ガクチカ「飲食店アルバイト」例文25選|内定者の実回答を紹介
こんにちは。就活会議編集部の望月です。 選考の頻出質問であるガクチカ。「接客や調理などの飲食店アルバイトをアピールしたい」と考える人は多いはずです。しかし、どのように自分なりのガクチカにすれば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。 そのようなときには、例文を参考にして独自性の出し方を学ぶのがおすすめです。この記事では、就活会議に寄せられた口コミから飲食店のアルバイト経験について伝えているガクチカを紹介します。王道のアルバイト経験に対し、内定者はどのようにほかの学生と差別化をしたのかを見ていきましょう。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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・【エピソード別】内定者のガクチカ例文を読みたい
・【役職別】内定者のガクチカ例文を読みたい
・ガクチカの基本構成を知りたい
・ガクチカの作成ポイントを知りたい
以下の記事でもアルバイトのガクチカ例文を紹介しています。ガクチカの作り方の基本も丁寧に解説しているので、参考にしてみてください 。
バイトのガクチカの作り方|バイト別・強み別のガクチカ例文25選付き【エピソード別】飲食店アルバイトのガクチカ例文22選
まずは、内定者が実際に選考で伝えた飲食店アルバイトのガクチカを紹介します。
飲食店アルバイトのガクチカの基本構成から知りたい人は、「飲食店アルバイトのガクチカの基本構成」を先に確認してください。
なお、ほかの経験に対するガクチカは以下の記事で紹介しています。アルバイト以外のエピソードも気になる人は見てみてください。
ガクチカ例文45選|エピソード別に内定者のガクチカ回答を公開!売上向上
売上向上のエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 限られた時間のなかで最大の利益を生み出すことを考えられている
- 売上向上のために戦略的なアプローチができている
- 経営的な目線を持てている
一見アルバイトの役目ではない、「売上を上げること」に対し内定者はどのように話を展開したのでしょうか。回答例を紹介します。
〇〇で1日売上高の東京都1位を目指し達成した経験がございます。店の規模が小さい自店が売上を伸ばすには、来客数と効率性の向上が不可欠と考えました。
私は若くからバイトリーダーを任された事で奮起し、2つ提案し実行させていただきました。
1つめはプラスワントークの導入です。機械的な接客ではなく、店や店員の個性をだして来客数の増加を図りました。私は店の先頭で試行錯誤している姿を全体に見せるよう務めました。
2つめは効率性を表す数値の共有をしました。従業員の努力を可視化させ、効率化上昇を図りました。あえて競争意識を芽生えさせるためベテラン中心に伝えました。
すると仕事を自ら学ぼうとする者が増え、全体の主体性が格段に向上しました。その結果、370万円を売り上げて東京都1位を記録できました。 (2023年卒 明治大学 JTB 総合職 内定)
私は、ベビーカステラのアルバイトにおける売り上げ向上に取り組みました。私は、屋台の現場を1人で任されており、製造から販売までを1人で行なっています。
私が任されている現場では、売り上げが平均を下回る2万円/日まで落ち込んでいました。そこで、私は売り上げが低下している原因として、店の前で足を止めていただける方が少ないことが原因であると考えました。
そこで、お客様の多い時間帯を調査し、その時間に合わせてカステラを焼くことで匂いを充満させ店の前で足を止めていただくことに成功しました。また合わせてコミュニケーションも行うようにし、顔と店の名前を覚えてもらうことでリピートにも成功しました。
結果として5万円/日を定常的に達成することができました。 (2026年卒 大阪大学大学院 三菱重工業 研究開発 内定)
アルバイト勤務していた中華料理店の売り上げ向上に打ち込んだ。その店舗では売り上げが停滞する時期が続いていた。
この原因を細かく分析した結果、接客サービスの不足とリピート率の低さに問題があると考えた。
そこで、業務マニュアルを作成し、接客に集中できる環境を作った。また、週替わりメニューや期間限定イベントを提案し、SNSによる告知も行った。
その結果、売り上げを停滞期から1.5倍以上向上させることに成功した。 (2025年卒 川崎重工業 技術系 内定)
〇〇でのアルバイトで、キャプテンとして約20人の仲間と協力して売り上げを約2割伸ばしたことです。
