【クリエイティブな挑戦、広がる未来】【19卒】デジタルガレージの冬インターン体験記（文系/WEB広告のリアルなビジネスプラン設計）No.2116（順天堂大学/女性）（2018/4/4公開）

広告業界とベンチャー企業に興味があり、応募した。夏のインターンに落ち、それ以来は１DAYインターンしか経験がなかった。だが、1か月単位の長期インターンであると他の企業や業界を見ることができないと思い、３DAYSがぴったりだと思った。
ESはOpen ESだったので、比較的長めの文章で自己㏚や動機を書くことができた。

企業の概要はホームページで事前に調べた。特に必要なスキルは書かれていなかった。広告と書かれていたのでクリエイティブ系のインターンだと思っていた。

エントリーシート

来期の事業計画達成のためのWEB広告についての具体的なプラン

1日目にやったこと

オリエンテーションとして会社説明とマーケティング用語の講義（インプット）をし、その後にグループワークで小さな課題を行った。お昼は社員さんと全インターンメンバーで中華料理屋さんに食べに行った。その日の最後に２，３日目に行うワークの課題が出された。

2日目にやったこと

一日中グループワークをした。お昼は自由に取るスタイルだった。課題が難しくて、苦戦していた。どのようにしたら利益が最も出るかということをエクセルで計算したり、実際にメールで獲得想定を尋ねたりした。2時間に1回くらいのペースで社員さんが質問を受け付けてくれていた。

3日目にやったこと

主に2日目で行ったワークをプレゼンテーションした。社員の方々がたくさんいらっしゃり、グループごとに良い点と改善点を指摘してくださった。最後に懇親会でピザなどを食べながら、10人くらいの社員さんが各テーブルに散らばって、学生とラフに会話をした。

マーケティングテクノロジーセグメント部の社員など（6人くらい）

特になし

クライアントをいかに正確にくみ取るかが最も大切だとおっしゃっていた。全グループがグループ内で営業・運用・分析と役割分担をし、それぞれの役割の人で渡される情報が異なり、それらを共有し、聞き出さなければならなかった。だがどのグループも営業の人が持っている重要な情報を見落としがちであったと社員さんはおっしゃっていた。

広告という言葉からクリエイティブ系かと思っていたが、実際はマーケティング・ITの要素が強かった。私は国際・語学系の学部なので、最初はさっぱり分からなかった。マーケティング用語を教わってもいまいち理解できていなかったので、インターン後に友達に教えてもらったり、ネットで調べたり、計算が終わらないときはグループメンバーと残って一緒に頑張った。インターンメンバーは皆とても優しく、分からないところを教えてくれたり、できる役割を与えてくれたりした。正直とても苦戦したが、マーケティング専攻のメンバーから社員さんまでもがこのインターンは難しいと言っていたので良い経験ができたなと思えた。

広告に関わる仕事の全体的な流れがなんとなく分かった。未知の世界だったので、用語をたくさん学べただけでなく、未来を見据えて今やるべきことを導くということが大事であることを体感した。また、周りの学生のレベルが高かったので、とても良い刺激になった。

マーケティング用語を少しでも学んでおけばよかったかなと思った。それでも歯が立たないが、少しは心に余裕ができたかなと思う。

今回行った業務は経験できたが、他にもあらゆる分野で活躍をしている人がたくさんいるのがこの企業の特徴であるからだ。だが、風通しは良かった。社員同士の仲が良く、壁は感じなかった。企業文化としては比較的テキパキした社員さんが多いのだろうなと思った。

本選考に関しての記載がなかったので、本選考とは繋がっていないと思った。また、このインターンに参加していた学生で、ベンチャー企業のインターンの方が実力が試されるし、鍛えることができるからと言っていた人もいた。そのため、内定を早く取りたいという人よりかはスキルアップのために来ている人が多いのかなと感じた。

懇親会での社員と学生の会話を聞いていると、皆が口をそろえて今回のインターンは面白かったと言っていたのに対して、私は面白さを感じず、無味に感じたため。利益だけを考える世界よりも、文化的価値も評価したいと考えているために無味に感じたのだと思った。

特に特典がなかったため。長期インターンへの希望はアンケートで聞かれたが、それ以外の特典は特になかった。急成長中の企業であり、倍率が高そうなイメージを持っていた。

インターンの3日目の終わりに、アンケート記入の時間が設けられ、そこで長期インターンの希望を尋ねられた。その後の選考は何も来ていない。

とにかくどの業界が良いのかが分からなくなってしまっていた時期だったので、様々な業界や企業を見ていた。広告やインテリアや出版社を見ていた。特定の業界というよりかは、ベンチャー企業を中心に見ていた。ベンチャー企業が本当に自分に合っているかどうかを確かめたかったためにベンチャー企業のインターンに参加していたが、やはり風通しの良い企業が多いなと思った。

マーケティングという部署への見方が変わった。最初は大学で勉強していることの影響により、数字でなく文字で分析するものだと勝手に思っていたが、全く異なった。自分が付加価値として何を基準に置きたいかということが明確になった。このインターンに来なかったら、あまり知りもせずに自分と合わないところを受けて、本選考で落ちていたと思う。