三菱重工への就職はすごい? 社員の声から難易度・採用大学・年収・選考対策まで徹底解説
こんにちは。就活会議編集部の佐藤です。 日本を代表する総合重工業メーカーの三菱重工業。エネルギー、宇宙、防衛など多岐にわたる分野で世界を牽引する同社は、圧倒的な技術力と安定感から就活生の間で絶大な人気を誇ります。 一方で、「三菱重工への就職はどの程度『すごい』のか?」という疑問を抱く人もいるでしょう。そこで本記事では、同社が「すごい」と言われる真相を、現役社員のリアルな証言から徹底検証します。働きやすさや年収の実態、内定獲得のコツも解説。三菱重工や重工業界を志望する人は、ぜひチェックしてみてください。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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AI要約
1分で読める!現役社員が語る「三菱重工への就職はすごいのか?」の真相
現役社員や内定者へのインタビューにもとづき、三菱重工への就職が「すごい」と言われる理由と、その高倍率な選考を突破するためのコツが理解できる記事である。
まず、入社後の労働環境と待遇について、以下の圧倒的な実態が明らかになる。
・残業は厳しく管理されており、最大60日間の「積立休暇」など手厚い福利厚生が整備されている
・平均年間給与は1,000万円を突破しており、製造業のなかでも国内トップクラスの待遇である
・防衛や宇宙、原子力といった参入障壁の高い国家プロジェクトを牽引しており、事業の安定性と将来性がきわめて高い
次に、こうした恵まれた環境を勝ち取るための選考プロセスと評価基準については、非常に厳しい実態がわかる。選考難易度は業界平均を大きく上回り、部門長クラス7名が並ぶ、緊張感の高い面接がおこなわれる。
また、同業他社と比較したうえでの明確な志望動機が深く問われ、継続的な情報収集による徹底した業界研究が不可欠となる。
結論として、同社で活躍できる人物像は、多くの制約のなかで新しい発想を形にする「チャレンジ精神」と、多様な関係者との折衝を円滑に進める「コミュニケーション能力」を持つ人材であることが示されている。単なる憧れではなく、国家の根幹を支える責任への覚悟と自身のキャリア観が合致しているかを見極める必要があると理解できる。
※動画と記事の概要を生成AIでまとめています。
どこから読み始めますか?(リンクを押して飛ぶ)
・三菱重工への就職が「すごい」と言われる理由を知りたい
・三菱重工のさまざまな魅力を知りたい
・三菱重工の採用情報を知りたい
・三菱重工の選考フローを知りたい
・三菱重工の選考を突破するコツを知りたい
・三菱重工に向いている人の特徴を知りたい
※なお、この記事では就活会議のYouTubeチャンネルで公開している以下の動画の内容をベースに、インタビューの書き起こしから再構成・編集をおこなったものです。
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超ホワイト企業!最大60日休みがもらえる!? 三菱重工の現役社員が働き方・福利厚生など大解説
・三菱重工の選考に受かる秘訣!三菱重工現役社員が大解説!
・三菱重工業に採用される極意! 1次面接は面接官8人の超圧力面接!?
インタビューでは、三菱重工に勤めている現役社員Tさん、三菱重工の内定を獲得したKさんが登壇。三菱重工の働き方や年収、選考対策など、就活生からが知りたい「リアルな情報」を伺いました。
登壇者のプロフィール
| 氏名 | Tさん |
|---|---|
| 学歴 | 関関同立 工学科 卒業 |
| 経歴・活動内容 | 新卒で三菱重工業に入社。8年間にわたり、同社の基幹事業における機械設計業務に従事 |
| 三菱重工を選んだ理由 | 自身の専門分野が工学であり、機械設計をやりたかったため重工メーカーを志望。 福利厚生が充実した大手企業を志望するなかでも、インフラ業界で首位を走る同社に惹かれ、せっかく働くのであれば業界のトップ企業で働きたいと考え、入社を決意 |
| 氏名 | Kさん |
|---|---|
| 学歴 | 大阪大学 卒業 |
| 就活の状況 | 造船・重工業メーカーを中心に就活を進め、三菱重工業、今治造船、住友重機械工業、三井E&S造船ほか大手6社から内定を獲得 |
現役社員に聞いた! 三菱重工への就職が「すごい」と言われる理由
結論から言えば、三菱重工への就職は「すごい」と言えます。それは単に企業規模が大きいからではなく、働く環境の質が整っており、ほかでは味わえない圧倒的な達成感を得られるからです。
ここでは、現役社員のリアルな話から紐解いた「すごい理由」を4つのポイントで紹介します。外側からは見えにくい実態を詳しく見ていきましょう。
①徹底した残業管理により働きやすさが担保される
就活会議:残業は、ぶっちゃけどうですか?