〇〇では一日の中で最も売り上げが見込めるお昼時に列ができ、諦めて帰られるお客様が多いことが課題でした。私はお客様に申し訳ないとの思いがあり、課題の原因を準備と連携不足だと考えました。
そこで、忙しくなる前にお肉や包材の準備を済ませて作業を分担し、声掛けや状況を見て滞っている作業を考え、臨機応変に行動しました。
この改善策やお客様への想いを自らアルバイト仲間に発信し、より良い店にしようという雰囲気作りが仲間の意識や動きに変化を起こし、課題解決と売上向上を達成することができました。 (2024年卒 りそな銀行 カスタマーサービスコース 内定)
私のアルバイト先であるつけ麺屋は繁華街に所在しており、グループ会社内では全国屈指の業績を収めていました。しかし昨今の感染症の影響により来客数は減少し、売上は50%まで落ち込みました。
閉店の噂も流れ、なんとか店舗存続の力になりたいという思いから、アルバイトリーダーとして2つの改善策を提案しました。
1つ目は新マニュアルの作成・指導です。感染症の影響により運営方法が大きく変更になった中、衛生面・運営面を考慮した新マニュアルの作成と定着に取り組みました。
2つ目はテイクアウトシステムの導入です。外食需要が下がった状況下において、より多くのお客様を獲得するために繁華街に位置する利点を活かしたシステムの導入をいち早く行いました。またこの取り組みが全社的に評価され他店舗でもテイクアウトシステムの導入は進み、今では約30の店舗が採用しています。
以上の取り組みの結果、売上を30%回復させることができました。 (2023年卒 大阪大学大学院 トヨタ自動車 技術職 モビリティ&サービス開発 モビリティ技術開発 車両技術開発 内定)
顧客満足度向上
顧客満足度向上のエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 現場の課題を具体的に分析できている
- 自分だけでなく周囲を巻き込んで課題改善できている
- 満足度を数値や指標で可視化できている
一体どのように顧客の課題を汲み取り、改善に向けて動いたのか、内定者の回答例を紹介します。
私は〇〇のアルバイトにおいて顧客満足度を1.5倍上げた経験があります。
私の店舗は同じ地域の他の店舗に比べて顧客満足度が著しく低いという現状がありました。
お客様アンケートを分析し、洗い出された課題として挙げられたのは待ち時間の長さと流れ作業のような接客が多く見受けられることでした。
そこで私は課題に対し2点の施策を行いました。施策を行う上で新人の方など店舗全体の意識を変えることが一番大変でした。 (2026年卒 みずほ証券 エリア型 内定)
私は飲食店のアルバイトで、同年代クルー2人と共にお客様満足度を20%向上させた。
当時満足度が低い要因を「オーダーミスの多さ」と「料理提供時間の長さ」と捉え、背景に「不十分な教育体制」と「クルー同士の連携不足」があると考えた。
そこで我々はメニュー変更時期の試食会を企画した。実際に料理を味わうことで、メニューや食材、配膳を同時に覚えることができ、各クルーがお客様に対し、商品の魅力を自分の感じたまま伝えることにも直結した。
また、ホール・キッチン含め各クルーの親睦が深まり、連携した行動を可能にした。最終的に1週当たり2件のオーダーミス減少と1注文当たり3分の提供時間短縮に貢献し、上記の結果を実現した。
私は企画をクルーに浸透させる役割を担ったが、企画に否定的なクルーをいかに説得して賛同を得るか、という点に苦労した。
そこで私は相手目線を意識し、彼らにも意識させた。まず私が参加する側の目線に立ち、「料理が無料で味わえる」という、彼らが参加したいと思える点を強調した。続いて否定派のクルーには、「行きたいと思える店」を客の目線で考えてもらい、自店舗がその状態にないからこそ、改善すべきであることを示した。 (2022年卒 横浜国立大学 雪印メグミルク 事務営業系 内定)
カフェでのアルバイトにおいて、アルバイトリーダーとして、信頼関係を軸に周囲を巻き込むことでお客様満足度を向上させたことです。
私が働く店舗は新店舗であったため教育環境が整っておらず、従業員間の連携不足から、クレームが頻発していました。
私はまず業務の優先順位表を作成し、全体に対して周知を図りました。しかし、それは結局効果がなく、原因を考えたときに従業員間でのアルバイトに対してのモチベーションに差があると考えました。
そこで私自身が幅広い時間帯に出勤することで従業員との会話の機会を増やしました。
結果として信頼関係が構築できたことで業務効率も向上し、最終的にお客様満足度の向上につなげることができました。 (2025年卒 AGC 技術系 内定)
店舗運営
店舗運営のエピソードを話した内定者の回答には、下記の要素が含まれていました。
- 顧客とアルバイト社員の両方に対する目線を持てている
- 自分がいなくても現場が回る組織を構築できている
