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CREATED ON 2026.04.01 | UPDATED ON 2026.04.20

「資格取得」のガクチカ例文14選|通過ESや内定者回答を資格別に紹介

書類選考
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「資格取得」のガクチカ例文14選|通過ESや内定者の回答を資格別に紹介

こんにちは。就活会議編集部の佐藤です。 TOEICや簿記などの資格取得をガクチカにする際、「周囲とのかかわりが薄い」「知識が実務に直結しない」と書き方に迷う人は多いでしょう。私自身、FP取得を異業界でどうアピールすべきか悩み、ほかの人の例文を参考にしたいと思ったことがあります。 しかし、重要なのは資格そのものではなく「合格までのプロセス」です。そこで本記事では、内定者回答をもとに、評価される構成やポイントを徹底解説します。例文を参考にしながら、自信を持って選考に臨めるガクチカを完成させましょう。

この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。

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資格取得のガクチカ例文14選

選考を通過した先輩たちは、資格取得の経験をどのようにガクチカとして伝えたのでしょうか。

ここでは、就活生に人気の高い資格を中心に14種類の例文を紹介します。選考通過者たちは「資格取得までの過程をどう言語化しているか」に着目しながらチェックしてみてください。

なお、以下の記事ではガクチカの例文をエピソード別に45選紹介しています。気になる人は、合わせて確認してみてください。

ガクチカ例文45選|エピソード別に内定者のガクチカ回答を公開!

TOEIC

内定者の回答

私が学生時代に力を入れたことは、学業です。

大学入学時にTOEIC900点の目標をかかげました。その日から寝る前に2時間以上単語勉強や英語動画を見ることを始め、3年間続ける事ができました。

この際課題であったのが、成績の停滞でした。そこで私は、毎日記録をつけることを始め、苦手分析を行いました。

この結果停滞した成績を回復させ、大学3年時には目標であった900点を取得する事ができました。これが私の学生時代に注力したことです。 (2024年卒 獨協大学 ANA成田エアポートサービス 路客サービス 内定)

この回答では、3年間「寝る前の2時間」をTOEICの勉強に当てており、徹底した実行力をアピールできています。

最終的にTOEIC900点という実績で努力を裏付けており、高い目標に対しても粘り強く成果を出し切る姿勢が、採用担当者にまっすぐ伝わる内容です

内定者の回答

私が学生時代に力を入れたことはTOEICのスコアアップです。大学2年の夏から3年の秋まででスコアを200点上げることが出来ました。

スコアアップのために英単語学習と苦手とする英文読解に力を入れました。英単語学習では一週間で100個覚え、覚えきれなかったところには付箋を貼り可視化して効率的に取り組みました。

英文読解では内容をしっかり理解するため最初は時間を測らず解き、その後時間を計測しながら速く正確に読む練習をしました。 (2024年卒 あいおいニッセイ同和損害保険 基幹社員「転居不可」コース 内定)

スコアアップのために独自の工夫をしたことが伝わる回答です。

200点アップという目標に向けて地道に努力を積み重ねた姿勢は、正確性と誠実さが重視される損害保険業界で、大きな強みとして評価されるでしょう。

日商簿記

内定者の回答

私は日商簿記2級取得に力を入れた。

大学の簿記の授業の単位を自分のミスにより落としてしまい、その悔しさからまずは3級を取得しておこうと思った。勉強を進めていくうちに楽しくなっていき、大学の単位認定ができる2級を取ることが次第に自分の中の目標となっていった。

勉強していく中で、会計学と税法を照らし合わせて考えなければならない内容に苦戦した。そこで、大学の租税理論の授業で学んだことや、自分の持っている教材以外でも、ネット上で無料で提供されている教材や模試を活用することによって、試験の対策を進めていくことができた。

その結果、目標としていた2級取得を達成することができた。

自分の行動の原動力となりうる悔しさや楽しさといった素直な感情をしっかりと受け入れること、目標達成のために活用できるものは自分の思っているよりも存在し、その中で選択しながら活用するべきだということを学んだ。 (2026年卒 七十七銀行 銀行業務一般 内定)

