CREATED ON 2026.05.12 | UPDATED ON 2026.05.12

「学生時代の取り組み」の例文16選|内定者の実例を文字数別・エピソード別に紹介

書類選考
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エピソード・文字数別に紹介!学生時代の取り組み内定者の回答例文選考での伝え方も伝授

こんにちは。就活会議編集部の佐藤です。 選考で「学生時代の取り組み」を聞かれ、悩む人は多いはずです。私自身、「ガクチカ(学生時代に最も力を入れたこと)」との違いがわからず同じ話を繰り返してしまい、面接官に苦笑いされた苦い経験があります。 どのような内容を伝えるべきかは、内定者の実例からコツを学ぶのが近道です。本記事では、内定者の回答をエピソードや文字数別に厳選して紹介。評価されるポイントや伝え方も徹底解説します。内定者の実例をヒントに、自信を持って自分らしさをアピールできる回答を準備していきましょう。

この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。

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【エピソード別】内定者の「学生時代の取り組み」の例文12選

就活会議に寄せられた選考体験記を分析すると、内定者の多くがアルバイトや部活動、学業での経験を「学生時代の取り組み」としてアピールしている傾向にあります。

ここからは、エピソード別に内定者の回答例文を紹介します。自身の経験に近いエピソードを中心に、合格者が「どのような要素で文章を構成しているか」という視点に注目してチェックしてみてください。

①バイト|カフェ

内定者の例文

アルバイトで〇〇の売り上げを前年比2倍にしたことです。

当初、〇〇についての知識に乏しい従業員が多く、売上実績は過去3年間で最低売上でした。私はこの原因に従業員がコーヒーを単なる飲み物としか捉えていないと仮説を立てまして、〇〇は美味しさだけではなく、人と繋がれると暖かさがあること、勉強を頑張れるモチベーションになれる飲み物ということを伝えました。

このように〇〇の魅力を発信し続けたことで、全従業員が〇〇の魅力に気がつき、接客に対する意識が向上し、店舗として〇〇の売り上げを前年比2倍に伸ばしました。 (2026年卒 三菱UFJ銀行 オープンコース 内定)

売り上げ不振の背景を従業員の知識不足だけでなく、「商品への思いの欠如」と鋭く分析し、周囲の意識改革まで踏み込んだ姿勢が高く評価できます。

単に施策をこなすだけでなく、独自の仮説にもとづいて仲間の意欲を引き出したプロセスは、将来的に組織を動かすリーダーシップの素養を感じさせます

飲食店のアルバイトをガクチカにしたい人は、以下の記事もおすすめです。内定者の例文25選と、評価されるためのポイントをまとめています。

ガクチカ「飲食店アルバイト」例文25選|内定者の実回答を紹介

②バイト|家庭教師

内定者の例文

家庭教師になります。

昨年から小学校〇年生のお子さんを見ており、その子の状態から、基礎を定着させた方が良いと考え、親御さんとも相談した結果、問題集の解説を行うスタイルではなく、学校の授業に近い形で教えています。

また、小学校〇年生ということもあり、最初は集中力が続かないことが多くありました。そのため、1コマの時間を減らし間に休憩を入れることと、その子の好きなアニメを用いた教材を用意する工夫を行いました。

そうすることで、メリハリがつき、楽しみながらも集中して学習に取り組めるようになりました。この経験は、取引先の抱える課題に適した提案を行う貴社の営業に必ず活かすことができると考えています。 (2026年卒 伊藤ハム米久ホールディングス 営業職 内定)

生徒の現状を冷静に分析し、やり方を柔軟に変えた「提案力」が光る内容です

「休憩の入れ方」や「アニメ教材の活用」といった相手目線に立った工夫は、顧客のニーズを汲み取って動く営業職として高い評価につながるでしょう。

③バイト|塾講師

内定者の例文

塾講師アルバイトのリーダーとして、新人離職率良化を達成しました。

所属する教室の新人離職率が50%と非常に高く、新人が定着しないことで提供するサービスの質が低下すると考えて問題視しました。翌年の新人離職率0%を目標として課題解決に取り組みました。

講師が早々に離職する要因として、馴染めない職場環境と特定の講師への業務の集中の2つを推測しました。そこで講師同士のコミュニケーション機会の増加と偏りのあった業務量の分担を図るために、先輩講師と新人講師のバディ制と班体制の導入を行いました。

講師のアルバイトに対するモチベーションが増加して新人離職率は50%から10%まで大幅に減少し、さらにサービスの質も上がりました。 (2024年卒 大塚製薬 研究技術職・生産職 内定)