アルバイトの段階から、店舗の運営に携わるのはあまりないことです。このような特殊な体験をどのように伝えたのでしょうか。回答例を見てみましょう。
私はカフェのアルバイトにおいて学生マネージャーとして店舗運営に関わりました。
マネージャー以外全員新人という特殊な店舗において、全体を優先したお客様第一のサービスと、個人に寄り添う育成のバランスに大変苦慮しました。
しかし私は店舗やお客様に貢献し、主体的に働くことの魅力をどのスタッフにも感じてほしいと考えていたため、3か月で新人スタッフの力だけで店舗運営を行うことを目標にしました。
そこで、時間帯別の売り上げや客層、仕込みの状況を数値化し、サービスに支障をきたさず新たな業務を教えられる「チャレンジタイム」という固定化した育成時間を算出しました。
その結果、成長機会の創出によりモチベーションを高めることができ、3か月の目標より早い2か月で自店舗スタッフだけでの店舗運営を実現しました。 (2026年卒 九州大学 サイバーエージェント ビジネスコース 内定)
職員の定着率向上・離職率の改善
職員の定着率向上・離職率の改善のエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 離職の根本的な問題を特定・解消できている
- 新人の居場所を作る取り組みができている
- 「個人の成長」だけでなく「組織の持続可能性」を考えて動けている
職員の定着率を上げたり、離職率を下げたりするのはなかなか難しいもの。この難しい課題に対し、内定者がアプローチした方法を例文から学んでみましょう。
居酒屋のアルバイトでアルバイトリーダーとして新人の定着率を向上させたことです。
当時アルバイト先では、新人の定着率が20%と非常に低いことが問題でした。人手不足が深刻で、アルバイトメンバーの負担を減らしたいと思い、この問題に取り組みました。
新人への聞き取りを通して、新人が既存メンバーに馴染めていないことが重要課題であると考え、双方の仲を深めれるような施策を業務内・業務外でそれぞれ打ちました。
業務内では1日単位で新人1人に対して既存メンバー全員をローテーションさせながら教育係にするメンター制度を導入し、教育を通じて双方が話しやすい環境を作りました。
業務外では月に一度ドライブやスポーツなどのレクリエーションをすることでそもそもの仲を深める場を作りました。
施策の結果、メンバー間の仲が深まり、定着率が80%まで向上しました。 (2022年卒 大阪大学大学院 野村総合研究所 アプリケーションエンジニア 内定)
学生時代に頑張ったことは、飲食店でのアルバイトで、人手不足を解消したことです。
店舗では新しくアルバイトに入ってきた人の離職率が高く、人手不足が課題となっていました。新人の教育係となった私は、以下の2点を実行することで課題解決を図りました。
1.人員を増やすため、店長に相談し、テイクアウト用の商品にメッセージ付きのチラシを入れる。この際、学生や主婦、ダブルワークで働いている人等広い属性の方にメッセージを書いてもらい、幅広い層に関心を持ってもらえるよう心がけました。
2.離職率低下のため、タブレットによる無機質なマニュアル学習を止め、有機的な学習方法として、やりとりしながら仕事を実際にやって覚えていく方法に変更した。その際、仕事を早く覚えてもらうことは勿論、コミュニケーションを積極的にとることを心がけ、早期に職場に慣れてもらうことを意識しました。
その結果、4人がチラシを見て、アルバイトとして店舗に入り、現在まで継続して働いており、人手不足の解消を実現しました。この経験から、課題解決のために立場が上の方に自分から働きかけることの大切さや相手の立場に立って課題解決策を考えることの重要性を学びました。 (2024年卒 三井住友銀行 総合職 内定)
飲食店アルバイトにて、新人の離職率の改善に尽力した経験です。
当時、人件費削減やホールやキッチンと言ったポジション間の連携が不足していたため新人への負担が増加しているような状況でした。いかなる場合でもお客様にベストな状況で料理を提供したい思いがあり、そのためにはチームとしての力を底上げする必要があると考え、2点取り組みました。
1点目は、業務を見直し、連携を増やすことです。2点目は、悩みの早期解決や、他のスタッフと円滑に馴染めるよう介入することです。
その結果グループ店舗20店舗中、離職率が1番低い店舗となりました。 (2025年卒 三井住友銀行 総合職 内定)
来客数向上
来客数向上のエピソードを話した内定者の回答には、下記の要素が含まれていました。
- 来客数の前段階である「認知度向上」に目を向けられている
- 常連客の維持のために何をすべきかを考えられている
この内定者は来客数を伸ばすために、どのような工夫をしたのでしょうか。回答例を見てみましょう。