この回答からは、「単位を落とした」という苦い経験をすぐに「3級取得」という具体的なアクションへ転換した、逆境から立ち直る力が感じられます。

既存の教材に頼り切らず、大学の講義やネット教材を自ら取捨選択する姿勢からは、銀行員に求められる「多角的な情報収集能力」と「柔軟な課題解決力」が十分に伝わるでしょう

内定者の回答

私が学生時代に力を入れたことは、簿記の資格を取得することです。私は簿記2級を取得することを目標とし、大学受験が終わると学習を始めました。

大学に入学した6月に簿記3級を取得することができ、その後2級を取得するために学習を始めました。しかし、3級の時のようにすぐには理解することができずに苦労し、1度目で合格することができませんでした。

その悔しさをバネに学校の講座を活用し、分からないことがあれば、先生に聞き理解できるまで繰り返し勉強するようにしました。

また、大学の休み時間や通学時間を利用し、勉強したことで、2級を取得することができました。さらに実践的に経験を積みたいと考え、企業の経理課で経理業務のアルバイトを始めました。

この経験を通して、すぐに結果が出なくても諦めずに努力することが成果につながり、自分自身を成長させてくれると学びました。 (2020年卒 関西大学 コベルコシステム システムエンジニア(SE) 内定)

この回答からは、不合格という挫折に屈せず、講師への質問や隙間時間の活用など「行動の質と量」を改善して目標を達成した、粘り強さが読み取れます。

資格取得で満足せず、得た知識を実践するために経理のアルバイトへ踏み出した姿勢は、自己成長へのひたむきな向上心を強く印象づけます。

MOS

内定者の回答

私が学生時代にがんばったことは、資格取得です。

大学1年次から半期に1つずつ、MOSというパソコンの資格取得に励みました。満点で合格する、という目標を立て、模擬試験に毎日通いました。そして、模擬試験5回分を3回一通り解きなおしました。

その結果、本番も自信をもって試験に臨むことができ、合格ラインの7割を大きく上回る9.5割ですべて合格することができました。私は御行に入行しても、持ち前の粘り強さで資格取得や目標に取り組んでいきます。 (2017年卒 ノートルダム清心女子大学 百十四銀行 内定)

この回答からは、「満点合格」という高い目標を掲げ、模試試験を徹底的に反復したストイックさが伝わってきます。

資格取得で培った「粘り強さ」を、入社後のスキルアップや業務に対する意欲へと結びつけることで、採用担当者はあなたの活躍をより鮮明にイメージできるでしょう

通過ES

大学の授業以外で取り組んだ資格の取得です。

パソコンの知識は社会人になってからも役立つと思い、MOS検定を取得しようと決めました。しかし、今までパソコンに触れてこなかったため勉強を進めるのに苦労しました。

そこで、目標を立てたり、一緒に目標を立てた友達と勉強をしてモチベーションを上げたり工夫しました。

また、短期間で合格するという目標達成のために、2ヶ月間睡眠時間を削ったり、試験の2週間前からアルバイトを減らすという優先順位を決めて取り組みました。

その結果、目標である2か月で資格取得ができました。この経験から、入庫後も仕事の優先順位を決め計画を立てて取り組むことによって効率よく働いていきたいです。 (2022年卒 近畿大学 きのくに信用金庫 一般職 ES通過)

この回答からは、周囲を巻き込みモチベーションを維持する「環境づくり」や、目標から逆算して行動できる力が読み取れます。苦手な分野でも自ら仕組みを作ってやり切る姿勢は、実際の仕事でも高く評価されるポイントです。

ファイナンシャル・プランナー

通過ES

私は金融学に力を入れました。特にFP3級の取得に力を入れました。講義でFPについて学ぶ中で金融知識を更に深めたいと考え、FP3級取得を目指しました。

覚えることが多く大変でしたが、1ヶ月で合格するために1日ごとに達成すべき目標を立て勉学に励みました。例えば、初めの1週間は章ごとに区切りをつけ勉強をして残りの期間は問題集を繰り返し解きました。

この結果、目標とした1ヶ月で合格することが出来ました。現在はFP2級取得を目指し勉強を続けています。 (2025年卒 三井住友トラストTAソリューション 業務コーディネーター ES通過)