声掛けを増やすなどの精神論ではなく、バディ制などの「仕組み」で解決を図った点が、研究・生産職に求められる論理的思考力の高さを示しています

また、離職率の変化が示されていることで、取り組みの結果が具体的に伝わる内容になっています。

④バイト|ガソリンスタンド

内定者の例文

アルバイト先のガソリンスタンドでクレジットカードの勧誘成功率を向上させたことです。

私が勤める店舗では売上を向上させるための施策として店舗が発行する割引付きクレジットカードの勧誘を行っており、私も従業員の一員として勧誘に取り組んでいました。しかし慣れない頃は断られ続ける日々が続きました。

この原因を探るためにお客様にアンケートを取った結果、口頭のみでのカードの説明ではメリットが十分に伝わらないということが判明しました。

これを改善するためにはお客様にもメリットが一目でわかる資料が必要と考え、店長に許可をいただきメリットをグラフなどで簡潔にまとめた資料を作成し、勧誘時に使用した結果、勧誘成功率は大幅に向上しました。 (2024年卒 三菱UFJニコス 総合職(全国型) 内定)

課題に対してアンケートを取るというアクションを起こし、資料作成から店長への提案まで主体的に動いた実行力が高く評価できます。

「成功率が〇%から〇%に向上した」といった具体的な数字を添えられると、成果の大きさがより客観的に伝わり、さらに説得力の高い回答になるでしょう

バイト経験をガクチカにしたい人は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。内定者の回答例文25選や、評価につながる回答の作り方を詳しく解説しています。

バイトのガクチカの作り方|バイト別・強み別のガクチカ例文25選付き

⑤部活動|野球

内定者の例文

私は大学の硬式野球部で、チームの初の全国大会出場を目標に活動しました。

自らの技術向上に努めると同時に、チーム全体の士気を高めることに力を入れました。特に、後輩とのコミュニケーションを重視し、一体感のある雰囲気を作るよう努めました。

その結果、個人としては大きな成長を遂げ、チームとしても質の高い練習環境を作ることができました。最終的にリーグ戦では降格となりましたが、メンバー全員が一丸となって努力する姿勢を共有できたことは、貴重な経験でした。

この経験を通じて、リーダーシップや協調性の重要性を学びました。 (2026年卒 東洋エンジニアリング 総合職 内定)

個人の技術向上だけでなく、後輩とのコミュニケーションを通じてチームの雰囲気づくりにも取り組んでいる点が伝わります。

また、降格という結果も含めて経験を振り返り、そこから得た学びを前向きに言語化できている点も評価できます

さらに「一体感を作るための具体的な働きかけ」や「技術的な成長の内容」に一歩踏み込んで言及することができると、あなたの強みがより鮮明に伝わる回答に仕上がります。

⑥部活動|陸上

内定者の例文

私は在学中陸上競技に取り組んできました。なぜなら、高校時代の悔しさを晴らしたいと考えたからです。そこで自己ベスト更新を目標に掲げ競技に取り組みました。

取り組む中で怪我により継続的に練習ができないことが課題でした。そこで芝生で走ることやスピンバイクのようなクロストレーニングを取り入れることにより怪我の予防に努めました。

その結果1500mの自己ベストを35秒更新することができ、諦めず取り組むことの大切さを学びました。 (2026年卒 ヨークベニマル 総合職 (ナショナル社員、レギュラーA社員) 内定)

練習環境の変更や代替メニューの導入など、具体的な解決策を自ら講じた「実行力」が伝わります。

「35秒更新」という実績は、逆境でも目標を見失わず、粘り強く努力し続けられる人材であることの証明になっているでしょう

⑦部活動|オーケストラ

内定者の例文

学生時代に力を入れて取り組んだことは、楽器の演奏活動です。

大学のオーケストラではチェロパートに所属し、低弦パートリーダーを務めながら部長として定期演奏会に向けて活動しました。

入団してまもない後輩の中には楽譜の読み方から基礎練習に至るまで様々なことを教える必要のある人もいました。私自身も大学に入りチェロを始め弦楽器特有の技術習得の難しさを経験したため、後輩にはその経験を交え丁寧に基礎練習を行い、互いの技術の向上を図りました。

その練習の成果もあり、定期演奏会では私と後輩の二人で弾く旋律を息を合わせて完璧に弾くことができました。仲間や聴衆の方からお褒めの言葉を頂いた時には、後輩と共に何度も練習を重ねてきて良かったと心から思いました。

一つの団体のリーダーとして組織を上手にまとめていくことの苦楽を経験したことは、この先の研究生活においても必ず役に立つと考えています。 (2021年卒 東京医科歯科大学大学院 沢井製薬 研究開発職 内定)