私が学生時代に最も力を入れたのは、寿司屋のアルバイトにおける新規顧客獲得と常連客の維持です。コロナ禍で来店数が減少する中、SNSや予約サイトを活用して認知度向上を図るとともに、リピートしたくなる接客をスタッフ全員で徹底しました。
その結果、年間20組の常連客を新たに獲得し、売上向上に貢献しました。
課題を自ら捉え、戦略を立てて周囲を巻き込みながら成果に繋げる力を身につけることができました。
この経験から、困難な状況でも挑戦を続け、成果を出す力を磨くことができました。 (2026年卒 関西学院大学 りそな銀行 ソリューションコース 内定)
新人教育
新人教育のエピソードを話した内定者の回答には、下記の要素が含まれていました。
- 「教育時間の短縮」と「質の向上」という相反する課題を同時に解決している
- 動画やマニュアルを用いた指導内容の標準化ができている
- 新人の成長をゴールとせず、「店舗全体の顧客満足度」を見すえて動けている
仕事をする際も、新人教育は必ずあるものです。内定者がどのように新人を一人で稼働できるまでに教育したのか、回答例を見てみましょう。
学生時代に最も力を入れたのは、居酒屋でのアルバイトリーダーとして取り組んだ新人教育環境の改善です。新人スタッフが増える中、接客レベルの向上と研修時間の短縮が課題となっていました。
そこで私は、週1回のミーティングを設けて接客方針を共有し、さらに動画マニュアルを導入して指導内容の統一を図りました。
その結果、研修期間を半月短縮しながら顧客満足度の向上にもつなげることができました。
この経験を通じて、課題を分析し、周囲を巻き込みながら解決策を実行する力を培うことができたと考えています。 (2026年卒 創価大学 野村総合研究所 ウェルス・マネジメントコース 内定)
宣伝
宣伝のエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 「どうしたら顧客が店に来たくなるか」という視点を持てている
- 受け手の反応を分析できている
- 分析結果をもとに宣伝方法の改善を図れている
知名度を上げるにはさまざまな方法が存在し、最適な方法も店により異なります。内定者はどのような方法を取ったのか、詳しい内容を見てみましょう。
定食屋のアルバイトにおいて、ビラ配りと宣伝活動に力を入れて取り組みました。
最初はバイト代稼ぎが目的で、あまり何も考えずビラを配っていました。しかし、続けているうちに、もっとこうした方が効率よく集まるのではないか、という創意工夫の案が思い浮かぶようになりました。
そこで、ビラに地図や写真を付け足し、お客さんや道行く人からフィードバックを受けながら、改良していきました。また、ビラを配る場所も工夫することで、曜日や時間帯に応じて配る場所を変えるなどの工夫を行いました。さらに、Twitterのアカウントを作成し、SNSでも宣伝活動を行うことで、さらにお客さんを集めることができました。
単調で機械的と思われる作業の中から改善点を見出し、自分なりに工夫をすることで、お店の売上向上に貢献することができました。以上の経験から、課題解決方法を考え、実践する力を身に付けました。 (2021年卒 東京工業大学大学院 三井住友銀行 クオンツコース 内定)
私は学生時代、アルバイト先の飲食店のSNS運用に力を入れた。
コロナ禍でそれまでしていなかったテイクアウトのみの営業になったことをきっかけに、テイクアウト営業を宣伝することを目的とした。従業員で協力して、メニュー等の写真を投稿することにした。
しかし、他の従業員が投稿した写真の皿が汚れているといった問題が生じた。私は投稿した従業員に皿の汚れについて注意しようと考えたが、端的に伝えてしまうとその従業員が委縮して楽しく投稿できなくなる危険性があると感じた。
そこで、伝え方を工夫した。一つ目は、初めに良い点の指摘と、投稿に対するお礼を伝えること、二つ目は、悪い点ではなく、改善案を私の希望として伝えることを心掛けた。すると、問題点を指摘した後も、楽しく投稿を続けてもらうことができた。
その結果、テイクアウト注文の半数以上がSNS経由となり、店の売り上げに大きく貢献することができた。
この経験から、自分が伝えたいことが、相手にどう伝わるかを考えることが大切だと感じた。貴社でも、自分本位ではなく相手にストレスを感じさせない伝え方でまわりとの連携を大切にしたい。 (2023年卒 川崎重工業 技術系 内定)
業務効率化
業務効率化のエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 現場の混乱がどこから起きているか、原因の特定ができている
- 効率化のメリットを周りに提示して行動に起こせている
- 効率化できる仕組みをマニュアルなどの形で残せている