この回答からは、講義をきっかけに「専門性を深めたい」と考えた知的好奇心と、自ら学ぶ主体性が伝わります。

1カ月という短期間で合格するために、「序盤の基礎固め」と「後半の問題演習」というメリハリのある計画をやり切った過程から、高い計画性と戦略的な行動力も十分に示せているでしょう。

内定者の回答

私はコロナ禍において資格取得を頑張りました。

大学一年生の頃から金融業界に就職したいと考えており、金融の知識を深めるために日商簿記とFPの2級と3級の資格取得を目指しました。最初に両方とも3級を1ヶ月で合格するという目標を立てました。

毎日2つの資格を合わせて2時間勉強すると決め、1日ずつ一つの分野を完璧にすることを目指し毎日コツコツと勉強しました。この結果、2つの資格の3級に合格することが出来ました。

次に2級は両方とも5ヶ月で合格するという目標を立てました。3級に比べて難易度も高く、勉強時間もさらに必要となり勉強の時間を確保しながら学校、アルバイトと両立させるのは非常に大変でした。そのため3級取得よりも勉強時間を増やし3時間毎日勉強しました。

また、家から学校までの通学時間が2時間程度あり今まではその時間全部ゲームをしたり動画を見たりに使っていたのでその半分の1時間程度は勉強する時間に費やしました。また全て独学では厳しい部分もあると感じたのでゼミナールの先輩に2つの資格を持っている人がいたので分からないところを聞いたりするようにしました。

この結果ですが惜しくも2つとも落ちてしまいました。終わってからこの原因は自分でも分かっていて資格の難易度に比例した勉強時間が取れていなかったことが原因だと感じています。

この経験を通じて定めた期間まで勉強を続ける継続性が身についたと感じます。貴社に入社後はこの経験で身についた継続力を活かし、1日に100件近くお客様の元に訪問し、粘り強く営業活動をし契約をバシバシと取れる証券マンになりたいです。 (2025年卒 水戸証券 総合職 営業職 /エリア総合職 営業職 内定)

この回答は、不合格という結果を真摯に受け止め、原因を「学習時間の不足」と冷静に分析しており、自分を客観的に振り返る力が伝わります。

通学時間の活用や周囲へのサポート依頼など、現状を打破するためのアクションは、困難な状況でも動ける「主体的な行動力」を十分に証明しているでしょう

基本情報技術者試験

内定者の回答

学生時代に最も力を入れて取り組んだことは基本情報技術者試験の資格の取得です。

資格取得にあたって最も難しかったのは勉強時間の確保です。半年後の合格を目標としましたが学校の授業の他にアルバイトやJAVAを独学していたため時間を確保することがかなり厳しかったです。

しかし毎日、授業に参加して基本情報技術者試験の問題を解けるまで努力し、また効率的な学習を行うために先生や先輩に学習方法のアドバイスを受けるなどの対策を強化しました。

そのおかげで、半年で基本情報技術者試験の資格を取得することができました。私は基本情報技術者試験を受ける経験を通して限られた時間の中でどのようにして結果を出すことができるかを学びました。 (2023年卒 システムエグゼ プログラマー 内定)

この回答からは、多忙な状況でも期限を決めて合格を勝ち取れた、高い自己管理能力とやり切る力が読み取れます。

「限られた時間で結果を出した」という学びは、納期や効率が求められるエンジニア職において、入社後すぐに活躍する姿をイメージさせます。

内定者の回答

私が学生時代に一番打ち込んだことは基本情報技術者試験の資格取得です。

私は「将来IT技術で人々の役に立ちたい」と思い、情報通信業界に携わりたいと考えていました。そのため、大学生のうちにITに関する知識を伸ばし、情報通信業界で働くうえで基礎的な知識を身に付けたいと考え資格取得に取り組むことに決めました。

開始当初は、学習範囲が広く取得までの計画を立てるのに苦労しました。原因として範囲の把握ができていないことを友人と情報共有する中で感じ、始めに出題範囲が全分野である科目Aの対策に取り組みました。

