実際に新聞を読んでみること。一般的な読者が普段目にすることはない専門紙なので、電気協会新聞部の総務局に問い合わせて見本の新聞を数日分送ってもらった。面接前日は実際に営業部の窓口に赴き、その日の新聞を購入した。(面接当日にも新聞はもらえるけど読んでるヒマはない)ある程度目を通して、エネルギー問題の動向を見ておいたほうがいいと思います。特に注目したのは電力の逼迫。新聞社全ての企業研究にも言えることだけど、その社について調べるのではなくその社が発信している情報に注目することが企業研究になる。そして他社との比較も重要。ただ専門紙なので一般紙との比較が有効かどうかは微妙。自分は新聞やメディアは出来事を後世まで伝えることが役割だと考えているし、そういうことを新聞社でやりたかったので、電力業界の歴史を一通り把握しておいた。出版部が発行しているハンドブックや、前新聞部長の中井修一氏が著した「鬼の血脈」という本を購入して理解した。松永安左エ門が書いた自伝とかでもよかったと思う。前述した電力の逼迫が業界のトレンドだった時期だったが、歴史を読み取って過去から現在まで体系的に電力業界の問題を理解していたからか面接ではかなりしゃべることができたと思う。
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