冒頭で「役割」と「エピソードの概要」を簡潔に示しているため、読み手が状況を即座にイメージできる構成です

初心者の悩みに寄り添いながら組織を導いたリーダーシップは、入社後に周囲の人と連携して仕事を進めていくうえでも重要な資質として評価されるでしょう。

なお、部活動の経験をガクチカとしてアピールしたい人は、こちらの記事もチェックしてみてください。部活の種類や役割、アピールする強み別に、内定者の回答例文40選を紹介しています。

「部活のガクチカ」例文40選|内定者の回答を部活・役割・強み別に紹介

⑧研究

内定者の例文

私は現在、4人班で研究を行っており、毎月の進捗報告が必須であるが、進捗を生み出せない月がありました。その原因は、班員それぞれが自分のタスクを把握しきれず、連携不足によるものであると考えました。

そこで、視覚化し共有する必要性を感じ、課題解決のため、研究先の方から頂いた助言を基に、現在の不足部分の把握を行った。そして、適性に応じたタスクをリスト化し、各タスクの担当者と期限を共有する体系を導入した。

その結果、全班員の当事者意識を得ることができ、研究の効率化を実現でき、生み出せていなかった進捗を超える実務を達成できました。そこで、チームをまとめながら、課題解決プロセスを論理的に考える力を身に付けることができた。 (2025年卒 パナソニックホールディングス 技術系 内定)

課題に対して「なぜそうなったのか」を客観的に分析し、仕組みで解決しようとする姿勢から、高い分析力と論理的思考力が伝わります。

周囲の助言を柔軟に取り入れつつ、メンバーの適性まで考慮して役割を再配置したプロセスは、組織を動かし成果へ導くリーダーシップとして企業は好印象を抱くでしょう

⑨ゼミ活動

内定者の例文

私が学生時代に頑張ったことは、地域企業様と協力したイベントを開催したことです。

ゼミ活動で、地元に新しい価値を創り交流する空間をつくるため、県内外の企業様を集めた洋服のイベントを企画しました。その企画の中で、費用に制限があったことやSNSでの集客の難しさから広告活動に苦労しました。

そこで、地元の新聞社やテレビ局に取り上げてもらうために、私は新しくSDGsに絡めた企画を増やすことに挑戦しました。この企画を主軸となって進め、新聞社やテレビ局などに自分から企画を説明しに行きました。

大学生がSDGsに絡めたイベントをするということで、興味を持っていただき、新聞社1社、テレビ局2社にイベント内容を取材していただくことができました。企画を追加することでメンバーは仕事量が増えることになったのですが、私の思いや戦略をきちんと伝えることでメンバーは賛同してくれ、チーム全体で企画に取り組むことができました。

最終的には、広告の効果のおかげで、当初の目標の2倍の方に来場していただきました。この経験で、現状に満足せずにチームで新しいものに挑戦することの大切さを学ぶことができました。

これは、御社の50年間赤字無しの経営体制にも通ずるものがあると考えております。この経験から学んだことを活かし、現状に満足することなく御社の新事業や営業戦略に主体的に取り組んでいきたいと考えております。 (2024年卒 関家具 総合職(営業職) 内定)

予算や集客の制限という壁に対し、メディア露出を狙った「SDGs企画」を追加して自ら実行した主体性が高く評価できます。

ただアイデアを出すだけでなく、自ら新聞社やテレビ局へ足を運ぶ「泥臭い行動力」からは、営業職としての高い適性が感じられます

⑩インターンシップ

内定者の例文

学生時代に行った取り組みとしては、留学中に〇〇を運営する企業でSEO対策のインターンを行い、売上を〇〇から〇〇に上げたことです。過程としましては、その会社はスタートアップ企業で、〇〇部門は私と社員の方2人で立ち上げました。そのため、早い段階で成果を出し、社内に部門の価値を示す必要がありました。

特に課題だったのは生産効率の向上で、記事作成の工程をシステム化しました。私はAIを活用した記事執筆を提案し、構成のフレーム作成から記事の実装までを担当しました。

また、Webマーケティングも基礎から学び、日々の分析とリライトに取り組んだ結果、SEOで上位表示される記事の制作に成功しました。最終的には、私の担当記事から自社初のオウンドメディア経由での顧客獲得につなげることができました。 (2026年卒 エムスリー データサイエンティスト 内定)

社員とインターン生の2人という少数精鋭の環境で、高い当事者意識を持って役割を全うした姿勢が伝わります。未経験の領域を学びながら新施策を自ら提案・実行した主体性は、多くの企業で高く評価されるでしょう。

また、AI(人工知能)活用による効率化や、自社サイトを通じた「顧客獲得」といった具体的な成果を示すことで、ビジネスへの貢献意欲と物事をやり切る姿勢を証明できています

