「自分を動物に例えると」の一覧30選|内定者の回答12選付き
こんにちは。就活会議編集部の佐藤です。 面接で「自分を動物に例えると?」と聞かれたら、すぐに答えられますか。私も就活中に答えに詰まり、悔しい思いをしました。でも実はこの質問は、動物を1種類決めておくだけで落ち着いて答えられるものです。 今回は、就活会議に投稿された選考体験記から、内定者30人の回答を分析。その結果に加え、強み別の動物一覧30選と内定者の回答12選を紹介します。答え方の手順やNG例も解説するため、読み終えるころには自分に合う動物が見つかるはずです。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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・内定者が実際に面接で答えた動物を知りたい・「自分を動物に例えると」の動物一覧を見たい
・「自分を動物に例えると」の答え方を知りたい
・「自分を動物に例えると」の内定者回答を読みたい
・自分に合う動物が思いつかないときの探し方を知りたい
面接で「自分を動物に例えると」と聞かれる4つの理由
「自分を動物に例えると」は、志望動機やガクチカと違い、何のために聞かれるのかが見えにくい質問です。意図がわからないままでは、どの動物を選べば良いかも決められません。
では、担当者はこの質問を通して何を確認しているのでしょうか。大きく分けて、次の4つです。
①人柄や性格を短時間で把握するため
②自己分析ができているかを確認するため
③とっさの質問への対応力を見るため
④筋道を立てて説明できるかを見るため
この質問を実際に受けた内定者は、次のように振り返っていました。
いきなりの変化球で少々戸惑ったが、質問の回答で何が分かるわけでもないので落ち着いて答えた。動じずに順序だてて理由を説明できれば大丈夫だと思う。総合職であれば巻き込み力が最も求められるので、群れを成す系がいいと思う。 (2026年卒 東日本旅客鉄道(JR東日本) 総合職 列車制御システム・エネルギー・情報通信 内定)
これらの意図があるとはいえ、身がまえる必要はありません。この内定者のように落ち着いて筋道を立てて話せるよう、事前に回答の方向性だけでも決めておくと本番で慌てずに済みます。
データで見る|内定者30人が実際に答えた動物ランキング
こういった変わり種の質問で気になるのは、なんといっても「内定者が実際にどの動物を答えたのか」でしょう。しかし、選考の場で出た回答を知る機会はなかなかありません。
そこで今回は、就活会議に投稿された選考体験記から「自分を動物に例えると」に答えた内定者30人の回答を集計してみました。まずは全体の傾向をつかんでおきましょう。
| 順位 | 動物 | 人数 | 主なアピール内容 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 犬 | 6人 | 人懐っこさ・忠実さ・協調性 |
| 2位 | アリ | 4人 | 継続力・計画性・タフさ |
| 3位 | カメ | 2人 | 継続力・粘り強さ |
| 3位 | カメレオン | 2人 | 環境適応力・柔軟性 |
| 3位 | イルカ | 2人 | 知的好奇心・協調性 |
| 3位 | ペンギン | 2人 | 協調性・オンオフの切り替え |
| 3位 | 象 | 2人 | 落ち着き・冷静さ |
| 8位~ | その他 | 各1人 | 社交性・チームワーク・粘り強さ・行動力など |
※就活会議に投稿された選考体験記のうち、各業界から「自分を動物に例えると」という質問への回答が確認できた30件を抽出して集計 ※「その他」に含まれていた動物は、馬・オオカミ・シマウマ・ネコ・ラクダ・ハイエナ・イノシシ・チーター・ラーテル・ウサギ
最多は犬の6人で、アリの4人が続きます。一方で、ラーテルやハイエナといった意外性のある動物で選考を突破した人もいるため、どの動物を選ぶかより、どう語るかが問われていると考えられます。
「自分を動物に例えると」の動物一覧30選|アピールしたい強みから探す
自分の性格や強みを表す動物を考えようとしても、なかなか思いつかないという人も多いはず。その理由としては「自分の強みを掘り下げきれていない」「どの動物がどういうイメージなのかよくわからない」といったものが考えられます。
強みの掘り下げに不安がある場合は、こちらの記事から取り組んでみてください。
