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【未来を切り拓く挑戦】【19卒】UTホールディングスの冬インターン体験記(文系/M&Aによる企業経営の立て直し)No.2113(新潟大学/男性)(2018/4/4公開)

株式会社UTホールディングスのインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。

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2019卒 UTホールディングスのレポート

公開日:2018年4月4日

インターン概要

卒業年度
  • 2019卒
実施年月
  • 2018年1月
コース
  • M&Aによる企業経営の立て直し
期間
  • 2日

投稿者

大学
  • 新潟大学
参加先
内定先
  • 未登録
入社予定
  • 未登録

インターンシップ参加前

このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。

就活スカウトよりオファーが来たため、まずはどんな企業なのかを知ろうと思ったのが動機。人材派遣業をしていることを知ったのは説明会に行ってからで、それまでは高い成長性を実現している企業であることくらいしか知らなかった。

このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。

選考ではグループディスカッションをした。お題は「所属しているサークルを新入生向けに紹介してみよう」といったもので、事前にお題は開示されていた。そこで、まずは自分自身が現在所属しているサークルについて、自分だったらどのようにして紹介していこうかをイメージしておくという前準備はした。他にも、GDに向けての対策というものを前もって調べておき、友人と一緒に練習もした。
実際の選考では、グループ内で活動内容も自由に決めても良いとのことだったので、かなり自由にやることができた。

選考フロー

説明会・セミナー → エントリーシート → グループディスカッション

説明会・セミナー 通過

実施時期
2018年01月

エントリーシート 通過

実施時期
2018年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

グループディスカッション 通過

実施時期
2018年01月
形式
学生不明 面接官不明
1グループの人数
4人
時間
40分
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

テーマ

新入生向けに、サークル活動の紹介をせよ

進め方・雰囲気・気をつけたこと

人数はちょうどいいので、話しやすい環境ではあった。サークルに所属していない人が二人いたので、自分はサークルに所属している者として体験談に基づいた意見を述べることで、有用性のある意見とすることができた。また、置いていかれる者がでないように、適宜みんなと情報共有をし、認識のずれが生じるのを防いだ。発表者に関しては、あらかじめ決めておき、直前になってごたつかないように工夫をした。

インターンシップの形式と概要

開催場所
フクラシア八重洲ユニゾ八重洲ビル3F
参加人数
30人
参加学生の大学
地方の方もいる。高学歴ばかりとっているという印象はなく、偏差値が高くない大学の方もいた。なので、人柄や能力といった点を重視している。
参加学生の特徴
何かしらとがっているような人が多かったような気がする。また学生のレベルも高く、経営に関する知識も備えている方もいた。一方で、あまり会話についていけない学生もおり、能力が高い学生しかいないわけではなかった。
報酬
なし

インターンシップの内容

テーマ・課題

M&Aをした企業(技術アウトソーシング事業をしている会社)の従業員に向けてプレゼンせよ

1日目にやったこと

まずは課題の抽出から始めた。具体的には、社員の方々に行ったインタビューや、企業を取り巻く環境と企業自体の比較などから課題を見つけた。もっとも問題となったのは、組織の仕組み・制度に問題があるということになった。次に目指すべきところを選定した。そこで、経営理念としては、「地方に雇用機会を創出」で、そのビジョンとしては「みんなから選ばれる企業になる」、そしてそのビジョンを支える三本の柱は「顧客」「社員」「地域」とした。中期目標としては売上を130%にすることを目指すことにした。
また、ここまでの間で二時間おきくらいに一回中間報告というものがあった。

2日目にやったこと

次に課題点をもっと深堀することにした。そこで、顧客面では、「リピート率の低下」がボトルネックだと考え、その原因は「仕組み」にあると考えた。そして「仕組み」の中の問題点としては、「教育制度が不十分」と「担当の入れ替わりの激しさ」による質の低下が挙げられた。その改善においては、まず技術が求められる産業については売上は上がっておりリピート率には困ってはいなかったので、自社による研修をすることによって技術を高めて派遣単価を上げて、新規顧客も増やすことにした。次に、技術は求められないものの、人数の入れ替えにスピードが求められる産業については、そもそも今までは競合がほとんどいなかったため売上をたてることができていた状態で、新規参入が増えてからはリピート率が下がって売上が下がってきてしまっているという状況だったので、派遣される人の技術や質の問題ではないと考えた。そこで、営業部の顧客への対応の改善(顧客の求める人材をちゃんと送り、その後のケアやヒアリングを行う)することで、リピート率の向上を図ることにした。
上記のことだけではまだ心許ないと考え、加えて、電池産業への派遣に本格参入することした、特に2次電池の市場規模は今後どんどん大きくなっていくというデータが見つかった。現状では電池産業の派遣では大手の競合がいなかったので、今のうちから手を出せば一気にシェアを獲得できると考えた。
また、売上を130%にするにあたって離職率が高いことも問題となっていた。そもそもな話で、近年ではなかなか派遣人数が増えていなかった。実際の数値でみると、入ってくる人数は十分足りているものの出て行ってしまう人数が多かったため、派遣人数がなかなか増えていなかっただった。そこで、離職率を改善すれば、派遣人数も増えていくと考え、組織の制度も変えていくことにした。
以上のことをスライドにまとめて、発表へと臨んだ。

発表会はありましたか?

