
23卒 本選考ES
総合職
- Q. 日本の教育の課題は何だと思いますか。また課題解決のための打ち手は何ですか。
-
A.
昔からの型にはまった教育により、学校で教えられたことが必ずしも正しくなくとも社会の当たり前になっていることです。最近のニュースでは「ブラック校則」や「制服選択の自由」「体罰」など学校や指導の仕方に対する問題が話題になっています。これは時代の流れに合わなくなった学校教育に人々が疑問を持ち始めたからだと考えます。「ブラック校則」は、地毛証明書の提出や下着の色を指定するなどの項目が挙げられており、廃止する学校も増えてきています。「制服選択の自由」では、LGBTが大きな社会問題となり、制服もスカートかズボンどちらをはくか生徒が自分で選択できるように変化しました。「体罰」は、現代の子どもの様子や指導に暴力は必要ないという考え方から問題視されるようになりました。また、ゆとり世代という言葉が話題になり始めてから、「体罰」は現代の子どもに合った指導法ではないという批判の声も上がりました。しかしこれらが話題になったのは、教育を受ける側の子どもや保護者が声をあげたためで、学校が自ら進んで考え方を変えようとしているはないという所に原因があると感じます。解決のための打ち手として教育機関が教育を受ける側の生徒や児童の意見に耳を傾けるべきだと考えます。日々変わっていく世の中の流行や考え方を学校に取り入れ時代に合わせた教育をするためです。今までの学校教育は学校の教えに従いルールを守ることが正しいとされていましたが、生徒がどのような目的でそのルールが決められているのかを知らず守ることは教育としては正しいとはいえないと思います。生徒が声を上げ、守るべき目的や必要なルールを考えることで、学校生活に主体性を持つことができ、自由の中には責任を伴うということを学ぶことが出来ると思います。 続きを読む