現役社員Tさん:残業はもちろんありますよ。納期がタイトで急がないといけないとか、土日に出て納期に対応しなければならないということはあります。
今はもう一昔前の「ずっと働く」のような時代ではないので、残業時間も労働組合と協定がありますし、それ以上働くことはないです。
上司のほうも労働時間を厳しく管理しているので、「勤務時間を超えそうであれば帰ってもらう」ということも言われますし。場合によっては、忙しいときは働いて、あまり忙しくないときに代休や労働時間の調整などをして、全体のバランスを取るようになっていますね。
②60日間の積立休暇など手厚い福利厚生を活用できる
就活会議:福利厚生についてお伺いしたいです。家族手当や家賃補助があることを拝見したのですが、実際いかがですか?
現役社員Tさん:もちろん福利厚生は一通りそろっていて、ほかの会社にも負けない、大きい会社だけあって充実しているかなとは思っていますね。
有休などを使いきれなかったときに最大60日まで積み立てができる、「積立休暇」というのがあります。これは、結構大きいんじゃないのかなと思っています。
就活会議:60日積み立てられることで、どこかでまとめてお休みを取ることも可能?
現役社員Tさん:そうですね、たとえば大病を患うなど思わぬ出来事もあると思うんですね、人生何があるかわからないですから。普通の有給だと持てる日数が限られるし、有効期限も1年と決まっているので。
そこから見ると(三菱重工の福利厚生は)手厚いのではないかなと思っています。
企業ホームページの「ワークスタイル・福利厚生」によれば、積立休暇を含む多様な休暇制度や福利厚生が整っています。こうした手厚いサポートが、社員が安心して長く働ける環境を支えていると言えるでしょう。
休暇制度
・積立休暇:最大60日(本人または家族の傷病等により休業する場合に活用できる) ・ショートバージョン休暇:1日(連続して2日有給休暇を取ると、プラスで1日の休暇を取得可能) ・リフレッシュ休暇:5日(勤続年数10年以降、5年ごとに付与される) ・結婚休暇:5日 ・ボランティア休暇:5日(自然災害が発生した被災地域における支援活動のために休業する場合に取得できる)
その他福利厚生
・在宅勤務制度 ・フレックスタイム制度 ・住宅支援制度
※2026年3月時点
③上司が休暇取得を後押ししてくれる雰囲気も…!
就活会議:入社後のギャップについて教えていただきたいです。
現役社員Tさん:「休暇や代休を取得していく」というスタンスがあって、「〇日に有休取りなよ」という声掛けをしてもらうこともあったので安心できた部分はあります。
④数年越しの設計が形になるやりがいを得られる
就活会議:今の部署でのやりがいの部分や、やっていてすごく良かったなと思う瞬間などはありますか?
現役社員Tさん:設計したものが実際に取りついて動いていくところを見ると、やっぱりやりがいと言うか、自分の仕事が形になっていって楽しい瞬間かなと思っていますね。
就活会議:ご自身が設計されてから実際に物になるところまでで、大体どれぐらいの期間を経て?
現役社員Tさん:正直、物によってというのもありますし、製品を作る時間も結構長いので、それ込みになると2~3年など長くはなりますよね。
就活会議:そのなかでも、すごく印象に残っている設計したものはありますか?