⑪ボランティア活動

内定者の例文

〇〇〇〇〇の学習支援ボランティア活動です。

「勉強に前向きになってもらう」という目標を持って参加しました。複雑な〇〇の背景がある子供たちは、勉強に嫌悪感を持つ子が多いです。その現状を目の当たりにして、勉強で広がる可能性を知ってもらいたいと思うようになりました。

ある中学生に教えていたとき、やる気がなくて「分からない」の一点張りのため、勉強が進みませんでした。そこで私は、根本に立ち返って「どうしたら興味を持ってくれるか」を相手目線で考えました。

そして解答法だけでなく、勉強の取り組み方や覚え方のコツを、自分の経験を交えて教える工夫をしました。そうすることで、私の話にも興味を持ってくれるようになり、自ら質問をしてくれるまでに変わりました。

「初めて勉強が理解出来た」と笑顔で言ってもらえた時は、やりがいを感じた瞬間でした。この経験から、失敗しても根本から考え直して、新たな行動に移す重要性を学びました。 (2023年卒 森永製薬 総合職 内定)

相手の拒絶を単なるやる気不足と決めつけず、相手の目線に立って「どうすれば届くか」を追求した洞察力と誠実な姿勢がよく伝わります

こうした「相手に寄り添い、粘り強くアプローチを変える力」は、顧客一人ひとりと信頼を築くことが求められるメーカー業界において武器になると言えるでしょう。

⑫課外活動

内定者の例文

私が学生時代に最も成果をあげた経験は、チームでのウェブアプリ開発です。

これは、約1か月間で企画から開発、そして最終的に企業にプレゼンを行うものでした。私はチームリーダーとして参加し、進行管理やメンバー間の意見調整を担当しました。この役割を担った理由は、これまでの経験から、進捗管理や課題解決に強みがあると評価されたためです。

プロジェクトの目標は、実社会で役立つアプリを開発することでした。オンラインでの作業環境で、メンバー間の連絡不足が原因で進捗が遅れるという課題に直面しましたが、定期的なミーティングを設定し、進捗状況や問題点を共有する場を設けることで解決しました。

この取り組みを通じて、チーム内での協調と意思疎通の重要性を学びました。 (2026年卒 アビームコンサルティング コンサルタント職 テクノロジーコンサルタントコース 内定)

自身の強みを活かし、1カ月という短期間で開発からプレゼンまで完遂させた実績は、プロジェクト単位で動くコンサルタント職への高い適性を示しています。

課題に対して「仕組み」を設けて着実に解決を図る姿勢からは、コンサルタントに不可欠な論理的思考力と、泥臭い実行力の双方が読み取れるでしょう

【文字数別】内定者の「学生時代の取り組み」の例文4選

エントリーシート(ES)では、回答に文字数制限が設けられることが多くあります。限られた文字数のなかで、いかに必要な要素を漏れなく、かつ簡潔に盛り込めるかが、選考突破の大きなカギとなります。

ここからは、200字から400字までの文字数別に、内定者の例文を紹介します。文字数によって「何を削り、どこを強調すべきか」という情報の取捨選択に着目しながら、自身のES作成の参考にしてみてください。

200字

内定者の例文

音楽未経験で入った軽音サークルでバンドリーダーとなり、文化祭イベントで1位を獲得しました。

幼少期から音楽に携わるメンバーが多く、不利な状況でしたが、音楽の素晴らしさだけでなく、聞き手に分かりやすい音作りや視覚的伝達に注力しました。その結果、多くのバンドの中から選ばれ最終ステージに出演できました。

練習と工夫を重ね、音楽を理解しやすく伝える努力が実を結びました。 (2026年卒 三菱UFJ銀行 オープンコース 内定)

わずか200字という制限のなかで、現状分析から独自の戦略、具体的な成果までを過不足なくまとめている点が優れています。

特に「聴き手へのわかりやすさ」という独自の切り口を提示することで、限られた文字数でも自身の考え方を示せています

250字

内定者の例文

自分の英語のスキルを更に向上させたいと思い、大学2年生の後期に半年間アメリカのタコマ・コミュニティカレッジに留学しました。

現地での生活が始まると長いと思っていた半年間はあっという間に過ぎました。留学中に日本人以外のコミュニティを作ったり、他大学の学生とも関わったりして自ら学校外にも英語を使う場を設けました。

その中で、英語でコミュニケーションを取るために大切なことは語学力だけでなく、自分の考えを伝えようとする積極性や相手の文化との違いを理解することもまた必要不可欠だと実感しました。 (2025年卒 北九州市立大学 マツダ 総合職事務系 内定)