業務を効率化するといっても、ただ効率的にするだけではリスクも生じかねません。内定者はどのようにしてリスクを回避し、効率化を図ったのでしょうか。例文を見てみましょう。
1年生の頃から2年間働いている個人経営の居酒屋でのマニュアル作成である。
料理の味付けや分量がつくるスタッフによってばらつきがあることに問題意識を持ち、業務の標準化と効率化を目的として取り組み始めた。
初めは、他のアルバイトスタッフに協力を依頼するも、めんどくさいといわれ協力を得られなかった。
そこで、自分の熱意を伝えるためにマニュアルの見本をつくったり、作成によって相手が得られるメリットを伝えて説得することで協力を得ることが出来た。
結果、以前は発生していた料理の品質に関するクレームの発生を0件にし、作業効率の向上にも繋がった。
「自分の熱意×相手視点」で説得することが重要であると学んだ。 (2025年卒 川崎重工業 技術系 内定)
カフェでのアルバイトで業務効率化に取り組んだことです。時間帯責任者として働く中で、業務の口頭伝達が多く、スタッフ間で業務レベルに個人差があることが課題でした。
そこで業務マニュアルを作成し、全スタッフに浸透させることで業務効率を向上させました。具体的には、ドリンク作成手順や接客フロー、清掃チェックリストを図解付きで整理し、新人研修でも活用できる仕組みを構築しました。
その結果、オペレーションが標準化され、お客様への対応時間を増やすことができました。
この経験から、問題点を見つける観察力と、主体的に改善に取り組む行動力を身につけることができました。 (2026年卒 富士フイルム バイオ開発 内定)
業務・環境改善
業務・環境改善のエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 現場の問題点を放置せず、課題としてとらえられている
- 問題を可視化・ルール化し、誰でも課題解決できる仕組み作りができている
- 改善の過程で起きる反発をおそれず、「組織を良くするには」という視点で動けている
業務や環境を改善するには、思い切った行動が必要になることもあります。内定者がどのようにして行動を起こしたのか、例文を見てみましょう。
苦言=ニーズという考え方ができるようになったラーメン店でのアルバイトです。
私が勤める店舗はお客様から多い月に10件以上のご指摘を頂くことが課題でした。私はお客様からのご指摘を分析した所、味への偏りがあることが全体の9割を占めていることが分かりました。
次にラーメンを作る工程にフォーカスすると、従業員によってレシピ方法が異なることが判明し、それが最大のボトルネックではないかと推測しました。
そこでレシピを統一させるために、スープの温度や麺の茹で時間などの従業員によって曖昧な箇所を含んだレシピ表を作成しました。
共通理解事項を可視化させたことによって美味しいラーメンを提供できる環境を再現することに繋がり、お客様から頂くご指摘の件数も昨年度、月平均1〜2件程まで減らすことにも成功しました。
この経験からお客様からのご指摘・苦言を邪見とせずに、私たちへのニーズとして捉えれば成長できることを学びました。 (2022年卒 駒澤大学 積水ハウス 営業職(総合職) 内定)
飲食店アルバイトにおいて、「学生アルバイトの清掃に取り組む意識向上と衛生環境の改善」に取り組みました。
私の働く飲食店では、衛生環境に問題を抱えており、衛生検査では10段階中5という低評価が続いていました。私はこの原因が、学生アルバイトの清掃に取り組む意識の低さだと考えました。
そこで評価向上のため、清掃チェックシートを作成し学生アルバイトが主体となる夜間帯の清掃をルール化しました。初めは批判的な意見が多く、嫌々取り組む人が多かったのですが、数か月の取り組みにより、衛生検査の評価が向上した際には、その成果を全体に共有し、日々の清掃に意味があることを目見える形で示しました。
結果、掃除したい箇所を自ら提案してくれる人や閉店後に残って掃除をする人が現れ、全体で意識が向上していることを実感できました。この意識の変化から、1年後には近隣店舗を上回る10段階中9という高評価を得ることができた。
この経験から、個人の意識の持ち方が組織の成果に直結することを学びました。 (2026年卒 川崎重工業 技術系 内定)
2年間続けているカフェでのアルバイトです。現在では、時間帯責任者として働いています。
就任当初、店舗内での課題などの話し合いをした際に、業績が低下しており商品廃棄率が例年に比べて高いという問題点に気づき、商品廃棄率の削減に取り組むことにしました。
まずは商品ごとの売れ数を把握する必要があると考え、自作で出数表を作成し、毎日記入してもらうように全員と共有しました。これによる需要の可視化と店舗内での共有により、複数の傾向を顕在化することができました。
