【美容の未来を拓く】【22卒】エスケイエムコンサルタントの冬インターン体験記（文系/エステティシャン）No.16250（武庫川女子大学/女性）（2021/7/11公開）

幅広く「美容に携わることができる職」に興味があった。そんな時にオファー型の就活アプリでインターンシップの参加のオファーをいただいた。エステティシャンは最初は視野には入っていなかったが、とにかく3年生のうちにインターンシップで視野を広げることを優先したいと考えたため参加を決意した。

オファー型であったため、インターンの選考はなかった。インターン前の準備として会社のホームページや就活サイトの会社ページを熟読した。また、エステティシャンの仕事についての知識がなかったためインターネットで調べた。

エステティックサロンの選考は1社のみ受けたため、比較不可。1社のみを受けた印象としては、営業をするにあたってのコミュニケーション能力や考えが重要視されていたのではないかと感じた。

グループワーク(症例検討)

エステにおいて大切にしてほしい「見え方・考え方は多種多様である」ということを複数枚の写真を見て感想を発表した後にグループワークを行った。

お客様にお勧めするメニューの考え方

症例とメニュー一覧を見せていただき、症例のお客様に対してどのメニューを進めるのか。

1日目にやったこと

最初に簡単な企業説明をしたのちに、インターンに参加している学生同士で自己紹介を行った。次にエステにおいて大切にしてほしい「見え方・考え方は多種多様である」ということを複数枚の写真を見て感想を発表した後にグループワークを行った。

リクルーター・現役で現場で働いているエステティシャン

なし

学生の考え方に対して1度も否定をすることがなかった点がとても印象的であった。自分の考えになかった発言をするととても関心をもって話を聞いてくれたのが、学生の考え方に興味をもってくれていると感じることが出来て印象が良かった。

オンラインであったため、学生同士の意思疎通が苦労した。また、症例の方の希望する内容を考えてメニューを選択するのか、少しお客様に対して無理をさせてでも利益を考えてメニューを選択するのかを考えることが難しかった。このこと悩みに対してオンラインであるため緩い返答しか班のメンバーから返ってこず、方針を決めることに苦労した。

自己紹介をゲーム形式で行ったり、グループワークを通して関わりがあった。

「考え方・感じ方は人それぞれである」ということを自ら体験して感じることが出来た点は良かった。この考え方は、どんな職種についても必要とされるものであると思うので本格的に就職活動が始まる前に再確認することができたため、参加してよかったと感じた。

営業の考え方を学んでおくべきだったと感じた。エステティシャンというとお客様に対する技術面ばかり考えていたが、エステティシャンの営業の面があまり考えていなかった。私の中で「お客様の考えを優先する」という考えが先行していたが、会社としての利益を出すための考え方が不足していたと感じた。

私は「お客様の考え方優先」でメニューをご提案したかったが、現場のエステティシャンの
方が自分ならお客様に金銭的に厳しい利益優先のメニューのご提案をするとお話していた点に複雑な気持ちになってしまった。実際にエステサロンを利用した際に強引な勧誘をされた経験があったので、自分が同じことをしたくないと感じたため想像できなかった。

技術を習得するための粘り強さや対人に対するコミュニケーション能力のみを考慮すると内定が出ると感じることはあった。しかし、会社の利益のためにお客様に不快な思いをさせたくないという気持ちが強いため、考え方の相違から内定が出ないのではないかと感じた。

ここの会社に入社するとノルマの数字に追われて働かないといけなくなるのかと感じて志望度が下がった。説明会では、ノルマはなくあくまでも店舗の目標のみだと話していたが現役のエステティシャンの方が利益優先のご提案をしていたことから仕方ないことだとは思うけど、数字が優先されるのだと感じた。

私はオファー型からだったため、そもそもインターンシップを断ってしまうと本選考に参加できなかったのではないかと感じた。しかし、面接を通してインターンシップにおける発言内容などが考慮されている訳ではないように感じた。

3年生の12月だったこともあり、「美容に携わることができる職」という大雑把な枠しかなかったが、その中からエステティシャンの選択肢は外された。しかし、人を綺麗に出来るという楽しさはインターンシップを通して伝わってきたため美容関係の職に就きたいという意欲はより強くなった。また、営業の仕事が向いていないのではないかと考えるようになった。

インターンシップを通して社員の学生に対して優しい点は変わらず印象が良かった。しかし、説明会のみを聞いた時点では志望度が比較的に高かったが、前述したように数字を求める社員の方の姿勢をみて内定を目指しての本選考への参加ではなくて、経験を積むための本選考への参加に目的が変化した。説明会と実際の働く場での考え方が異なることを痛感したため、エステサロンの説明会を疑って聞くようになった。