「学校外にも英語を使う場を自ら設けた」というエピソードから、限られた留学期間を最大限に活かそうとする行動力が伝わります。

「自身の考えを伝える姿勢」や「文化を理解する大切さ」に自ら気付けた点は、さまざまな人々と協力して仕事を進めるうえで非常に重要な強みになるでしょう

300字

内定者の例文

ゼミでライントレースロボットという床面に描かれたラインをセンサで検出し、ラインに沿って走行するロボットを制作しました。3つのコース1周のタイムを競うため正確かつ速い走行を求めました。

このテーマを選んだ理由はロボット制御ということで何かを実際に制御して動かす経験が自身がやりたい自動運転開発に活かせるのではないかと感じたからです。

チームではリーダーをしタスク管理と時間管理を行いました。それぞれの進捗を確認し期日に間に合うようコントロールを行いました。

このタイムマネジメント能力が入社した際に一番活かせると考えます。私は時間を逆算し物事に取り組むことが出来るのでこれを活かして活躍したいです。 (2025年卒 SUBARU 技術系総合職 内定)

300字という制限のなかで、「将来の目標」と「研究テーマ」のつながりを簡潔に示しています。

また、リーダーという役割だけでなく、期限から逆算して動く「仕事の進め方」を自らの強みとして伝えている点もポイントです。こうした「計画的に物事を進める力」は、複雑なプロジェクトを動かす技術者にとって確かな武器となるでしょう

400字

内定者の例文

私は1年次から学生寮にて生活していますが、その寮生活での経験を通して得られた課題を解消させるべく、広い年齢層が生活する寮において快適で安心して生活できる場を提供することを目標に、3年次から寮の役員として活動しています。

まず着目したのは、入浴と掃除のルールです。入浴の際は、シャワー室の混雑防止のために体調に応じて使用できる場所を定め、周知することで改善しました。掃除は当番表を作成し、ポイントをまとめた資料を提示し説明することで、清掃徹底の意識が醸成され、率先して行動をとってくれるようになりました。

寮役員として活動する中で、4年次での寮祭および球技大会の準備と運営は最も苦労しました。4年に1度の開催のため、私自身初めての経験でしたが、過去の計画書を参考にしながら新たな企画を提案し準備を行いました。

これらの取り組みにより、寮生から感謝の気持ちを伝えられた時は望外の喜びでした。 (2024年卒 九州旅客鉄道 保線・土木 内定)

課題に対する打ち手が具体的で、「課題→施策→成果」の流れが整理されており、読みやすい構成になっています。

また400字という制約のなかで、「日常のルール改善」と「4年に一度のイベント運営」という異なるスケールの経験をバランスよく盛り込めている点も良いでしょう

一方で、成果がやや抽象的なため、混雑の緩和や清掃状況の変化などを簡潔に示すと、取り組みの効果がより明確になるでしょう。

「学生時代の取り組み」を書く際のNG例文

上記3つは、せっかくの経験を伝えてもマイナス評価につながりかねない内容です。これらを事前に把握しておくことで、無意識にネガティブな印象を持たれてしまう事態を未然に防ぐことができます。

すでに自身の回答がある人は見直し用に、これから作る人は失敗を防ぐ参考にしてください。内容を一つずつ詳しく解説します。

①事実を並べるだけ自身の役割が伝わらない

NG例文

私は居酒屋のアルバイトをしています。その店は地域で一番の繁盛店で、毎日100名以上のお客様が来店されます。

週末の忙しい時間帯は、キッチンのスタッフと声を掛け合いながら、ミスがないように全力で働きました。この3年間一度も遅刻をせず、真面目に勤務を続けました。

事実の羅列だけでは、肝心の「あなた自身の貢献」が伝わりません。上記の例文は、お店の状況説明に終始しており、そのなかであなた自身がどう考え、どう動いたかという「個人の工夫」が見えてこないのが課題です。

エピソードを語る際は、組織全体の動きではなく、自分自身にスポットライトを当てましょう。課題に対して「自分なりにどんなプラスアルファの行動をしたか」を具体化することで、説得力は格段に上がります。

②結果を語るのみでプロセスが見えてこない

NG例文

私は大学のフットサルサークルで、万年予選敗退だったチームを県大会優勝に導きました。

最初はチームの士気が低く、練習への参加率も半分以下という最悪な状況でした。しかし、私はこのままではいけないと思い、全員と本気で向き合いました。

その結果、参加率は100%になり、大会でも奇跡の逆転優勝を飾ることができました。

「県大会優勝」という結果が華やかでも、プロセスが見えてこないと評価につながりません。企業が知りたいのは結果そのものではなく、困難に直面したときにあなたが「どう考え、どう動いたか」という課題への向き合い方です

