考力や継続力がある
- 「中立的に物事を見れる」
- 「冷静に状況を見ている人」
- 「コツコツと努力を積み重ねられる人」
変化の激しいIT業界では、論理的な問題解決力や最新技術への適応力が不可欠です。状況を冷静にとらえる客観的な視点や地道な継続力は、入社後の大きな強みになります。
派手な実績はなくても業務を着実にやり遂げられる姿勢を示すことが、高評価につながるでしょう。
なお、IT業界を志望している人は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。将来性やおもな業種・職種など、IT業界の基礎知識を徹底解説しています。
3分でわかるIT業界|職種・将来性・向いている人など徹底解説【不動産】コミュニケーション能力や主体性がある
- 「誰とでも距離が近く、話しやすい人」
- 「場の空気を読みながら動ける人」
- 「責任感が強い」
不動産業界では高額な商品を扱うため、関係者から信頼される人間性が重視されます。誰とでも壁を作らずに接する親しみやすさは、営業や交渉の現場において大きな武器となります。
さらに、周囲の状況を察して自ら動く主体性を示すことで、採用担当者に即戦力として活躍する姿を印象付けられるでしょう。
【金融】信頼関係を築く力や誠実さがある
- 「話しやすい・しっかりしている」
- 「人当たりがよく穏やかだけど、芯があり、いざという時に頼れる」
- 「他人の意見を否定せず、肯定して聞いてくれる人」
金融業界では「形のない信用」を扱うため、大切な資産を任せるに足る誠実さが求められます。相手を否定せず受け止める丁寧な姿勢は、顧客との強固な関係構築に直結するでしょう。
穏やかさのなかに強い責任感を秘めた人柄を伝えることで、「たしかな信頼を得られる人材」として高い評価につながると言えます。
内定者の回答例文を参考に「周りからどんな人と言われるか」で自分らしさを伝えよう
この記事では、「周りからどんな人と言われるか」という質問に対する内定者の回答例文や、選考を突破するための答え方を解説してきました。
企業の求める人物像に合わせた評価をエピソードとともに具体的に伝えることで、入社後に強みを発揮して活躍する姿を、採用担当者へ効果的にアピールできます。
本記事で紹介した例文やポイントを参考に、あなたならではの魅力がまっすぐ伝わり、高評価につながる回答を準備していきましょう。
就活会議編集部
就活会議の編集チームです。就活生の皆さんの役に立つ「企業と面接のリアルな情報」を発信しています。体験記・ESは 会員登録すれば見放題! YouTubeチャンネルも配信中です!編集部についての詳細は 記事コンテンツの制作方針をご確認ください。

この記事の編集担当者
佐藤 美空
大学卒業後、就活会議のグループ会社であるポートに新卒入社。約1年間キャリアアドバイザーとして文系学生の就職支援をおこなう。就活生時代にポート運営の就活メディアを活用した経験から、「今度は私が就活生の役に立つメディアを創りたい」という思いでライターに転身。現在は就活会議のライターを担当している。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める