自己PRの強み一覧110選|強みの見つけ方・内定者の例文も紹介!動物のイメージがつかめない場合は、以下の一覧を活用してみてください。就活で使いやすい30種を、伝えたい強みから調べられます。
| アピールしたい強み | 動物 | 特徴・使い分け |
|---|---|---|
| 協調性・チームワーク | 犬 | 誰とでもすぐ打ち解ける素直さ |
| ペンギン | チームの和を保つ助け合いの精神 | |
| 馬 | 周りをよく見て支える気配り力 | |
| オオカミ | 自分の役割を果たして協力する力 | |
| ミツバチ | 仲間と役割を分担して働く勤勉さ | |
| 継続力・粘り強さ | アリ | 小さな努力を積み重ねる勤勉さ |
| カメ | 焦らず着実に目標へ進む堅実さ | |
| ラクダ | 苦しい環境でも歩みを止めない忍耐力 | |
| ハイエナ | 決めた目標を最後まで追い続ける執念 | |
| イノシシ | 一度決めた道を突き進む直進力 | |
| リス | 先を見すえてコツコツ備える準備力 | |
| ワニ | 好機をじっと待ち続ける我慢強さ | |
| 冷静さ・俯瞰力 | 象 | 動じずにどっしりかまえる落ち着き |
| シマウマ | 全体を見渡しながら動く広い視野 | |
| ネコ | 状況を見極めて動く冷静な判断力 | |
| フクロウ | 物事を深く観察する分析力 | |
| キリン | 一歩引いて全体をとらえる俯瞰力 | |
| 柔軟性・適応力 | カメレオン | 環境や相手に合わせて動ける適応力 |
| サル | 状況に応じて工夫できる器用さ | |
| 行動力・挑戦心 | チーター | 思い立ったらすぐ動くスピード感 |
| ウサギ | 未知のことにも飛び込む軽いフットワーク | |
| ラーテル | 困難な目標にも臆せず挑む度胸 | |
| トラ | 勝負どころで力を発揮する集中力 | |
| リーダーシップ | ライオン | 先頭に立って周囲を引っ張る統率力 |
| ゴリラ | 仲間を守る頼りがいと包容力 | |
| クマ | 安心感を与える存在感と懐の深さ | |
| マイペース・場を和ませる力 | カピバラ | 誰といても場を和ませる穏やかさ |
| コアラ | 自分のペースで集中して取り組む力 | |
| パンダ | 周囲を明るくする愛嬌 | |
| 知的好奇心 | イルカ | 新しいことを楽しみながら学ぶ探究心 |
同じ「継続力」でも、努力を積み重ねるアリと、好機を待ち続けるワニでは伝わる印象が変わります。強みの言葉だけで決めず、特徴のニュアンスが自分に最も近い動物を選ぶのがおすすめです。
「自分を動物に例えると」の答え方
答える動物が決まっても、そのまま「犬です」と伝えるだけでは人柄は伝わりません。この質問では、動物の名前そのものより「なぜその動物なのか」の説明の仕方で評価が決まるのです。
ここからは、回答を組み立てる手順を4つのステップで紹介します。とっさに聞かれても迷わず答えられるように、上から順に進めてみましょう。
①結論として動物を伝える
まずは「私を動物に例えると犬です」のように、自分を例える動物の名前から伝えましょう。
意外性のある質問をされると「そうですね、私は昔から周りに合わせるのが得意で……」と、つい背景から話し始めたくなってしまうもの。しかし、結論が後回しになるほど、話が複雑になり、結局何の話をしているのか本人にも採用担当者にもわからない状態に陥ってしまいます。
変化球の質問だからこそ、結論ファーストの基本に立ち返ることを意識しましょう。
②動物の特徴と自分の共通点を示す
動物名を伝えたら、その動物の特徴と自分の性格が重なる点を挙げます。「犬のように、初対面の人ともすぐに打ち解けられる性格だからです」と、特徴と自分を一文でつなぐのが基本の形です。
このときのポイントは、軸になる特徴を1つ決めておくこと。「人懐っこくて、忠実で……」と特徴を複数並べるだけでは、結局どんな人柄なのかがぼやけてしまいます。
複数の面に触れる場合も、一覧表の「特徴・使い分け」にあるような、一言で言い切れる共通点を軸にするのがおすすめです。
③エピソードで裏付ける
共通点を示したら、それを裏付ける具体的なエピソードを添えます。「アルバイト先で新人の相談役を任され、半年で10人以上の定着を支えた」のように、共通点が実際に表れた場面を一つ挙げましょう。
ここが「自分を動物に例えると」の質問のなかで一番大切なパートです。それは、動物の特徴だけならほかの学生でも同じことが言えてしまうから。エピソードが入ってはじめて、その動物が「あなただけの回答」になります。