そこでインプットよりもアウトプットに時間を掛ける方が理解度を向上させることができると実感し、そのサイクルを徹底的に行いました。

その結果、科目Bの学習にも効率的に取り組むことができ、3ヶ月の学習期間で取得することができました。この経験から課題に対して多角的な視点で分析し、習慣を身に付けることの大切さを学びました。 (2025年卒 NTTデータ東北 システムエンジニア 内定)

この回答からは、やみくもに学習を始めるのではなく、「出題範囲の正確な把握」という根本的な課題を特定した冷静な分析力が読み取れます。

「IT技術で社会に貢献したい」というビジョンに沿って資格を取得しており、入社後も明確な目的意識を持って活躍する姿を期待させる内容です

宅地建物取引士

内定者の回答

4か月で宅地建物取引士試験に独学で合格できたことだ。

法律知識がゼロからのスタートだった。最も難しかったのが民法の勉強だった。法律用語、条文だけではなく、判例も学習する必要があることに気づいた。

テキストの範囲が膨大であり網羅するには時間が足りないので勉強のやり方を変えた。過去問20年分の頻出範囲を分析・特定した。試験日から逆算して隙間時間の活用と忘却曲線を意識して合格の最短距離を模索した。

結果、合格点38/50のところ43点で合格できた。 (2023年卒 専修大学 セラク 技術職 内定)

この回答からは、「過去問20年分から頻出範囲を特定する」といった戦略的な課題解決力が読み取れます。

単に時間をかけるのではなく、試験日から逆算し「忘却曲線」などのデータにもとづいて動く姿勢は、限られた時間で着実に成果を出す「効率性の高さ」の証明と言えるでしょう

内定者の回答

私が学生時代に1番力を入れたことは、宅地建物取引士の資格の勉強です。

この資格を受験することに決めた理由は2つあり、1つは何気なく過ごしていた学生生活で何か頑張れることに挑戦してみたかったからです。もう1つは、自分に強みが欲しかったからです。

しかし、これまで私が力を入れてきた語学や歴史の勉強とは異なり、初めて勉強する分野ばかりで、理解することがとても難しかったです。2018年の10月に受けた試験は不合格でした。これまで不合格を経験したことがなかった私は、努力するだけでは成し遂げられないことがあることを学びました。

そこで2019年の試験にリベンジするために、不合格から学んだことを考え、同じ失敗を繰り返さないために自分なりに工夫しました。

その結果、今年は合格点よりも四点上で合格することが出来ました。2年間1つの目標に向かってやり続けたことは、自分の自信に繋がったと同時に失敗から多くのことを学ぶことができたと感じています。 (2020年卒 同志社大学 ジェイ・エス・ビー エリア総合職 内定)

不合格という挫折から学びを得て再挑戦する姿勢から、「目標達成へのコミット力」と「主体的な行動力」が伝わる回答です。

難関資格である宅建試験に対し、失敗を分析して工夫を重ねた過程は、専門知識を駆使して粘り強く交渉を進める力が求められる不動産業界において、高く評価されるでしょう。

ITパスポート

内定者の回答

資格取得に力を入れてきました。2年生の夏頃からITパスポートの勉強を始めました。

特にテクノロジ分野が難しく、最初の模擬試験では40%しか正解できませんでした。そこで、電車の中や空きコマの時間を使って平日は毎日1時間、休日は3時間の勉強を毎日欠かさず行いました。

その結果、テクノロジ分野の点数を60%まで延ばして合格することができました。この経験から、物を諦めず継続する力が身につきました。 (2024年卒 就実大学 大黒天物産 総合職 内定)

この回答からは、自身の弱点を特定し、着実に克服へと導いた分析力と実行力が読み取れます。

苦手分野を克服して合格をつかんだ経験は、困難に直面しても自ら課題を解決し、確実に成果を出せる実行力の証明になります

秘書検定

通過ES

私が学生時代に力を入れたことは、秘書技能検定2級の資格取得です。

将来、どのような仕事をする際にも役立てることができる秘書技能検定に興味をもちました。どのような仕事でも即戦力となるために、必要となるマナーや対応力が身につくと考え、秘書検定の勉強をすることにしたのです。

