
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
志望理由と当社でやりたいこと(〜800)
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A.
人の生命に必要不可欠な水を、安全な状態で多くの人々に届けたいという思いから貴社を志望した。インド短期留学の際に、露店の近くに異臭を放つゴミの山があったり、水道水が濁っているなど、都市部であっても生活インフラが未発達であると感じた。また、実際にインフラの未発達が原因の健康被害が生じていると現地の方からも聞いた。この経験から、人々が快適に暮らす大前提となる社会インフラの重要性を痛感し、環境サービス業界に興味を持った。その中でも貴社は、上下水道事業においてトータルサービスを提供している点に魅力を感じた。その地域の問題に対して課題解決のためのアプローチを総合的に提案できるからだ。水インフラのプロフェッショナルとして最適の設備を企画・提案し、地域の快適な暮らしを支えていきたい。具体的には、官需水事業の開発本部のプロジェクトエンジニアとして、働きたいと考えている。今後、少子高齢化による労働人口が減少する日本各地の自治体の生活を支えたいからだ。水は誰もが使用するため、どの地域に住んでいるかにかかわらず、水へのアクセス権は保障されるべきだ。水資源の安定的な供給という形で人々支えることで、その地域の存続に貢献できるこの事業を希望している。また、少子高齢化は日本だけでなく、世界共通の問題である。貴社の事業は、日本の公共サービスを民間企業が行うという成功例になっている。そして、そのノウハウを、ヴェオリアグループのグローバルネットワークを生かして、最終的には、他国の少子高齢化問題解決にも寄与したい。これらを実現するために、自身のコミュニケーション能力を生かして、自治体住民に入念な聞き取りを行い、その地域に最適な提案をしたいと考えている。 続きを読む
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Q.
学業において取り組んでいること
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A.
イスラーム宗教ゼミに所属し、卒論では、米国の黒人ムスリム団体の「ネイション・オブ・イスラム」がアメリカ社会に与える影響を論じる予定だ。一昨年のブラック・ライブズ・マター運動をきっかけとして、人種差別の歴史について自発的に調べている中で、「ネイション・オブ・イスラム」に興味を持ち、研究対象とすることにした。この団体はイスラーム教の教えよりも、黒人至上主義を前面に掲げていることが最大の特徴である。この黒人至上主義は、黒人以外の人種に対しては非常に排他的で、団体の幹部が公の場で非黒人に対して誹謗中傷を行うこともある。しかし、アメリカ国内の構造的格差の被害者である黒人の中では絶大な人気を誇っており、有名な歌手とのつながりも深い。グローバル化が進み、人種間の融合を進めようとする世界の流れの中で、この排他的な団体が、どのように信徒を獲得し、人々を感化し続けているのかという点について、現在は分析している。さらに、近年では、ヒスパニック系の信徒も増加しており、人種主義を掲げながらも、多様な人を取り込む理由についても考察をしている。また、19世紀初頭にも多数の黒人団体が設立された。しかし、現在まで活発に活動し、信徒数が群を抜いて多いのはこの団体のみである。他の人種主義的な組織と比較して「ネイション・オブ・イスラム」の組織としての強みも検討してく計画だ。そして、この団体は、有名な政治家やミュージシャンとの関わりも深く、そのような人たちを通してどのような影響が人々にもたらされたのかについても踏まえて、卒業論文としてまとめる予定である。 続きを読む