今回集計した内定者の回答でも、多くの人が自分の経験を添えて語っていました。とはいえ、ガクチカのように長く語る必要はありません。1〜2文で場面が浮かべば十分です。
④入社後の活かし方を伝える
最後に、その特徴を入社後にどう活かすかまで触れられると、回答の完成度がぐっと上がります。「この人懐っこさを活かして、お客様との信頼関係づくりで貢献したいです」のように、仕事につなげて締める形です。
ここまで話せれば、自分の性格を紹介するだけの回答から「自分は御社で活躍できる」というアピールに変わります。面接の時間配分によっては省いてもかまいませんが、深掘りされたときに答えられるよう、準備だけはしておきたいところです。
④まで組み立てたら、30秒ほどを目安に、声に出して確認してみましょう。長いと感じたら、③のエピソードから削ると調整しやすくなります。
「自分を動物に例えると」内定者の回答例文12選
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犬(23卒・SMC/26卒・JR東日本の内定者例文)
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馬|社交性(23卒・クリナップの内定者例文)
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オオカミ(23卒・KDDIの内定者例文)
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カメ(23卒・ツクイホールディングスの内定者例文)
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ハイエナ(22卒・立命館大学・スタンレー電気の内定者例文)
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ラクダ(23卒・住友電気工業の内定者例文)
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アリ(24卒・コーセー化粧品販売の内定者例文)
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カメレオン(22卒・摂南大学・パーソルテクノロジースタッフの内定者例文)
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象(23卒・レイスの内定者例文)
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ペンギン(26卒・クスリのアオキの内定者例文)
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イルカ(26卒・シャープの内定者例文)
ここからは、内定者が実際に選考で答えた回答を、動物別に12選紹介します。いずれも就活会議に投稿された選考体験記から選んだリアルな実例です。
自分が候補にしている動物や、アピールしたい強みが近いものから読んでみてください。
犬(23卒・SMC/26卒・JR東日本の内定者例文)
今回の調査で最も多くの学生が選んだのは、犬でした。人懐っこさや協調性を伝えやすく、幅広い業界・職種で使える定番の回答です。実際の内定者の回答を2つ見てみましょう。
私を動物で例えると犬です。犬という動物は人懐っこく、多様な人から好かれる存在だと私は思います。その点が私の性格と似ていると感じます。
エピソードとしては大学生時のアルバイトで私は常連さんから話をかけて頂くことが多くありました。また、誕生日の日などに食事や飲みに連れていって頂いたことも何度かあります。このような経験はおそらく人から好かれ、慕ってもらってるからこその経験なのではないかと考えます。また、犬は忠誠心の強い生き物でもあります。この点に関しても当てはまると思います。
実際、アルバイト先では社員の方や店長のことを尊敬しており、厳しい環境の中、入学時から現在までアルバイトを続けています。このような理由から私を動物で例えると犬です。 (2023年卒 SMC 総合職 内定)