現役社員Tさん:数が限られているような装置は、基本的には交換が20年に1回といった頻度です。そういう交換をしていく仕事は、やっぱり思い出深いというか、「また次に会うのは20年後」みたいな貴重な経験をしたのかなとは思っていますね。

三菱重工の魅力|「就職がすごい」の根拠を知ろう
三菱重工が「すごい」と称される理由は、福利厚生の充実度や仕事のやりがいだけではありません。日本を代表する大企業として、ビジネスの基盤そのものが圧倒的に強固であることも、就活生から絶大な人気を集める大きな要因です。
ここからは、同社のすごさを裏付ける根拠を「業績・年収・将来性・強み」の4つの視点から多角的に分析します。公式データや内定者の声を交えながら、同社の本質的な魅力に迫りましょう。
①業績
直近5年間の売上収益
直近5年間の売上収益を見ると、2020年度の約3.7兆円から着実に数字を伸ばし、2024年度には5兆円を突破しています。
世界的なエネルギー需要の高まりや防衛予算の増額、さらには航空需要の回復など、同社が手掛ける多くの事業が追い風となっていることが伺えます。過去最高の売上規模へと成長を加速させている点は、就職先としての将来性や安定性を判断するうえで、大きな安心材料と言えるでしょう。
②年収
ここでは就活会議に寄せられた24・25卒内定者の声と、有価証券報告書に記載された平均年間給与の2点から、その実態を紐解いていきましょう。
・【社員から聞いた】メーカーの中では高水準【本・サイトで調べた】初任給はあまり高くない【イベントや選考を通して感じた】ボーナスも多く満足できる年収が得られそう。
(2024年卒 三菱重工業 内定)
・インターンシップで話した社員の方は、他の重工業メーカーに比べても給与水準は最も高いと言っていた。
(2025年卒 三菱重工業 内定)
・40代で1000万前後だと聞きました。20代の若手のうちはそこまで高くないので30代で役職を持ってからが稼げるそうです。
(2025年卒 三菱重工業 内定)
・基本的に年功序列で在籍年数に応じて上がる。特に若いうちは意欲的なものとそうでないものの差が大きくないため、物足りなく感じる人もいるかもしれない。ただし、総合的な給与水準は高く、大卒であればほぼ全員が管理職になり、1000万に到達する。堅実に働きたい人間に向いた職場だと思われる。
(2025年卒 早稲田大学 三菱重工業 内定)
直近5年間の平均年間給与の推移
出典:2020年度 有価証券報告書|三菱重工業株式会社 2021年度 有価証券報告書|三菱重工業株式会社 2022年度 有価証券報告書|三菱重工業株式会社 2023年度 有価証券報告書|三菱重工業株式会社 2024年度 有価証券報告書|三菱重工業株式会社
有価証券報告書によると、平均年間給与は右肩上がりに上昇しており、2024年度にはついに1,000万円を突破しました。製造業のなかでもきわめて高い水準にあり、国内トップクラスの待遇と言えるでしょう。
内定者の声からは、若手のうちは年功序列の傾向が強く、「初任給や昇給スピードに物足りなさを感じる」という意見も見られます。しかし、30代以降に役職に就けば年収1,000万円前後も現実的であり、大卒であれば管理職登用への道も開かれているようです。
着実にキャリアを積み、長期的に安定した高収入を得たい人にとって、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。
③将来性
ここでは、25卒の内定者が選考の過程で肌で感じた「将来性」への期待値を、就活会議に寄せられた口コミから紐解いていきます。
・防衛事業やプラント事業は参入障壁が非常に高いため、今後も三菱重工のシェアは維持されると考えます。
(2025年卒 三菱重工業 内定)
・世界的な信頼を得ている製品を多く持つ。CO2回収装置など世界のトレンドに合った製品により発展が見込まれる。製品の分野は多岐にわたるため、将来性は十分高い。
(2025年卒 三菱重工業 内定)
・長年培われたブランド力と技術力が非常に強い上,政府による防衛費増額の恩恵を最も受ける企業であるため今後も成長を続ける可能性が高い。
(2025年卒 三菱重工業 内定)
・国家レベルの大きなプロジェクトが毎年10件ほど継続して三菱重工ではあるため、今後も安定した成長が見込まれる。
(2025年卒 三菱重工業 内定)
内定者の声からは、将来性に対する強い確信が伺えます。特に、防衛やプラントといった「参入障壁の高い分野」で圧倒的なシェアを誇る点は、他社にはない三菱重工ならではの強みです。
また、防衛予算の増額や脱炭素技術など、時代のニーズに合った事業を多角的に展開している点もポイントです。伝統的な技術力と最新トレンドを掛け合わせ、常に国家プロジェクトを牽引し続ける姿勢こそが、長期的な成長を支える最大の根拠と言えるでしょう。
④強み
ここでは、24・25卒の内定者が選考を通じて分析した「三菱重工独自の強み」に焦点を当て、口コミを紹介します。
25卒内定者の口コミ
三菱重工業の強みは、三菱重工業だからこそ国から任されている分野を持っていることであると思う。原子力や軍事、宇宙といった分野は、おそらく三菱重工業に入らないと関わることができないことができる点が非常に魅力的である。(2025年卒 三菱重工業 技術系 内定)
26卒内定者の口コミ概要