「本気で向き合った」といった精神論や抽象的な表現だけでは、仕事での再現性を示せないため、「課題解決のために具体的にどんな仕組みを作ったのか」「どれほどの頻度で働きかけたのか」など、行動の解像度を上げて伝えましょう。

③抽象的すぎて具体的な状況がイメージできない

NG例文

私はゼミのプロジェクトにおいて「組織の活性化」に注力しました。当初、メンバー間でモチベーションに温度差があり、チームが一つにまとまっていないことが大きな課題でした。

そこで私は、積極的なコミュニケーションを意識しました。全員が本音で話し合える雰囲気を作ったことで、チームの結束力が格段に高まりました。その結果、全員が納得できる素晴らしい成果を出すことができ、大きな達成感を得ることができました。

「積極的」や「素晴らしい」といった表現は便利ですが、具体的な行動や状況が見えにくく、内容が伝わりづらくなってしまいます。こうした言葉が多いと、ほかの学生との差別化もしにくくなります。

改善するには、自分の行動を「何をしたのか」が分かる動詞で書き換えたり、成果を数値や周囲からの評価などで補足したりすることが有効です。「誰にでも当てはまる表現になっていないか」という視点で見直すことで、エピソードの具体性を高めることができます

「学生時代の取り組み」の回答構成

①概要と役割
大学時代、私は【取り組んだ内容(例:カフェのアルバイト)】に注力し、【役割(例:時間帯リーダー)】として【達成したこと(例:廃棄率の30%削減)】を実現しました。

②直面した課題
当初、私のチームでは【直面した課題(例:スタッフ間の連携ミスによる廃棄の増加)】という問題がありました。状況を分析したところ、【原因(例:情報共有が口頭のみで、認識に齟齬が出ていたこと)】が根本的な原因だと特定しました。

③自分なりの具体的な行動
そこで私は、【自分なりの考え(例:全員がリアルタイムで状況を把握できる仕組みが必要だ)】と考え、【具体的な行動①(例:デジタル共有ノートの導入)】をおこないました。

さらに、【具体的な行動②(例:終礼での5分間フィードバック時間の設置)】を徹底し、認識のズレをその場で解消するよう努めました。

④結果と仕事へ活かせる学び
その結果、半年後には【定量的な成果(例:廃棄率を30%削減すること)】に成功しました。この経験から得た【学び(例:課題の本質を見極め、周囲を巻き込んで仕組み化する重要性)】を、貴社の【活かしたい業務内容】でも活かしたいと考えています。

「面接でどう話せば良いか不安」という人は、まず評価されやすい「構成の型」を知ることから始めましょう。

上記4ステップに沿って伝えることで、あなたの取り組みが明確に伝わるだけでなく、入社後の活躍を期待させる「再現性」を採用担当者にアピールできます。

①概要と役割を簡潔に伝える

まず、何に取り組んだのか結論から端的に伝えましょう。「いつ、どこで、何をしていたか」という背景と自分の役割をセットで示すことで、企業は話の全体像をスムーズに理解できるようになります

以下の具体例を参考にしてみてください。

  • サークル:私は3年間所属した野球サークルで副代表を務め、新入生の定着率を7割から100%に引き上げることに注力しました
  • アルバイト:2年間継続した居酒屋のアルバイトでは、ホールリーダーとして混雑時の提供スピードを短縮し、顧客満足度の向上に貢献しました
  • ゼミ・学業:大学3年時の経済学ゼミでは共同研究のリーダーを担い、5人のメンバーと協力して地方自治体への政策提言をまとめ上げました

②直面した課題を伝える

次に、取り組みの過程でぶつかった「壁」について述べます。課題が明確なほど、その後の行動や成果がより際立ち、説得力のあるアピールにつながります。

単なる状況説明で終わらせず、「なぜそれが問題だったのか」という自分なりの分析まで踏み込みましょう。そうすることで、あなたの「問題を見抜く力」や思考の深さを示せます。以下の具体例をもとに、直面した課題を言語化してみましょう。

  • サークル:毎年3割の新入生が退会する課題に対し、分析の結果、経験者との「心理的な壁」が初心者の居心地を悪くしている原因だと特定しました
  • アルバイト:混雑時の提供ミス頻発に対し、スタッフ間の連携が場当たり的で、優先順位が共有できていないことが根本原因だと考えました
  • ゼミ・学業:メンバー間の熱量の差による進捗遅れに対し、目標が抽象的で各自が自分の役割に意義を感じられていないことが要因だとわかりました