犬です。主人に忠実であることに加えて自分で考える知能もあるからです。また、原種であるオオカミは群れで行動することが多く、集団行動も得意です。これらの能力は、自らで考えながら集団を導いていく総合職に必須のスキルであると考えています。 (2026年卒 東日本旅客鉄道(JR東日本) 総合職 列車制御システム・エネルギー・情報通信 内定)
1人目は、常連客から慕われた場面や、入学時から続くアルバイトという事実で人懐っこさと忠実さを示しています。2人目は原種のオオカミにまで踏み込み、犬の習性を総合職の仕事につなげていました。
同じ犬でも切り口はこれだけ変わるため、自分のエピソードを最も活かせる特徴から組み立ててみてください。
馬|社交性(23卒・クリナップの内定者例文)
群れで暮らす馬は、社交性をアピールしたい人向きの動物です。定番の犬とニュアンスは近いものの、選ぶ人が少ない分、差別化のポイントになります。
私を動物に例えると「馬」です。馬は群れで暮らす社交性の高い動物として知られており、まさにそこが自分に近いところだと思うからです。
私は大学2年生の時、2つのボランティアを行っていました。1つ目は祇園祭のゴミ拾いのボランティアで、2つ目はフードマルシェ運営のボランティアです。そのため、10代~60代まで様々な年代の方と関わる中で積極的に声を掛けることですぐに打ち解けていました。また大学時代は接客のアルバイトも掛け持ちしており、様々な年代の方々と関わりお話ししていました。
入社後は、自分の社交性を活かし、様々な年代の沢山の人と積極的な対話を行うことで打ち解けたいと考えています。仕事をする際も、成果をめがけて一直線に走り抜けたいと思います。 (2023年卒 クリナップ 総合職 内定)
この回答では、ボランティアとアルバイトの複数の場面で、10代から60代までの幅広い年代と打ち解けた経験を重ねて社交性を裏付けています。かかわった相手の年代の幅を具体的に示すことで、社交性の説得力は一段と高まるでしょう。
オオカミ(23卒・KDDIの内定者例文)
オオカミは「一匹狼」のイメージを逆手に取りながら、チームワークを印象的に伝えられる動物です。実際の回答例も、世間のイメージをどう覆しているかに注目しながら読んでみてください。
私が自分を動物に例えるならばオオカミであると考えております。オオカミは一匹狼と言われることもありますが、実際は群れで狩りを行う動物で、チームで行動していると言えます。
このオオカミと同じように私はこれまで高校・大学においてチームとして1つの目標に向かって努力した経験があります。例えば高校であればクラスの文化祭という40人規模のチームで売上を達成し、来客側・運営側双方が満足できるように全体で行動しましたし、大学であればテニスサークルで生じている課題を解決してみんなが参加しやすい環境をつくるという1つの目標に向けてさまざまな施策を行っておりました。
このような特性を活かして、入社後もチームとして高い目標を達成できるように頑張りたいと考えております。 (2023年卒 KDDI OPENコース 業務系 内定)
「一匹狼と言われることもありますが、実際は群れで狩りをおこなう」と、誤解されやすいイメージを先に訂正してから自分の話へ入る流れが効果的です。文化祭とサークルという異なる場面での経験を伝えることで、どんな環境でもチームで動ける人柄が担当者によく伝わります。
カメ(23卒・ツクイホールディングスの内定者例文)
カメは「ウサギとカメ」の寓話でおなじみの、継続力を象徴する動物です。地道な努力を積み重ねてきた人にとって、語りやすいアピール材料になります。
私は自分を動物に例えると、カメだと考えています。なぜなら、何事もコツコツと積み上げていくことが得意で、継続力が長所だと考えているからです。
例えば、私は大学1年生の時に、英語のクラスが上から5つめの、真ん中のレベルのクラスに所属していました。そこで、2年生からは1番上のクラスへ上がりたいと考え、毎日英語の勉強を最低2時間実行するようにしていました。その結果、2年生の英語のクラスは最上位のクラスに所属することができました。
また、私は健康に自信があり、小中高と皆勤賞を頂いた経験もございます。これも、寿命が長く、健康的なイメージのあるカメと重なる部分があるのではないかと考えています。
これらの理由から、私を動物に例えるとカメだと考えています。 (2023年卒 ツクイホールディングス 総合福祉職 内定)
この回答は「毎日最低2時間」「最上位のクラス」と数字で努力と成果を示している点に説得力があります。皆勤賞という2つ目の根拠も、寿命の長いカメのイメージと自然に重なるアピールです。