これらの傾向をもとに、天気・イベントなどを配慮し、計画的に発注が行える環境を作り出しました。
この努力により、廃棄率平均2.0%を半年間で1.4%まで削減することに成功し、売上向上にもつながりました。 (2020年卒 京都女子大学 東京海上日動火災保険 エリア総合職 内定)
飲食店のアルバイトで、バイトリーダーとして「チームワークを大切にするチームづくり」に尽力しました。わたしは去年の3月から学生のバイトリーダーを任されております。
今までリーダーをされてきた先輩方は、周囲に的確に指示をするようなリーダーで、私たちはその指示に従って動く、といった形を取られてきました。そう言った中で、いざリーダーがいない日があると、皆「何をしたらいいのかわからない」といった状況に陥ることが多く、それが私は問題であると考えました。
ですので、私自身がリーダーを任されたときには、指示を少なくし「チームワークで乗り越えられるチームをつくろう」と意識をしました。具体的には、今まで以上に全員が声を掛け合うことを大切にし、一人ひとりが周りが今していること、今自分がすることを自覚して行動しよう、というように普段から周囲に呼びかけました。
すると今まで根強かった「リーダーのいうことは絶対」といったような雰囲気も消え、全員が周りのことを考えて行動できるようになり、指示する人がいない中でも、チームワークで乗り越えられるようになりました。
この経験から、チームワークの大切さを改めて学び、自分自身も今まで以上に周りを見て行動が出来るようになりました。 (2021年卒 同志社大学 東京海上日動火災保険 エリア総合職(ワイド) 内定)
【役職別】飲食店アルバイトのガクチカ例文3選
アルバイトによっては、役職を任されることもあります。せっかく役職に就いたなら、その経験を活かしてガクチカを伝えたいという人もいるでしょう。
ここでは、バイトリーダーやマネージャーなどの役職に就いていた人がどのようにガクチカを展開したのかを紹介します。
「役職に就いていたからこそできたこと」は何かに着目して見てみましょう。
バイトリーダー
バイトリーダーは、ほかのアルバイト仲間たちの先頭に立ち、チーム全体を率いていく立場とされていることが多いです。加えて、自らがプレイヤーとしても動き、ほかの人たちの手本となることも求められます。
バイトリーダーのエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- チームの意見をまとめ、共通の目標に向かってまとめる姿勢が表れている
- 現場の課題について主体的にとらえ、解決を図れている
- 現場の課題に対し自分で率先して動けている
まとめ役でありながらも、模範的な行動をどのように示したのか、内定者の例を紹介します。
学生時代に力を入れたのは、学生のみで経営・運営するカフェでのチームリーダーの経験を通してチームで新たな取り組みを企画し、成果につなげたことです。
現状分析から課題を抽出し、チームの意見をまとめながら試行錯誤を重ね、販売方法や運営体制を見直すことで、売上向上という具体的な結果を生み出しました。
この経験を通して、周囲を巻き込みながら目標達成に向けて行動する力や、状況に応じて柔軟に改善を重ねる姿勢を身につけました。 (2026年卒 雪印メグミルク 事務営業系 内定)
マネージャー
マネージャーは、アルバイトでありながらも店舗の経営部分にも携わるケースが多い役職です。それだけでなく、もちろんバイト仲間の育成も重要な仕事となります。
マネージャーのエピソードを話した内定者の回答を分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 上司やほかのマネージャーなどと柔軟に連携できている
- アルバイト仲間のモチベーション管理ができている
マネージャー経験のある内定者は、どのように経営者的な視点をとらえ、ガクチカに落とし込んだのでしょうか。回答を見てみましょう。
私は学生時代に飲食店のアルバイトで人材の育成に注力しました。
マネージャーに昇格し、店舗の評判や売り上げの向上を目指したとき、レベルの高い人材が必要だと考えたためです。従業員の知識や技術の向上を目指し、他のマネージャーと取り組みました。
しかし彼らの力量が向上していくのに反して、仕事に対し意欲的に取り組む姿勢は悪くなっているように感じました。
原因把握のため、上司と相談すると、彼らの努力をきちんと評価できていないためにモチベーションが下がっているのだと分かりました。そこで、特に成長を感じた従業員を毎月2名選び表彰する制度を作りました。
結果、自分の成長を自他共に認められるようになった彼らは積極的に働くようになり、8名の従業員の昇格に成功しました。