三菱重工業の最大の強みは、国内トップクラスの規模と幅広い事業展開に裏打ちされた盤石な経営基盤にある。特に、防衛、宇宙、原子力といった国家の根幹を支える大規模プロジェクトを牽引できる点は、同業他社に対する圧倒的な優位性となっている。また、エネルギー分野では世界最高水準の発電効率を誇るガスタービン技術を有しており、水素発電や脱炭素化といった次世代の環境課題に対しても、柔軟かつ現実的な解決策を提示できる技術力が高く評価されている。
さらに、研究開発から設計・製造、独自施設での厳格な実証実験、さらには保守サービスに至るまでを自社内で一貫して完結できる体制を構築している。これにより、多様な専門技術を統合した信頼性の高いシステムを迅速に提供し、グローバル市場で強力な競争力を発揮している。
※口コミの概要を生成AIでまとめています。
内定者の分析からは、防衛・宇宙・原子力といった「国家を支える事業」を独占的に担える点が、同社最大の強みとして理解できます。他社には真似できない三菱重工だからこそかかわれる大規模プロジェクトの存在は、そのまま事業の圧倒的な優位性に直結しているでしょう。
また、単に規模が大きいだけでなく、次世代の脱炭素技術や自社一貫の製造・検証体制など、世界市場で勝てる「技術の厚み」があることも大きな特徴です。
変化の激しい時代においても、国や世界から必要とされ続ける確かな技術基盤があることは、キャリアを築くうえでこれ以上ない強みと言えるでしょう。
三菱重工の採用情報
三菱重工の実態を知り、志望度がさらに高まった人も多いはず。しかし、日本屈指の人気を誇る同社の内定を手にするのは、決して容易ではありません。
ここからは、「採用大学」や「選考難易度」について就活会議の独自データをもとに詳しく解説します。採用される学生の傾向を正しく把握し、自身の選考対策に役立てていきましょう。
採用大学
就活会議に登録している会員データから算出した、三菱重工業の採用大学および内定実績は以下のとおりです。
採用大学
- 東京大学大学院
- 京都大学大学院
- 東京工業大学大学院
- 横浜国立大学大学院
- 大阪大学
- 大阪大学大学院
- 慶應義塾大学
- 神戸大学
- 神戸大学大学院
- 九州大学大学院
- 早稲田大学
- 上智大学
- 東京理科大学大学院
- 岐阜大学大学院
- 広島大学大学院
- 名古屋工業大学大学院
- 奈良先端科学技術大学院大学
※「入社予定企業」として登録されたデータをもとに算出(3名以上の実績がある大学のみ掲載)。2026年3月時点のデータを掲載
内定実績のある大学
- 大阪大学大学院
- 神戸大学大学院
- 早稲田大学
- 九州大学大学院
- 神戸大学
- 東京理科大学大学院
- 横浜国立大学大学院
- 名古屋大学大学院
- 東京工業大学大学院
- 上智大学
- 名古屋工業大学大学院
- 京都大学大学院
- 東京大学大学院
- 岐阜大学大学院
- 同志社大学大学院
- 早稲田大学大学院
- 大阪大学
- 北海道大学大学院
- 東北大学大学院
- 一橋大学
- 慶應義塾大学
- 同志社大学
- 東北大学
- 千葉工業大学大学院
- 東京農工大学大学院
- 慶應義塾大学大学院
- 滋賀大学
- 立命館大学大学院
- 広島大学大学院
- 九州工業大学大学院
- 奈良先端科学技術大学院大学
- 大阪公立大学
※「内定企業」として登録されたデータをもとに算出(3名以上の実績がある大学のみ掲載)。2026年3月時点のデータを掲載
実績校を見ると、東京大学や京都大学をはじめとする旧帝国大学や、早慶、上智といった難関私立大学が多く見られます。
また、地方国立大学や専門性の高い国立大学院大学からの実績も豊富であり、学名以上に「自身の専門領域で何を成し遂げたか」という中身が重視されている傾向も伺えます。
選考難易度
就活会議が独自に算出した、三菱重工の最新の選考難易度は以下のとおりです。
| 三菱重工 | 業界平均 | |
|---|---|---|
| 選考難易度 | 5.0/5 | 3.9/5 |
※「選考難易度」は選考通過の難しさを5点満点で示す独自の指標。2026年3月時点のデータを掲載
選考難易度は「5.0/5」と最高数値を記録しており、業界平均の3.9を大きく上回るきわめて高いハードルとなっています。
三菱重工の選考フロー
選考難易度「5.0」というきわめて高い壁を突破し、内定を勝ち取るためには、戦略的かつ徹底した選考対策が不可欠です。
まずは、実際の選考がどのように進むのか、その全体像を正しく把握しましょう。ここでは、内定者が実際に経験した「選考フロー」とその概要について詳しく解説します。各ステップで何が見られているのか、合格への道筋を具体的にイメージしていきましょう。
①インターンシップ
内定者Kさん:1月の冬インターンに参加するという形で始まりました。
別にそのインターンから直接早期選考枠があるという形のインターンではありませんが、いろいろ勉強させていただきました。
②部門説明会
内定者Kさん:その後2月上旬に、三菱重工はいろいろな部門やセグメントがあるのですが、その部門別の説明会ということで少し大きめの説明会が対面でありました。
③一次面接
内定者Kさん:その後3月上旬にエントリーシート(ES)の提出と、SPIの受験をして、一応ESで選考された後、3月下旬に一次マッチング面談、いわゆる一次面接がおこなわれて。
就活会議:このマッチング面談というのは、「選考要素あります」と言われるのですか?