ハイエナ(22卒・立命館大学・スタンレー電気の内定者例文)
ずる賢いイメージを持たれやすいハイエナですが、獲物を最後まで追い続ける習性は粘り強さの象徴です。あえて意外性のある動物を選ぶことで、印象に残る回答になっています。
私を動物に例えると、ハイエナであると考えています。ハイエナは決してチーターのような速さやライオンのような迫力はありませんが、一度決めた目標に向かって最後まで粘り強く追いかけ続ける性格の動物です。
私はこれまで部活動、アルバイト、勉強など一貫して自分自身で高い目標を設定し、主体的に粘り強く努力してきました。
この何事にも主体的に粘り強く取り組む姿勢は、社会に出て働く上でも非常に重要な要素だと考えていて、与えられたタスクに対して全力で取り組むだけでなく、お客様の顕在的なニーズだけでなく潜在的なニーズを発見・解決出来るようなビジネスパーソンになりたいです。
これらの目標は私のハイエナのような性格だからこそ達成できるものだと考えています。 (2022年卒 立命館大学 スタンレー電気 総合職 内定)
チーターやライオンとの対比で、速さや迫力ではなく粘り強さで勝負するという自己理解の明確さが伝わる回答です。動物のイメージに引きずられず、アピールしたい特徴だけを取り出して語っている手法にも着目してみてください。
ラクダ(23卒・住友電気工業の内定者例文)
ラクダは、水のない砂漠を歩き続ける忍耐力の象徴です。苦しい環境でも努力を止めなかった経験がある人にとって、思いを乗せやすい題材と言えます。
サハラ砂漠のラクダだと考えています。
私はこれまで、どんなに苦しい環境であろうとも、「圧倒的な努力」を続け、自分の運命を覆してきました。私は貧しい家庭に生まれ、多くの格差や不平等を痛感してきた経験から、「自分の人生をこのままで終わらせたくない」という想いが強く、これまで自分の人生を変えるための圧倒的な努力を日々繰り返してきました。
大学受験の際も、「勉強で人生を変える」という思いのもと、毎朝4時には勉強を始め、苦手な歴史に関しては、実際に史跡や博物館を訪れ、深く記憶に刻むことで克服するなど、自分の最大限の努力を毎日継続して行ってきました。その努力の結果、志望大学合格を果たし、自分の人生を変える大きなチャンスを得ることができました。
このような経験を何度もしてきた私は「適切な努力を一生懸命行うことで、自分の目標は必ず達成できる」という確固たる信念を持っています。今後、様々な困難と直面した時も決して挫けることなく、目標に向かって粘り強く努力することをお約束します。 (2023年卒 住友電気工業 事務系 内定)
「毎朝4時には勉強を始め」という行動の描写が、圧倒的な努力という言葉に重みを与えています。単なるラクダではなく「サハラ砂漠のラクダ」と限定した冒頭も、過酷な環境で歩み続けた半生を印象付ける選び方です。
アリ(24卒・コーセー化粧品販売の内定者例文)
アリは今回の集計で犬に次いで多く、4人が選んだ動物です。勤勉さのイメージが強い動物ですが、この回答のように計画性のアピールにも使えます。
私を動物に例えるとアリです。アリはただ食べ物を運んでいるだけのように見えますが、しっかりとした計画の中で動いており、その計画性の高さが自分に近いと思ったからです。
私は何か物事に取り組む前には、必ず計画を立ててから実行するように心がけています。例えば、定期テスト前には必ず計画を立てて、効率的に勉強を行ってきました。
入社後は、アリのように自分が持つ計画性を武器に、どんどん結果を出していきたいと思っています。 (2024年卒 コーセー化粧品販売 ビューティコンサルタント 内定)
この回答は、アリの働きを「しっかりとした計画のなかで動いている」ととらえた見方が独創的です。テスト勉強という身近な例でも、「取り組む前に必ず計画を立てる」という習慣が一貫して語られているため、計画性が確実に身に付いていることが伝わります。
カメレオン(22卒・摂南大学・パーソルテクノロジースタッフの内定者例文)
相手や場面によって接し方を使い分けられる人には、カメレオンがぴったりです。環境に合わせて体の色を変える、適応力の象徴と言えます。
私は、自分自身を動物に例えるとカメレオンです。
私の長所は、相手の立場になって考えることができることです。この強みを活かすことができた経験として、飲食店のアルバイトで全員が働きやすいと感じられるような環境づくりに取り組んだ経験があります。誰かと接する際はその人がどんな気持ちでいるのか、相手の気持ちを考えるように心がけ、その際に、接する人によって自分の色を変えることが得意です。