この経験から「やればできる」と感じる環境を生み出すことが人材の育成には不可欠であると学びました。 (2020年卒 明治大学 積水ハウス 技術職(総合職) 内定)
役職なし
なかには、「役職に就いたことなんてない」という人もいるでしょう。しかし、そこで悲観的になる必要はありません。
役職に就いていなかった人のエピソードを分析すると、下記のような傾向が見られました。
- 組織に対して当事者意識を持てている
- 一人のスタッフとしてできることを考えられている
- 日々の行動を地道に積み重ねられている
たとえ役職がなくても、自分なりに動けた経験があれば立派なアピールになります。内定者がどのようにガクチカを伝えたのか、例を見てみましょう。
私は学生時代、接客カフェでのアルバイトに力を入れました。お客様の多くは常連の方であり、「また来たい」と思っていただける接客を心がけました。
特に意識したのは、「一人ひとりのお客様に寄り添った対応」をすることです。最初の頃はマニュアル通りの接客しかできず、お客様との距離が縮まりませんでした。そこで、お客様の好みや会話内容をメモして覚えるようにしたり、注文の前に笑顔で声をかけるなど、パーソナルな接客を意識しました。
その結果、常連のお客様から「あなたがいるから来てる」と声をけていただけるようになり、店のリピート率向上にも貢献できた実感があります。
この経験を通じて、相手の立場に立って考えることの大切さと、それを継続的に行動に移す力を身につけました。今後もこの姿勢を活かして、人と信頼関係を築きながら貢献していきたいです。 (2026年卒 サンドラッグ 総合職 オペレーション職 内定)
飲食店アルバイトのガクチカの基本構成
経験や役職別でガクチカ例を確認できたところで、一体どのような構成でガクチカを展開すれば良いのか悩む人もいるでしょう。
ここでは、飲食店アルバイトのガクチカの基本構成を解説します。この流れに沿って実際にガクチカを作成してみましょう。
ガクチカの基本的な構成については以下の記事で解説しています。まずは基本を学びたい人は必見です。
王道のガクチカ構成|深みを出すポイント・内定者の例文10選付き①結論:力を入れたこと
始めに、端的に結論を示しましょう。初めに結論を示すことで、採用担当者にとってこの後の話の内容が入ってきやすくなります。
そこで心掛けたいのが、下記の表の「あと少し!」の例のように、単なる活動報告にとどめないことです。OK例のように「アルバイトのなかでもどのようなことに力を入れたのか」まで端的に示せると、より内容が伝わりやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OK! | 私が学生時代に力を入れたのは、アルバイトで売上向上施策を考えたことです。 | あと少し! | 私が学生時代に力を入れたのはアルバイトです。 |
②状況:アルバイトするうえでの課題
次に、アルバイトをするうえでの課題を示し、仕事をするうえであなたがどのようなことを課題ととらえていたのかを伝えましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OK! | 私が働くカフェでは、なかなかリピーターが獲得できずに、売上が低下している課題がありました。 | あと少し! | 私が働くカフェでは、売上が低下しているのが課題でした。 |
上記のOK例とあと少しの例を比較すると、OK例のほうが課題を発見する能力の高さを感じられるでしょう。このように課題の原因まで伝えると、あなたの分析力の高さが伝わり、この後の行動に説得力を持たせることができます。
③行動:課題解決のための行動
この点が、一番あなた自身の行動が表れる箇所です。仕事上の課題に対し、どのようにアプローチしたかを示しましょう。
その際に、下記のOK例のように行動を具体的に示すようにしましょう。そうすることで、採用担当者に「入社後も同じように、さまざまなことを自発的に考えて働いてくれそう」と、期待させることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OK! | リピーターを獲得するために、次回来店時にドリンクが100円お得になるクーポンを配布することにしました。 クーポン配布は店の利益にもかかわるため、クーポン配布時に期待できる3カ月あたりの客数と売上の想定と、直近3カ月の客数と売上を比較をしたうえで店長に掛け合いました。 | あと少し! | リピーターを獲得するために、クーポンを配布することにしました。 |
④結果:行動を起こした結果