内定者Kさん:言われますね、実質的な面接という形で一次面接はおこなわれました。
就活会議:書類や筆記試験と、一次マッチング面談のどっちのほうが重要そうと感じましたか?
内定者Kさん:やはり一次マッチング面談のほうが、ESなどよりもすごく見られていたのかなという印象です。艦艇・特殊機械部門では採用をおこなっている部門が今年は6個あったのですが、各部門の部長の方と、さらに上の特殊機械部門の部門長の7名が面接官としてずらっと並ばれていて、結構迫力があるような面接でした。
私のときは学生3・4名ずつのグループ面接で、1グループあたり30~40分ぐらいだったかな。
就活会議:一人当たりの質問は結構短くという感じなんですね。
内定者Kさん:長々と話すというよりかは、聞かれたことに簡潔に答えて、もし深掘りがあったら追加で聞かれたことに答えていくという流れでした。
就活会議:ちなみにどんな質問がされるのですか?
内定者Kさん:基本的にESに関する自己PRや志望動機、ガクチカなどが最初にあって。
あと、三菱重工の採用フローが入社してから「どの部門のどこの部署に配属されるか」というのではなくて、一次マッチング面談が終わった時点で配属希望を提出するので、それぞれの部への思いを話すという機会もあり、「我々の6個ある部門のなかで、どこを志望していますか? その理由は何ですか?」とちょっと細かいところも聞かれるような形でした。
④最終面接
内定者Kさん:一次面接の1~2週間後くらいに二次マッチング面談、最終面接がおこなわれて内々定という流れでした。
三菱重工のなかで部門やセグメントによって違ってくると思うのですが、二次マッチング面談のときは、採用人数と呼ばれた学生の人数がまったく同じだったので、選考というよりかは入社の意思の確認というか、最後のすり合わせというニュアンスが強くて。
実質的に、一次マッチング面談を通れば、ほぼ確実に内々定というような選考フローでした。

三菱重工の選考を突破するコツ
高倍率の選考を勝ち抜き、内定をつかみ取った先輩はどのような準備をしていたのでしょうか。ここでは、三菱重工に内定したKさんに、一次面接を突破するための「深掘り法」や、ライバルに差を付ける情報収集術を詳しく伺いました。
就活会議:どうしたら一次面接を勝ち上がれると思いましたか?
内定者Kさん:1つは業界研究、企業研究が大事なのかなと思います。三菱重工は大きな会社なので、志望される方はたくさんいると思います。そういったなかで、なぜ三菱重工を志望したのか、というところを掘り下げていくのが大事なのかなと考えていて。
私の場合は、「艦艇の設計建造に携わりたい」という軸があったので、同じように艦艇の設計されているほかの競合他社や、防衛装備庁という民間メーカーに発注するような官公庁の説明会や見学会などに参加して、民間だけじゃなくていろいろなところから研究していって。
そのなかで、メーカーの三菱重工(を志望する理由)を明確にしていったのが、深掘りにつながったのではないかなと感じていますね。
就活会議:どこから情報を集めていくのが良さそうでしたか?