2級取得に向けて計画を立て、3級のテキストを読み込んだあと、2級の勉強を始め、大学2年時に3級を飛ばして2級を取得しました。テキストで学んだ知識を応用するだけでなく、社会人として求められる立ち居振る舞いや配慮を学ぶため、手紙の書き方など実戦形式で行うことで理解に努めました。

その結果、秘書検定に合格することができました。資格取得の過程で学んだことを活かし、貴学で誰に対しても恥ずかしくない対応をとり、貴学を支える力になりたいと思っています。 (2022年卒 龍谷大学 学校法人関西大学 事務系職員 ES通過)

この回答からは、知識のインプットにとどまらず、手紙の書き方などの「実践形式」を通じて実務への応用力を磨いた主体的な姿勢が伝わります。

自身の学びを「誰に対しても恥ずかしくない対応」という組織の品格を支える力に結びつけることで、事務職員としての適性を提示できています

資格取得のガクチカの作り方

通過者の例文を確認したところで、次はあなた自身のガクチカを完成させていきましょう。ここからは、資格取得をテーマにしたガクチカの作り方を5つの手順に沿って解説します。

単に「合格した事実」を述べるだけでなく、資格取得の目的や取得に当たっての課題など、企業が知りたいポイントを確実に押さえることが重要です。あなたならではの経験をアピールできるガクチカへ磨き上げましょう。

また、以下の記事ではガクチカの見つけ方や作り方を網羅的に解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。

「学生時代に力を入れたこと」の作り方|内定者の回答例25選付き

①取得の目的を明確にする

まず、「なぜその資格取得を目指したのか」という動機を整理しましょう。ここが曖昧だと、採用担当者に「目的意識が低い」とネガティブな印象を持たれてしまうおそれがあります。

逆に明確な目的があれば、「ゴールを見すえて主体的に動ける」という評価につながります。単に「暇だったから」「有利そうだから」ではなく、「当時の自分に何が足りず、どうなりたかったのか」という自発的な意図を言語化することが重要です

以下の具体例を参考に、自分が資格を目指した原点を振り返ってみましょう。

  • 宅地建物取引士
    志望する不動産業界で、入社1年目から即戦力として顧客に信頼される存在になりたいと考えたから
  • MOS
    独学で身に付けたPCスキルを、主観ではなくMOSという共通規格で証明し、たしかな強みに変えたいと考えたから
  • 簿記
    数字に対する苦手意識を克服し、ビジネスの基本言語である会計知識を習得することで、多角的な視点を持つ社会人を目指したかったから
  • TOEIC
    「将来的に海外拠点との連携業務に携わりたい」という目標があり、その第一歩として英語力を数値化し、弱点を把握したかったから

②勉強するなかでの課題を特定する

次に、合格を目指して学習を進めるなかで直面した課題を洗い出しましょう。

単に「内容が難しかった」という抽象的な表現ではなく、何が原因でつまずいたのか、具体的なボトルネックを特定することが重要です。課題が具体的であればあるほど、その後の「工夫(解決策)」が際立ちます

以下のリストを使って、つまずきの「真の原因」を突き止めていきましょう。

  • 「知識」と「時間」のどちらが足りなかったのか?
  • 「理解すること」と「記憶すること」のどちらでつまずいたのか?
  • 学習を妨げた「外的要因」は何だったのか?
  • 「従来のやり方」のどこに限界を感じたのか?

原因が見えてきたら、以下の具体例を参考に直面した課題を言語化してみましょう。

  • 模試でいつも時間が足りない
  • 特定の分野の正答率が上がらない
  • アルバイトや学業が忙しく、学習時間の確保が難しい

③試験合格のために工夫したことを言語化する

課題を特定したら、それを解決するために「自分なりにどう動いたか」を考えましょう。この過程を具体的に伝えることで、採用担当者はあなたの物事への向き合い方や独自の価値観を深く理解できます。

なお、工夫した点は2~3個挙げられると良いでしょう。複数示すことで、多角的な視点や思考の深さをより効果的にアピールできます

以下の具体例を参考に、自分ならではの取り組みを振り返ってみましょう。

  • 優先順位の明確化
    全範囲を網羅するのではなく、過去問の出題傾向を分析しました。配点の高い分野や自分の苦手な項目を特定し、学習時間の8割をそこに充てることで、最短ルートでの合格を目指しました