ここは、あなたの行動が効果的なものであったのかを裏付ける箇所になります。ここで大切なのは、自分自身の主観ではなく、「誰が見ても納得できる客観的な事実」を伝えることです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OK! | 3カ月検証した結果、客数を通常の2倍、利益額を1.5倍にすることができました。 店長からは「丁寧にシミュレーションしてくれたから、実施に踏み切れたし、結果に結び付いた」と評価してもらえました。 | あと少し! | 検証した結果、客数も利益額も伸ばすことができました。 |
その際は、上記のOK例のように、具体的な数値や、客観的な指標などを用いて、採用担当者にわかりやすく行動の結果を伝えましょう。
たとえ数字でなくても、「ミスがゼロになった」「接客アンケートで1位になった」など、定量・定質の両面を示せると結果が伝わりやすくなります。
⑤学び:行動や結果から学んだことや入社後の活かし方
最後に、行動や結果から学んだことを示し、「この学びがあったから、貴社でも活躍できる」ことをアピールしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OK! | この経験から、何事も仮説を立てて考えてから実行に移すことの大切さを学びました。 貴社で業務をする際も、自ら仮説を立てて実行までやり遂げることを約束します。 | あと少し! | この経験から、仮説を立てることの大切さを学びました。 |
また、OK例のように入社後の活かし方まで提示できると、再現性のさらなる念押しになります。「経験が仕事の場面ではどう活きるのか」を考えたうえで、学びや今後の展開を入れてください。
飲食店アルバイトのガクチカを作成するポイント
ここまで紹介した例文やガクチカの構成を踏まえて、飲食店アルバイトのガクチカを作成するポイントを就活会議が独自に分析しました。
「飲食店アルバイトのガクチカ」だからこそ言える点は何なのかに注目しながら、ポイントを一つひとつ押さえていきましょう。
飲食店特有の「現場の課題」に対する工夫を語る
飲食店は、ほかのアルバイトと比較しても顧客の反応をダイレクトに受け、予期せぬトラブルが頻発する環境です。だからこそ、現場で起きた課題に対し、いかに当事者意識を持って動いたかがポイントになります。
ピーク時の混雑、商品の廃棄、味のばらつきなど、飲食店の現場でよく起こる課題に対して、あなたなりにどう考え、改善したかを伝えるようにしましょう。
現場のマイナス面を放置せず、自ら頭を使って解決策を出す姿勢は、課題について責任を持って考え、対策できる人材だということのアピールになります。
マニュアルから一歩踏み込んだ行動を示す
飲食店では基本的なマニュアルが用意されていることが多いです。それに沿って仕事を進めるのも大切ですが、採用担当者が知りたいのはその先にあるあなた独自の工夫です。
「おすすめメニューの伝え方を工夫した」など、既存のルールにどう付加価値を加えたかを言語化してみましょう。
指示を待つだけでなく、「現状をより良くするために自らで更新できる力」は、あらゆる業界の仕事で求められるスキルになります。
効率と顧客満足の両方を考える
飲食店において、効率と顧客満足は、ときに相反する課題となります。しかし、ビジネスの現場で求められるのは、2つをどう両立し、乗り越えるかという視点です。
効率ばかりを求めて接客が機械的になれば、リピーターは離れてしまいます。逆に、満足度だけを求めて丁寧さだけを重視していたら、店の利益が損なわれかねません。
ガクチカでは効率化と顧客満足の両方を考えて行動できていることを伝え、ビジネス的視点と顧客に対する視点の両方を持ち合わせていることをアピールしましょう。
内定者の回答を参考に飲食店アルバイトのガクチカを作成しよう!
この記事では、内定者が話した飲食店アルバイトのガクチカや、ガクチカの書き方、ポイントなどを解説しました。
大切なのは特別な実績を誇ることではなく、課題に対して自分なりにどう考え、向き合ったかを伝えること。具体的にどのようなガクチカを作成すれば良いのかは、内定者のガクチカを参考にすることでヒントをつかむことができます。
ここで紹介した例文を参考に、あなたなりの飲食店アルバイトのガクチカを作成し、内定に一歩近付きましょう。
就活会議編集部
就活会議の編集チームです。就活生の皆さんの役に立つ「企業と面接のリアルな情報」を発信しています。体験記・ESは 会員登録すれば見放題! YouTubeチャンネルも配信中です!編集部についての詳細は 記事コンテンツの制作方針をご確認ください。

この記事の編集担当者
望月 晨生
新卒で寝具・家具メーカーに入社後、大手ECサイトの販売を担当。寝具や家具にまつわるオウンドメディアの立ち上げに携わる。自分で何かを作り上げることに魅力を感じ、ライター職に転職。現職では就活会議のコラム立ち上げに携わり、ライター・編集ディレクターを担当。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める