③自分なりの具体的な行動を伝える

ここは企業が最も重視する、評価の核となるパートです。単なる事実の報告ではなく、あなたなりの工夫を具体的に述べましょう。

ポイントは、行動だけでなく「当時の考え(意図)」もセットで伝えることです。「なぜその行動を選んだのか」という理由を具体化することで、あなたの価値観や課題への向き合い方がより明確に伝わるようになります。

以下の具体例を参考に、自分ならではの工夫を書き出してみてください。

  • サークル:初心者の疎外感を解消するため、経験者とペアを組む「メンター制度」を導入しました。あえて技術指導ではなく雑談を促す仕組みにしたことで、心理的な距離を縮めることに注力しました
  • アルバイト:個人の判断ミスを防ぐため、状況に応じた「優先順位チェックリスト」を作成しました。さらに出勤直前の1分間でその日の目標を共有する場を設け、チーム全体の認識を揃えるよう工夫しました
  • ゼミ・学業:当事者意識を持ってもらうため、目標を細かな工程に分解しました。そのうえで、各メンバーの得意分野に合わせて役割を再配置し、全員が主役になれる環境を作りました

④結果と仕事へ活かせる学びを伝える

最後は、行動によってどのような成果や変化が生まれたかを伝えます。実績を提示することで、あなたの行動が効果的であったことを裏付けられます。

締めくくりには、その経験から得た学びを入社後の貢献につなげましょう。企業は「培った強みを、自社でも発揮できるか」を判断しています。自分の強みがどう業務に活きるかを具体的に示し、入社後の活躍をイメージさせることが高評価を得るカギです。

以下の具体例を参考に、成果と学びをセットで伝える構成を考えてみましょう。

  • サークル:結果、新入生全員の定着を達成しました。この経験で得た「周囲の不安に寄り添い、組織を一つにする力」を活かし、貴社の営業職においても顧客と強固な信頼関係を築きたいと考えています
  • アルバイト:取り組みの結果、ミスはゼロになり、顧客満足度調査で満点を得ました。この「課題を自分事としてとらえ、仕組みで解決する姿勢」を、貴社の店舗運営においても発揮したいです
  • ゼミ・学業:最終的に政策提言は最優秀賞を受賞しました。この「個々の強みを引き出し、チームを目標達成に導く力」を活かし、貴社のコンサルタントとしてプロジェクトの成功に貢献したいです

「学生時代の取り組み」で評価されるエピソードの特徴|内定者の回答を分析

就活会議に寄せられた内定者の選考体験記を分析したところ、高く評価されている「学生時代の取り組み」には、共通して上記3つの傾向があることがわかりました。

ここからは、評価されるエピソードに共通する3つの特徴を詳しく解説します。「選考を通過するエピソードを正しく選びたい」という人は、自身の経験と照らし合わせながらチェックしていきましょう。

①直面した課題と自分なりの原因分析を含むもの

単に「売上が下がった」「部員が減った」という事実を述べるだけでは不十分です。一方で、その裏側にある根本的な原因を自分なりに特定できているエピソードは、ビジネスにおける課題解決能力や分析力の高さを証明してくれます

実際に、内定者は以下のような課題を具体的に提示していました。

  • 新人離職率が50%と高かった
  • 売上が過去3年間で最低だった
  • 研究の進捗が数カ月にわたって停滞した
  • クレジットカードの勧誘で断られ続けた

「とにかく頑張った」という根性論で終わらせず、客観的な視点で課題をとらえ、その解決に向けて論理的にアプローチした経験がないか振り返ってみてください。

②失敗や挫折からの軌道修正をともなうもの

一度の失敗で諦めず、原因を振り返りアプローチを変えて再挑戦した経験は、あなたの成長意欲やストレス耐性の証明になります。

仕事に困難は付き物であるため、企業はこうしたエピソードから、「入社後に困難に直面しても粘り強く努力し続けられる人材か」を判断できます

内定者は、実際に以下のようなエピソードを語っていました。

  • プログラミングの独学に限界を感じ、他者に質問するスタイルへ勉強法を転換した
  • 怪我で走れなくなった際、別メニューの練習を導入し、復帰後に自己ベストを更新した
  • 勉強嫌いな生徒に対し、相手の目線に立った教え方に改善した

大きな成果そのものよりも、失敗に屈せずどう試行錯誤したかに着目して、自身の経験を振り返ってみましょう。

③周囲を巻き込んだプロセスが見えるもの

企業では周囲との連携が不可欠です。チームで目標に向かった経験を伝えることは、「入社後も周囲と協力して課題を解決できる」という再現性の証明になります。

エピソードを選ぶ際のポイントは「自分が何をしたか」だけでなく、「他者にどう働きかけ、どんな影響を与えたか」という視点を持つことです

実際に内定者が語っていたエピソードは、以下のとおりです。

  • 研究の遅れに対し、タスクを可視化して共有することでメンバーの当事者意識を高めた
  • 塾の離職率を下げるため、バディ制や班体制などの新しい仕組みを導入した

リーダーに限らず、サポート役として周囲に働きかけた経験も立派な「巻き込み力」です。役職の有無にかかわらず、周囲にポジティブな影響を与えた経験がないか振り返ってみましょう。

「学生時代の取り組み」に関するよくある質問

最後に、「学生時代の取り組み」についてよくある質問に回答します。細かな疑問をあらかじめ解消しておくことで、あなたの回答をより自信の持てるものへと磨き上げることができます。

気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。

Q:ガクチカや自己PRとの違いは何ですか?

