①演劇サークルの幹事長
理由・目的…面白い発想や高い技術を持った仲間がいて、作品を発表する場や指導するコーチのいる素晴らしいサークルを後の世代にもつなぎたいと思ったから。
得たもの…大きな事を成功させるには、仲間が主体的に協力してくれることが不可欠だということです。コーチから「映画」をテーマにした劇場公演をやろうと提案された際、そのためには出演者やスタッフを集めるなど解決すべき課題がとても多くありました。そこで、仲間にも協力を頼んで余裕を持つことで、丁寧に課題に取り組むように心がけました。次第に周囲がより主体的に公演の運営に関わってくれるようになり、毎回満員で公演を終えることができました。
②演劇の裏方サークルでの装置作り
理由・目的…演劇という活動に、出演する以外の立場からかかわってみたいと思ったから。また、手先の器用さには自信があり、それを生かした活動がしたかったから。
得たもの…舞台上の空間という公演を形作る上での大きな役割を担う責任感です。演劇において装置は、観客の視覚に大きく働きかける部分です。それを演出家の意図にかなうよう、限られた時間的、金銭的資源で作り上げるには、計画だてて製作をする必要がありました。また、様々な制限の中でも、最後まであきらめず最善のものを目指すことで、演出家や観客にも気に入ってもらうことができた経験は忘れがたいものです。
③日本語学の演習での発表
理由・目的…明治期の書物に登場する漢語の由来に関心を持ったから
得たもの…知りたい情報は自ら手足を動かして集めることが大事だということです。幅広い年代の辞書類から用例を集めてその語の意味や使われ方の変化を考察しました。実際に図書館へ足を運んで数多くの資料を細かく整理したことで、しっかりした根拠をもって発表をすることができました。
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