カメレオンはその場所の色に合わせて様々な色に自分を変化させることができます。私も、その場の空気を読んでどういう立ち回りをするべきなのか、周りの様子をみて行動するように心がけます。だから、私を動物に例えると、カメレオンだと思います。 (2022年卒 摂南大学 パーソルテクノロジースタッフ 総合職 内定)
この回答では「接する人によって自分の色を変える」という表現で、相手の気持ちを考える長所とカメレオンの変色を重ねています。単に空気を読むのではなく、全員が働きやすい環境づくりという目的のための適応だと伝わる点が好印象です。
象(23卒・レイスの内定者例文)
象は、どっしりかまえた冷静さや落ち着きを伝えられる動物です。慌てない性格を強みにしたい人は、落ち着きをどう言葉にしているかに注目して読んでみてください。
はい。私を動物に例えると象だと思います。
まず私は周囲から大人びている、落ち着いている、愛情があるという評価を受けることがしばしばあります。確かに私自身も周囲の状況を正確に判断することを意識しながら行動しており、そのことから友人からの相談もよく受けると感じています。
例えばサークルの仲間から相談を受けた際には、悩みを受け止め、今何をするべきなのかを冷静にアドバイスします。このような側面は私が思い描く象のイメージと一致すると思います。
私のイメージする象とはどっしりと構え、何事にも冷静で、仲間意識が非常に強い生き物です。このような特徴は私が集団に所属している際に意識しているものであるので、私を動物で表すと象だと考えています。 (2023年卒 レイス 総合職(地域型) 内定)
この回答の説得力につながっているのは、周囲からの評価を起点に語っている点です。自称ではなく「大人びている、落ち着いている」という他者の声から入ることで、自分本位のイメージではなく、周囲も認める強みとして面接官に伝わるでしょう。
ペンギン(26卒・クスリのアオキの内定者例文)
ペンギンは群れで生活することが広く知られており、協調性の象徴として選ばれやすい動物です。下記の回答は、先頭に立つタイプではない人が、リーダー経験をどう語るかの参考にもなります。
私を動物に例えるとペンギンです。なぜなら、ペンギンは群れで生活するイメージがあり、協調性を大切にする私と似ているなと感じたからです。
私は高校時代の生徒会活動など、リーダーとしてチームをまとめた経験があります。
その中で、私は自ら先頭に立ってチームを率いるタイプというよりは、後ろからチーム全体を見守りつつ重要な決断は責任を持って行うタイプのリーダーでした。自らグイグイと引っ張っていくことは正直得意ではありませんが、ペンギンのように協調性を大切にしつつ、チームとして最良のパフォーマンスが出せるよう入社後も努力いたします。 (2026年卒 クスリのアオキ ナショナル社員 内定)
この回答では、「自らグイグイと引っ張っていくことは正直得意ではありませんが」と率直に認めたうえで、チーム全体を見守りながら決断を担うリーダー像を示しています。
周囲と足並みをそろえて動くペンギンの特徴と、この見守り型のリーダー像がきれいに重なっており、協調性のアピール方法としても参考になるはずです。
イルカ(26卒・シャープの内定者例文)
イルカは、遊びながら学ぶ姿から知的好奇心を想起させる動物です。この回答は「1分間で自己紹介」への答えに動物の例えを組み込んだもので、動物の質問がされなくても自分から使える実例として紹介します。
私を動物に例えるなら、知的好奇心と協調性を併せ持つ「イルカ」です。
一つ目の理由は、知的好奇心です。ゼミでの〇〇という研究テーマに対し、誰も着手していなかった新たな視点から課題を設定し、粘り強く分析を続けました。この探究心は、常に新しい価値を追求する貴社の姿勢と通じるものだと考えています。
二つ目の理由は、協調性です。私はチームスポーツである〇〇部で、司令塔として常に仲間との対話を重視し、多様な意見を一つの戦略へとまとめ上げ、チームを勝利に導く役割を担ってきました。この経験は、多様な部門と連携し、一つの製品を創り上げる貴社の企画職で必ず活かせると確信しております。
本日はこの「イルカ」のような強みを存分にお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。 (2026年卒 シャープ ビジネス系 営業(グローバル営業・国内営業) 内定)