  • 学習の仕組み化
    学習を継続するため、生活動線に学習を組み込みました。通勤・通学の隙間時間は単語の暗記、帰宅後の1時間は必ず問題演習に充てるとルール化し、学習の習慣化を徹底しました

  • アウトプット重視の学習法
    テキストを読むだけでなく、学んだ内容を白紙に書き出したり、友人に解説したりするアウトプット型の学習を取り入れました。客観的に理解度を把握することで、知識の定着スピードを加速させました

④得た知識の活かし方を考える

「合格までの過程で培った思考や姿勢」をどう仕事に活かせるかを考えましょう。入社後の活躍を具体的にイメージさせることで、志望度の高さと自己分析の深さを同時にアピールできます

以下の具体例を参考に、あなたの経験がビジネスの現場でどう役立つか、「入社後の再現性」を言葉にしてみましょう。

  • データにもとづいた提案力
    資格取得で養った「数字から現状を正確に把握する力」を活かし、入社後も客観的なデータにもとづいた説得力のある提案をすることで、顧客やチームの意思決定に貢献したいと考えています

  • 逆算思考を活かしてやり切る力
    目標から逆算してスケジュールを管理し、着実に実行する力は、納期のあるプロジェクトでも大きな武器になると考えています。困難な目標に対しても、冷静に段取りを組んで最後までやり遂げます

  • 変化への対応力と学習意欲
    未知の分野に対しても、自ら課題を見つけて主体的に学び、知識をアップデートし続ける姿勢を大切にしたいです。変化の激しい業界においても、常に最新の知識を吸収し、組織の成長に貢献します

⑤テンプレートに当てはめる

最後に、これまで整理した要素を下記で示すテンプレートに当てはめてみましょう。

テンプレート

①結論(概要・目的)
私は大学時代、[〇〇]という資格の取得に挑戦し、[〇カ月]という期間で合格を果たしました。

②課題(直面した壁)
学習を開始した当初、[〇〇]という大きな壁に直面しました。具体的には、[〇〇(例:膨大な試験範囲と時間の不足 / 独学ゆえの理解の限界)]という課題があり、当初の模試では目標点数に届かない状況が続いていました。

③行動(独自の工夫)
私は、やみくもに学習量を増やすのではなく、〇〇を解決することが不可欠だと考え、以下の2つの施策を講じました。

1つ目は、[〇〇(例:情報の構造化 / 効率的なインプット法の確立)]です。2つ目は、[〇〇(例:定量的な進捗管理 / モチベーションを維持する仕組み作り)]です。

特に、[〇〇]という点にこだわり、限られた時間のなかで最大限の成果を出すことを意識しました。

④結果と再現性
その結果、目標としていた試験に合格し、[〇〇(数値や変化などの具体的な成果)]を達成しました。この経験から学んだ[〇〇(例:逆算思考で目標を達成する強み)]を活かし、貴社においても[〇〇]として貢献したいと考えています。

多くの企業では、エントリーシート(ES)のガクチカを「400文字程度」と指定しています。まずはこの文字数を目安に、論理のつながりを意識してまとめてみてください。

回答が完成したら、以下のチェックリストを活用して、さらに説得力のある内容へと磨き上げましょう。

  • 資格取得の「目的」が伝わるか?
  • 自分独自の「具体的な行動」がイメージできるか?
  • 「課題」と「工夫」がずれていないか?
  • 「入社後の自分」と結びついているか?

なお、ガクチカの構成案や内容に深みを出すポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。より完成度を高めたい人は、合わせてチェックしてみてください。

王道のガクチカ構成|深みを出すポイント・内定者の例文10選付き

資格取得のガクチカで高評価を得るポイント

{資格取得のガクチカで高評価を得るポイント}

完成したガクチカを、評価されるレベルまでさらに引き上げたい」という人は、これから解説する高評価のポイントを確認しましょう。就活会議に寄せられた選考通過者の回答を分析すると、共通して上記3つの要素を押さえていることがわかりました。