内定者Kさん:2つあって、1つが会社のプレスリリースやニュース欄です。最新の情報で「こういう契約がありました」「こういう製品を出荷しました」というのがリアルタイムで出てくるので、そこででいろいろ調べておくと、社員との座談会や面接の逆質問でも役立ったのかなと感じています。
もう1つは、業界新聞。船系の場合は「日本海事新聞」といった新聞があります。これだと1社だけではなく、その業界全体のニュースやトレンドといった情報が入ってくるので、業界全体への理解が深まって役に立ったのかなと感じています。
就活会議:振り返ってみて、企業研究にどのくらいの時間をかけていましたか?
内定者Kさん:今の私が「大学院修士卒での入社」ということになります。
あまり就活というのを意識してはなかったのですが、学部2・3年生ぐらいの頃から、造船所の見学や説明会に参加するようにしていたので、「単純に造船業界おもしろいな」というのも含めると、期間としては学部2年生ぐらいの頃から3~4年間ぐらい、いろいろ見てたのかなという感じですね。
Kさんのお話から共通して見えるのは、徹底した「比較」と「継続的な情報収集」の重要性です。単に三菱重工を調べるだけでなく、競合他社や官公庁まで視野を広げて比較することで、独自の志望動機に説得力が生まれます。
また、数年単位で業界に触れ続け、プレスリリースや業界紙から常に「生の情報」をキャッチアップする姿勢は、難関選考を突破するための大きなカギとなるでしょう。まずは身近なニュースやプレスリリースをチェックし、一歩踏み出した対策を始めてみましょう。
三菱重工に向いている人の特徴
三菱重工は、どのような素養を持つ学生を求めているのでしょうか。ここでは、現役社員のTさんに、選考を通じて感じた「三菱重工に向いている人の特徴」を伺いました。
就活会議:選考を通して、企業側が求める人材像は見えたりしましたか? ずばり、この会社に向いている人と、入ってから頑張らないといけないかもしれないという人を教えてください。
現役社員Tさん:いろいろなチャレンジや新しいことをずっとやっている会社ではあるので、発想の転換や、新しいことにどんどんチャレンジしていくことを楽しめる人は合っているのかなと思います。
また、「これはどう?」「あれはどう?」といろいろ難しい制約が多いなかで構造などを考えないといけなかったり、折衝などが多い仕事なのかなとは思ってますね。なので、どんどんしっかりとコミュニケーションできて、話せる人は多分向いているのかなと思いますし、コミュニケーションや言葉にすることが苦手だと結構苦労するのかな。
Tさんの話から、三菱重工で活躍するためには「知的好奇心」と「対話の力」が欠かせないことがわかります。
巨大かつ複雑な製品を扱うからこそ、多くの制約のなかで新しい発想を形にする「チャレンジ精神」と、多様な関係者との調整を円滑に進める「コミュニケーション能力」の双方が求められるのでしょう。

三菱重工への就職が「すごい」理由を知り自信を持ってキャリアを選ぼう
本記事では、三菱重工への就職が「すごい」と言われる理由を、現役社員のリアルな声や公的データを交えながら紐解いていきました。
同社が「すごい」と称される背景には、単なる企業の規模感だけでなく、強固な経営基盤や高水準の待遇、そして国家規模のプロジェクトに挑み続ける唯一無二の環境があります。
選考難易度「5.0」というきわめて高い壁ではありますが、内定者や現役社員が語ったように、徹底した企業研究を通じて「なぜ三菱重工なのか」を自分自身の言葉で定義できれば、きっと道は開けるはずです。ここで得た知見を武器に、自信を持って納得のいくキャリアを選択してください。
【関連動画】三菱重工に関する動画を紹介
就活会議のYouTubeチャンネルでは、三菱重工の現役社員や内定者にインタビューをしています。
動画本編では、入社後の仕事内容や選考対策についてさらに詳しく語られています。企業理解を深め、選考を有利に進めるための参考にしてみてください。
就活会議編集部
就活会議の編集チームです。就活生の皆さんの役に立つ「企業と面接のリアルな情報」を発信しています。体験記・ESは 会員登録すれば見放題! YouTubeチャンネルも配信中です!編集部についての詳細は 記事コンテンツの制作方針をご確認ください。

この記事の編集担当者
佐藤 美空
大学卒業後、就活会議のグループ会社であるポートに新卒入社。約1年間キャリアアドバイザーとして文系学生の就職支援をおこなう。就活生時代にポート運営の就活メディアを活用した経験から、「今度は私が就活生の役に立つメディアを創りたい」という思いでライターに転身。現在は就活会議のライターを担当している。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める