この回答は、研究での探究心と部活での対話を、それぞれ企業の姿勢と企画職の仕事に結び付けている点が丁寧です。自己紹介の冒頭に動物の例えを置くことで、担当者の印象に残りやすいうえ、知的好奇心と協調性という2つの強みを1分間で伝え切っています。
1分間の自己紹介のまとめ方については、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせて確認してみてください。
1分で魅力が伝わる自己PRの作り方|内定者の例文12選付きで解説「自分を動物に例えると」の回答で避けたい3つのNG例
動物と理由をしっかり用意していても、伝え方を誤ると評価にはつながりません。準備を怠るとその場しのぎになりやすい質問だからこそ、失敗には共通するパターンがあります。
ここからは、避けたい回答を3つのNG例で紹介します。自分の回答が当てはまっていないか、照らし合わせながら確認してみてください。
①動物を複数挙げて結論をぼかす
答える動物は1種類に絞りましょう。複数の候補を並べたまま終わると、結論のない回答になってしまいます。
私を動物に例えると、犬かイルカだと思います。人と話すのが好きなところは犬っぽいとよく言われますし、新しいことを学ぶのが好きな面はイルカに近い気もします。どちらかというと犬寄りですが、イルカの要素もあると思っています。
「どちらかというと犬寄り」のまま話が終わると、担当者には結局どんな人柄なのかが伝わりません。迷いを見せた分だけ、「自己分析が浅い」という印象にもつながります。
もちろん、人柄に複数の面があるのは本来自然なことです。しかし就活の場では、特にアピールしたい強みや志望企業の求める人物像に最も合う1種類に絞り込むことを心掛けましょう。
②動物の解説に終始して自分の話をしない
正確に例えようと思うあまり、その動物の特徴を語りすぎてしまう人もいます。しかし、話の主役はあくまで自分のエピソードです。動物の説明は1〜2文にとどめておきましょう。
私を動物に例えるとミツバチです。ミツバチは自分の体重の半分ほどの蜜を運ぶ働き者で、8の字ダンスで仲間に花の場所を知らせる習性があります。
また、女王バチを中心に役割分担が徹底された、社会性の高い生き物としても知られています。私もそのような働き者になりたいと思っています。
この回答で自分について語っているのは、最後の「働き者になりたい」の一文だけです。動物の知識がどれだけ正確でも、担当者が知りたい人柄には一歩も踏み込めていません。
聞かれているのは動物ではなく、あくまで「自分」です。動物の特徴は入口として短く触れ、それが表れた自分の経験に時間を使いましょう。
③マイナスイメージを覆せないまま終わる
のんびりしている、マイペースなど、マイナスの印象が先行しやすい動物を選ぶなら、そのイメージを強みに読み替える説明までセットで用意しましょう。
私を動物に例えるとナマケモノです。休日は家でのんびり過ごすのが好きで、周りからもマイペースだと言われるからです。あまり物事に焦らない性格だと思います。
「のんびり」「焦らない」のまま終わると、おっとりした印象を通り越して、仕事への意欲まで疑われかねません。マイナスな先入観を持たれやすい動物は、それを覆してはじめて意外性が武器になります。
たとえば同じナマケモノでも「エネルギーの使いどころを見極めて、無駄なく動く」と言い換えれば強みの話に変わります。覆せる自信がなければ、印象の良い動物を選び直すほうが安全です。
自分に合う動物が思いつかないときの探し方3選
一覧を見ても「どれもピンとこない……」と手が止まってしまった人もいるはず。そんなときは、いったん動物から離れて考えてみましょう。
ここからは、自分に合う動物の探し方を3つ紹介します。どれも手軽に試せるので、気になったものから取り組んでみてください。
①先に強みを決めて一覧から探す
動物選びで迷ったら、自己PRやガクチカで話す予定の強みを先に確定させましょう。動物はあくまで強みを伝えるための表現にすぎないため、伝えたい中身さえ決まれば候補は自然に絞られます。
このとき、新しい強みをゼロから考える必要はありません。エントリーシート(ES)にすでに書いた強みをそのまま使えば、動物の回答とほかの回答に一貫性が生まれ、深掘りされても同じエピソードで答えられます。
強みが決まったら、この記事の一覧30選の「アピールしたい強み」の列から当てはまる動物を探してみましょう。継続力ならアリやカメ、協調性なら犬やペンギンと、候補が数種類まで絞れます。