まず、「学生時代の取り組み」と「ガクチカ」はほぼ同じととらえて問題ありません。どちらも「物事への向き合い方」というプロセスを通じて、自社でも活躍できるかという「再現性」を見極めるための質問です

一方で「自己PR」とは、アピールの切り口が異なります。

  • 学生時代の取り組み:「どう考え、どう動いたか」というプロセスが重視される
  • 自己PR:「自分に何ができるか」という強みや能力が重視される

同じエピソードを使ってもかまいませんが、「学生時代の取り組み」は「行動の過程」を、自己PRは「強みの証明」を強調するように話す順序を調整しましょう。これにより、それぞれのアピール内容をより際立たせることができます。

Q:エピソードは複数伝えるべきですか?

原則として、最も自分らしさが出るものを1つに絞りましょう。

特にESは文字数に限りがあるため、複数を詰め込むと内容が薄くなり、アピール力が弱まってしまいます。1つのエピソードを「なぜ?」「どのように?」と深掘りするほうが、あなたの思考の深さを効果的に伝えられます。

エピソード選びに迷う場合は、「学生時代の取り組み」で評価されるエピソードの特徴|内定者の回答を分析を参考に、自分なりの努力を具体的に言語化できるものを選んでください。

ただし、面接では「ほかにはありますか?」と深掘りされることもあるため、予備として別角度から語れるネタを1〜2個用意しておくと安心です

Q:学生時代の取り組みが特にないときはどうすべきですか?

「アピールできる実績がない」と困ったときは、まずは以下の3つの視点で、これまでの生活を振り返ってみることから始めましょう。

①当たり前」のハードルを下げる
➡日常のなかで「自分が意識して変えたこと」を探す

【例】
・アルバイト: 後輩が働きやすいようにマニュアルを作った、笑顔で挨拶を徹底した
・学業・ゼミ: 苦手な科目の単位を取るために、毎日30分図書館に通った
・趣味/習慣: 毎日筋トレを1年間続けた、趣味の絵をSNSに投稿し続けた

②「感情が動いた瞬間」を振り返る
➡ 「何をしたか」という実績より、そのときの「心の動き」に注目する

【例】
・楽しかった/夢中になったこと: なぜそれにハマったのか?
・悔しかった/苦労したこと:壁にぶつかったとき、どう乗り越えようとしたか?
・怒りを感じたこと: 効率の悪いやり方に対して、自分なりにどう改善したか?

③組織のなかでの「役割」に注目する
➡リーダー経験は必須ではない。自分の「立ち位置」を振り返る

【例】
・調整役: 意見が割れたときに間に入ったことはないか?
・分析役: 周りが気付かない細かいミスやリスクに気付いたことはないか?
・実行役: 誰もやりたがらない地味な作業をコツコツ引き受けたことはないか?

これらの経験から、「昨日の自分より効率よく進めるために何をしたか」「ルーチンワークを飽きずに続けるためにどう考えたか」といった点を言語化してみてください。それが、あなただけの立派なエピソードになるはずです。

内定者の例文を参考に自分なりの努力が伝わる「学生時代の取り組み」を完成させよう

この記事では、「学生時代の取り組み」について、内定者が実際に伝えた回答例文を紹介しました。

この設問は、ガクチカや自己PRに比べて対策が手薄になりがちだと言えるでしょう。だからこそ事前に丁寧に準備しておくことで、周囲を一歩リードできるチャンスになります。

自分ならではの「課題分析の視点」や「試行錯誤のプロセス」を言語化し、あなたの魅力が最大限に伝わる回答を仕上げていきましょう。

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この記事の編集担当者

佐藤 美空

大学卒業後、就活会議のグループ会社であるポートに新卒入社。約1年間キャリアアドバイザーとして文系学生の就職支援をおこなう。就活生時代にポート運営の就活メディアを活用した経験から、「今度は私が就活生の役に立つメディアを創りたい」という思いでライターに転身。現在は就活会議のライターを担当している。

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編集責任者

江副 裕斗

大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める

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