【化学工学×データ解析、企業探求】【21卒】横河電機の冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.9788（京都大学大学院/男性）（2020/7/14公開）

自分の専攻である化学工学を存分に活かして働くことができる企業を探していた．また，大学の講義で生産性の向上を目的として化学プロセスから得られるデータを解析するというものがあり，それが楽しかったので化学工学×データ解析という観点で企業を探していた．

本インターンシップはエントリーシートもなければ面接もなく，ただただ先着順で参加できるものとなっており，特に準備したことはない．

応募

グローバル企業とは．

1日目にやったこと

横河電機の会社説明会が行われた後，工場・オフィス見学．その後”グローバル企業とは”というグループディスカッションが行われた．各班軽い発表をした後，パンフレットを用いながら採用に関する説明が行われた．

なし

今回のグループディスカッションの進行の方向性としては，まずグローバル企業と思われる企業をみんなで挙げていき，それらに含まれる共通点を抽出して最終的な回答に仕上げていくと良い．

本インターンシップでグループディスカッションが行われるとは全く思っていなかったので，どのように振る舞えばよいのか分からず苦労した記憶がある．とは言え，自分の班の他の学生も同様にしてグループディスカッションに慣れていなかったので，手も足も出ないというわけではなかった．

横河電機の技術系社員がどのような仕事に取り組んでいるのかは非常に分かりづらいものとなっているので，インターンシップで配られたパンフレットを中心に理解しやすかったのは参加してよかった点であると思われる．工場・オフィス見学も新鮮な体験だったので良かった．

インターンシップ前にグループディスカッションに慣れておくと良い評価を得ることができると思う．理系の就活生でなれている人はあまりいないため．

自分がやりたい仕事である”化学工学×データ解析”をおもっきりやれる企業であると学んだからである．インターンシップが終わったその日に自分の大学のOBと話す機会をセッティングしてもらい，そこで実際に化学工学×データ解析という観点で仕事している社員から話を聞き，自分の理想の環境であると感じた．

横河電機が求める人材に自分がかなり当てはまっていると感じたため．インターンシップ直後その日のOB訪問で技術系社員から話を聞いてそう感じる度合いがもっと強くなった．志望度合いもかなり上がったため，本選考でも面接で自分の熱い思いを伝えることができると思ったから．化学工学の知識が十分にあり，なおかつPython等によるデータ解析技術がある学生はあまりいないと思われる．

横河電機が求める人材に自分がかなり当てはまっていると感じたことに加え，自分が入社後に取り組む仕事が自分の希望している内容と合致していると感じたからである．インターンシップ直後その日のOB訪問で技術系社員から話を聞いてそう感じる度合いがもっと強くなった．

本インターンシップは選考が一切なく先着順の1dayインターンシップであるため，本選考に有利になるとは思えなかった．しかし一部の学生に対してセッティングされるOB訪問により，本選考で話す内容の説得力が増すだろう．

インターンシップ終了直後その日に大学のOBと面談させてもらえる機会をセッティングしてもらえた．大学OBが横河電機で働いている学生のみセッティングしてもらえるのかもしれない．セッティングはインターンに申し込んだ段階で行われた．

本インターンシップに参加前の志望業界は，自分の選考である化学工学を活かせる総合化学メーカー，飲料メーカー，鉄鋼メーカー，プラント制御機器メーカーなどである．特に，データ解析関連の仕事ができる企業，製品に興味が持てる企業を中心に就職活動していた．本インターンシップ参加時点では，特にこの企業に行きたいというところはなかった．

本インターンシップの参加により，プラント制御機器メーカーの志望度は大幅に上昇した．その理由は，自分が希望している”化学工学×データ解析”の業務に取り組むことができると学んだからである．これにより，総合化学メーカー，飲料メーカー，鉄鋼メーカーよりプラント制御機器メーカーの志望度がかなり高くなった．横河電機以外にはアズビルなどが考えられる．