【問題意識を必ず改善するチャレンジャー】
私の強みは自身の問題意識を改善する努力が人一倍できることです。私は自ら問題意識を感じたことをそのままにはしておきません。どれほど難しいと言われていることであっても、本気で目標を成し遂げるための努力を重ねることができます。
私は大学に入ってから、競技テニスを始めました。理由は自身の球技苦手という問題意識を克服するためでした。競技者としての目標はサークルの引退試合に出場することに定めました。そのためには150人の部員の中で上位8名の枠に入る必要があります。
私は第一に上級者の友人に声をかけ、練習時間を増やすことを行いました。しかし引退までのたった二年半という時間の中で結果を出すためには、技術を磨くだけでは目標達成は不可能であると考えました。自身より早く始めた人に勝つためには、心技体全ての総合力で勝負する必要性を感じたからです。そのため身体・メンタルの強化にも積極的に取り組みました。二年半の間、自分の弱点を徹底的に明確化し、逐一改善し続けました。これら努力の結果として三年生、夏の引退試合を優勝で飾ることができました。
【環境を整え周囲と結果を出すリーダー】
私は何かに取り組むとき、周囲と協力して結果を出す姿勢が重要であると考えています。理由は集団内の環境が、各個人の行動に影響力を持つと考えているからです。
私の研究室は学院内でも最多の人数が所属しており、様々な研究を行っている学生が活発に意見交換や議論を行う環境になっています。私はこの研究室の雰囲気をより促進させることを考え、より多くの方と議論をする雰囲気を作るように心がけています。
私の研究は半年以上にわたり、予想外のところで行き詰まっていました。類似した問題に関する論文を読み、自分なりの工夫を重ねましたが、良い結果が出ることはありませんでした。そのような状況ではありましたが、私は後輩の研究の指導も積極的に行い、研究室全体として結果を出せるように努めていました。その最中、後輩の研究方針を話し合っていた際に、偶然後輩の研究に自身の研究の問題を解決しうる要素があることに気付きました。後輩とも入念に相談し、自身の研究に彼の研究の要素を取り込むことで、先述の問題を解決しました。
私はこの成果から、自発的に結果が出やすい環境を整えることの重要性を再確認しました。
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