また、通過者は資格取得の経験を通じて、次のような強みをアピールしています。これらの強みをどのようにガクチカから裏付けているのか、具体的に見ていきましょう。

  • 粘り強さ
  • 継続力
  • 計画力
  • 課題分析力

明確な目標を定めている

選考を通過するガクチカでは、「いつまでに」「どのレベルを目指すか」というゴールが明確です。

「実務で役立つスキルを証明したい」「未経験分野の基礎を最短で固めたい」など、具体的な目的を示すことで、あなたの「意欲の高さ」や「物事への誠実な姿勢」が採用担当者にまっすぐ伝わるでしょう

以下のポイントを参考に、なぜその目標を立てたのかを言語化してみましょう。

  • 「数値」や「期限」を具体化する
  • 「その知識を使ってどう活躍したいか」をイメージする

目標から逆算して緻密な計画を練っている

通過者の多くは、目標から逆算して日々の行動を具体化しています。「毎日〇時間勉強した」という継続力だけでなく、「いつまでに、何を、どこまでやるか」を整理して考える力が評価されるポイントです。

限られた時間のなかで最大限の成果を出すための過程は、ビジネスにおける「段取り力」そのものと言えます。以下の具体例を参考に、自分の計画の立て方を振り返ってみましょう。

  • フェーズ別の学習設計
    試験日までの3カ月間を「基礎・応用・過去問」の3フェーズに分けました。いつまでに参考書を終わらせるか週単位の目標を決め、進捗を可視化することで、遅れをすぐに修正できる体制を整えました

  • 優先順位にもとづいた時間配分
    過去問の分析から、配点が高く自分の正答率が低い分野を特定しました。全範囲を網羅するのではなく、重要度の高い項目から重点的に取り組むスケジュールを組みました

  • 予備日の設定
    急な学業や予定が入ることを想定し、週に1日は「予備日」を設定しました。計画を詰め込みすぎず、遅れを取り戻す時間を作ることで、試験当日までモチベーションを切らさずにやり切りました

失敗を糧に試行錯誤を繰り返している

選考通過者の多くは、試験の不合格や模試での低い得点といった失敗から何を学び、どう学習法を改善したかを語ることで、課題解決力の高さを証明しています。

弱点を客観的に把握し、やり方を変えて乗り越えたエピソードは、「仕事で壁にぶつかっても、自力で立て直せる人だ」という強い信頼感につながるでしょう。以下の具体例を参考に、自分の「再挑戦の過程」を振り返ってみてください。

  • 模試の判定を「分析材料」にした工夫
    模試でE判定を取った際、落ち込むのではなく間違えた箇所を分析しました。苦手な法改正分野に正答率の偏りがあることを突き止め、1カ月間その分野に集中して取り組むことで、次回の模試でB判定まで引き上げました

  • 学習環境の改善
    独学を開始した当初は自宅で集中できず、計画が大幅に遅れました。そこで、毎日決まった時間に図書館を利用するよう切り替え、学習時間を確保する仕組みを作りました

  • インプットとアウトプットの比率調整
    1年目の不合格時は、テキストを読むインプットに時間を使いすぎていたことが原因だと気づきました。2年目は「問題演習8割」に切り替え、解けない問題をすぐテキストで確認するサイクルを回すことで、本番の対応力を養いました

例文を活用し評価される資格取得のガクチカを仕上げよう

この記事では、就活会議に寄せられた通過者の口コミから、資格取得の経験をテーマにしたガクチカの例文を紹介しました。

大切なのは、合格という結果以上に、目標達成に向けた「独自のプロセス」を言語化することです。企業は資格そのものより、「困難に対してどう考え、どう行動したか」という、仕事への再現性を見ています。

選考通過者の例文や紹介したポイントを参考に、合格までの道のりをあなたらしい言葉でまとめ、説得力のあるガクチカを完成させましょう。

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この記事の編集担当者

佐藤 美空

大学卒業後、就活会議のグループ会社であるポートに新卒入社。約1年間キャリアアドバイザーとして文系学生の就職支援をおこなう。就活生時代にポート運営の就活メディアを活用した経験から、「今度は私が就活生の役に立つメディアを創りたい」という思いでライターに転身。現在は就活会議のライターを担当している。

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編集責任者

江副 裕斗

大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める

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