【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】財務部長【面接の雰囲気】穏やか。非常に温厚な方で学生の発言にもしっかり耳を傾けてくれた。ただし数回なぜ?と突っ込んできたため見ているところは見ているなと感じた【なぜファイナンスかをしつこく】財務経理に興味をもったきっかけは三つある。一つ目に大学時代に一人暮らしをしていたきっかけで、お金の管理や予算内に収め必要な部分を削ったり、スーパーで価格のパターン、セールのパターンを想定し食料品を少しでも安く購入するなどお金や数字に興味を持ち始めたから。二つ目に父がCFOとして自身の地位を高めて行く父の姿を幼い頃から見ており、背中を間近で見ており追い越したいから。三つ目にビジネスにおいて数字ほど説得力をもつものはないということをインターンシップを通して学んだからである。その理由としては間違った数字を経営者に提供すると経営者は正しい意思決定をできず会社を間違った方向に進めてしまい、経営者を正しい方向に導くのがCFOの最も大切な役割と学んだからである。そこで私は、将来財務経理のトップとして数字を読み取るだけではなく差異・利益を説明し、なぜその数字なのか、そこからどのようなアクションを取るべきかを提案することで経営者を正しい意思決定に導きたい。その目標を達成するために、国内で数年アカウンタントを通し基本的な業務を覚え、三十歳前後で海外の子会社等に出向し、コントローラ業務で意思決定などを学びつつ将来的にグローバルに通用する経理財務のトップになりたい。【リーダーシップを発揮した出来事】私は留学先のグループワークにおいて積極的にリーダーシップをとった。留学先ではフランス人はフランス人同士で固まる傾向があり、いかにフランス語を話せてもはじめはアジア人ということでなかなか仲間に入れてもらえず苦労した。そこで仲間に入るにはまず自分の存在を認めさせることだと感じた。授業はグループワークと期末試験で構成されており、現地の学生は期末試験を重視する傾向のためか連絡を取らず集まることもなかったので、危機感を感じ積極的にイニシアティブをとることにした。また日本のように暗黙の了解や、黙っていても意思疎通がとれないため、多少しつこいぐらいにはっきりと伝えることが重要だと思いSNS上にメモや日程及び集合時間等をその都度発信した。実際にそこまでしなくてもある程度は点をとれるという不満もありトラブルもあったが、目標は高得点を取ることでそこの芯はぶれることがなく常に発信し続けた。次第に理解してもらえグループ内でのコミュニケーションが増え最終的にレポートで最高点をマーク(18/20)した。その後もグループワークのみならず仲間の一員として認めてもらえることができた。以上のような経験からリーダーシップは必ずしもいわゆる話術やカリスマ性ではなく、意思を持って積極的な行動で示せることが重要なのではないかと感じた。また行動で示し、結果を残すことによって異なる国籍の方とも意思疎通ができるのではないかと感じた。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】職種別採用であることからその職種に対する熱意、及びモチベーションがはっきりしているところが評価されたと感じた。
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