みんなの夢AWARD3のバナナペーパー発起人のぺオさんのスピーチを見たことがきっかけで、アフリカの雇用問題と環境問題を同時に解決する可能性を秘めたバナナペーパーに興味を持ち、学内で推奨している環境プロジェクトの中でバナナペーパーの普及促進活動に参加しました。
バナナペーパーとは名前の通りバナナの茎の繊維で作られた紙のことです。コストが高いため市場にあまり出回らず、ほとんど知っている人はいません。今までは子どもを対象にしたワークショップを中心にイベントを運営していましたが、私達のような学生や社会人に興味を持ってもらえるイベントも企画したいということで、「紙の特性を生かした商品を作り多くの人に関心を持ってもらう」をテーマに取り組みました。
初めてのイベントでは、バナナペーパーを使用した商品に興味を持ってもらえず、普及活動の意図もうまく伝えられませんでした。この時の悔しい気持ちから、人に関心を持ってもらえる物を作ることの必要性を感じ、雑貨屋やイベント会場を巡り、紙の特性を生かした物で関心を持ってもらえるのはどのようなものなのかをリサーチし、商品を作製しました。
先輩方から私たちが主体的になり活動してほしいとも言われていたので、私は個人的にもイベントに参加し普及活動をすることにしました。友人が参加するイベントに加えてもらい、少数でしたが商品を作りフリーペーパーを配布しました。環境にまったく関係ないイベントでしたが商品に興味を持ってもらえて、話を聞いてくれる人もいました。
最後のイベントでは、ハンドメイド商品40個を完売するとともに、フリーペーパー50枚、名刺100枚をすべて配布することができました。そしてアンケートを集計して初めて普及活動に少しでも貢献できたのではないかと感じることが出来ました。
この経験から責任感を持って与えられた役割をこなすために努力することの大切さを学びました。仕事においてもこの強みを磨きながら活かしたいと思っています。
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