  • はい
  • いいえ

審査員の肩書き

食品部門の社員 あとは各部門の責任者

優勝特典

焼肉に連れて行ってもらえる

インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?

・その企業の従業員をリスペクトすること ・いつ頃黒字化させるつもりなのか ・販管費と粗利の比率を見る(赤字だった場合、その比率について見直しをしなければ結局赤字続きになってしまうため) ・経営状況が悪い企業の場合でも、悪いのは従業員ではなく、その組織の仕組みや制度であると考える ・同じ言葉でも、メンバーごとに認証は全く異なるものになってくるので、やりすぎなくらい言葉に出したり文字で書いたりして確認しあう ・本気度や実現可能性、戦略が優れているかどうかという点が重視されるが、特に本気度については重要で、「できればそうしたい」くらいの考えしか持っていないことを発表するのは絶対にしてはならない など

苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?

課題を抽出するところまではスムーズにいけていたが、そのあとが難航した。本質的なところではなく、進め方のところでしょうもない議論をしてしまい、時間がどんどん削られていった。解決策についても、具体的な数値はどうしていけばいいかというのはかなり悩んだ。

インターンシップを終えて

インターンシップで学んだこと

ほかの学生とのレベルの差がどれくらいなのかを知ることができた。また、グループでひとつの課題に取り組むことの難しさというのも知ることができたし、実際に企業がどれほど難しいことをしているのかを知ることができた。特に、M&Aというものは学生からするとあまりイメージがつかないものだったので、それを実際に体感することができたというのは、今後の就活に役立ちそうだと思う。

参加前に準備しておくべきだったこと

もっと経営に関して勉強すればよかったと思う。また、グループでの進め方といったところのコツというものも知っていれば、円滑に作業を行うことができたと思う。

参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?

  • はい
  • いいえ

M&Aをすることが主な仕事内容ではないからだと思う。実際は企業や労働者相手にコンサルをしたり、会社経営そのものに幹部として携わっていくという仕事だと思うので、今回のインターン内容は主要な仕事からは外れている。また、社員の方と話す機会があまりなかったというのもある。フィードバックやアドバイスといった形ではたくさん話をしたが、座談会というようなものはあまりしなかった。

本選考で内定が出ると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

インターンに参加したからといってそこまで有利にはならないような印象はある。ただ、優秀者に選ばれて焼肉へのお誘いがあれば、もしかしたらなにかあるかもしれない。今回のインターンは、何かの能力や知識をつけるというより、何かの体感ワークといった形で行われていたのも、本選考で内定が出るわけではないと思った理由。

この企業に対する志望度は上がりましたか?

  • はい
  • いいえ

自分がやりたいことではなかった、というのが正直なところ。逆に言えば、自分がどういったことをしたいのかが少しでも見えてきたとも。また、後日面談の際には、面談者の社員のお話にあまり中身がなく、ただの感想を言い合うだけの会になってしまったという点もあり、「ここの人事とは話が合わなそうだ」という印象を持ったのもひとつの理由。

この企業を本選考でも受験予定ですか?

  • はい
  • いいえ

インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

優秀者は焼肉に連れて行ってもらえるあたり、少なくともなにも変わらないということはないと思う。例え優秀者に選ばれなくとも、選考ありのインターンに参加することができたのであれば、そのあたりを考慮してもらえるとは思う。

参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい

グループの人たち一人一人に、メンターの方よりフィードバックをしていただいた。その後としては、後日個人面談をしていただいた。特別なにか選考がスキップされたわけではないが、自分の考えを整理するいい機会だと思う。

参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい

参加前はいろいろなところをみていて、人材関連のところも見ていた。他には広告やコンサルといった業界もみていた。具体的にはリクルートライフスタイルが気になっていた。というのも、大企業でありながらベンチャーマインドがあり、またそのような人材も多く集まるから。他にも、レイスグループや電通ダイレクトフォースといった会社もみていた。

このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?

「人」というものがすごく大事だと思った。それは人事と話が合うかはもちろん、一緒に働くであろう人達がどのような人なのかを知っておかなければ、後々後悔することになる、ということ。志望業界では、人材は自分の中から外れた。インターンに受かって嬉しかった自分は、「ここで働くのもありかな」と考えたこともあったが、やはり自分がやりたいことというものをしていかなければ意味がないということを感じた。それからは、オファーがあっても、自分が本当にやりたいことができる会社じゃなければ断るようになった。

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UTホールディングスの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社UTホールディングス
フリガナ ユーティーホールディングス
本社所在地 〒510-1233 三重県三重郡菰野町大字菰野5025番地3

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