そもそもアピールできる強みや経験が見つからない場合は、こちらの記事で探し方を詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
「学生時代に力を入れたこと」の作り方|内定者の回答例25選付き②周囲に自分のイメージを聞く
自分で思いつかないなら「私を動物に例えると何だと思う?」と友人や家族に直接聞くのも有効な方法です。自分では気付いていなかった一面を知ることができます。
聞くときは、動物名だけでなく理由もセットでたずねましょう。「いつも周りを見て動いているから馬っぽい」といった理由は、そのまま回答の裏付けに使えます。自己評価と周囲の見え方が一致していれば、その動物は自信を持って選べる候補です。
複数の人に聞いて同じ系統の答えが返ってくるなら、それがあなたの客観的なイメージです。担当者の目にも、同じように映ると考えられます。
③診断や心理テストを活用する
性格診断や強み診断のツールを使って、自分の特徴を言葉にしてもらうのも一つの手です。無料で受けられる診断も多く、自己分析が進んでいない段階でも取り組めます。
診断結果に出てきた「協調性」「探究心」といった言葉を「一覧30選」の強みと突き合わせれば、候補の動物が見つかります。結果をそのまま鵜呑みにする必要はなく、自分で納得できた特徴だけを使えば十分です。
診断はあくまで言語化の補助です。最終的には、その特徴を裏付けるエピソードが自分にあるかどうかで動物を決めましょう。
「自分を動物に例えると」に関するよくある質問
最後に、回答づくりで多くの就活生が迷う点をQ&A形式でまとめました。準備の仕上げに確認してみてください。
Q:ライオンなど強い動物を選ぶのはNG?
ライオンなどの強い動物を選んだからといって、それだけで印象が悪くなることはありません。
「自己主張が激しいと思われないか」と不安になる人もいるかもしれませんが、担当者が見ているのは動物のイメージではなく、説明に納得感があるかどうかです。実際、今回抽出した選考体験記30件にライオンを選んだ内定者はいなかったものの、選ばれていた動物に共通するのは「特徴を自分の経験で説明しやすい」ことでした。
部活のキャプテンとしてチームをまとめた経験など、統率力の裏付けが実際にあるなら、ライオンは堂々と選んでかまいません。経験と結び付いた強い動物は、むしろ自信の表れとして伝わります。
Q:マイペースな人におすすめな動物は?
マイペースな人には、カピバラ・コアラ・パンダなどがおすすめです。
ただし、マイペースをそのまま伝えると「協調性がない」と受け取られる可能性もあります。「周囲に流されず自分のペースで集中できる」「どんな場面でも焦らず落ち着いている」のように、仕事で活きる強みへ言い換えたうえで動物を選びましょう。
たとえばコアラなら自分のペースで集中して取り組む力、カピバラなら誰といても場を和ませる穏やかさと、同じマイペースでも押し出す面を変えられます。「一覧30選」の「マイペース・場を和ませる力」の行も参考にしてみてください。
「自分を動物に例えると」は一覧から選んだ動物を自分の言葉で語ろう
この記事では、内定者30人の回答分析と動物一覧30選、実際の回答例文12選を紹介しました。
「自分を動物に例えると」は変化球に見えますが、聞かれている中身は自分の人柄と強みです。動物選びに唯一の正解はなく、選んだ動物を自分の経験で語れるかどうかで評価が決まります。
まずは一覧30選から、アピールしたい強みに合う動物を1種類選んでみてください。あとは記事で紹介した4つのステップに沿って組み立てれば、回答は完成します。
事前に準備しておけば、本番で急に聞かれても動じずに答えられます。内定者も「落ち着いて筋道を立てて答えられれば大丈夫」と振り返っていました。あなたの言葉で語れる動物を、一つ用意しておきましょう。
就活会議編集部
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この記事の編集担当者
佐藤 美空
大学卒業後、就活会議のグループ会社であるポートに新卒入社。約1年間キャリアアドバイザーとして文系学生の就職支援をおこなう。就活生時代にポート運営の就活メディアを活用した経験から、「今度は私が就活生の役に立つメディアを創りたい」という思いでライターに転身。現在は就活会議のライターを担当している。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める