21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 日本女子大学 | 女性
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Q.
あなたの「強みや自信のあるもの」は何ですか。(800文字以内)
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A.
①自分のためだけでなく人のために行動して、チームワークを上げられること、②立場や価値観が異なる人とも協力して成果を上げられることです。 ①チームでの業務を進めるにあたり、チームに働きかける力が必要であると考えます。私は1年間ライターの長期インターンシップに打ち込みました。ライターはチームでの活動でしたが、新人教育の体制がしっかりと整っていないことや、対人関係に悩んで辞めてしまう新人が多々いることを問題視していました。私自身が新人のときも頼れる先輩が少なく不安が大きかったことから、自分のノルマに追われながらも新人の助けになりたいと考えました。積極的にチームの新人に声をかけて進み具合や疑問点がないかを確認したり、話しかけやすい雰囲気を作ったりするように工夫しました。また、チームメイトにも新人が成長できるような環境を作る働きかけをしたことで、辞めていくライターを減らすことができました。 ②貴社の社員の方々はベネッセグループやその他の出版社ともやり取りされることが多いように見受けられました。そこで求められるのが、立場や価値観が異なる人とも協力して成果を上げられることであると考えます。私は、アルバイトで巫女をしています。接客の際、参拝客に神社の作法を聞かれることに対し、巫女の間で回答が統一されておらず、回答内容の相違を参拝客に指摘されてしまう事例が多々発生していました。私は、その場しのぎで回答する巫女が多い状況や神職の意向が巫女全体に伝わっていないことを危惧し、回答する内容を統一するべきだと考え、神職に提案しました。そして、参拝客に聞かれる頻度の高い質問とその答えを神職とともにまとめ、マニュアルとして配布しました。マニュアルを作ったことで、参拝客の質問にスムーズに答えられるようになり、神職に逐一確認する時間のロスを減らすことにもつながりました。この2つの力を貴社でも発揮したいです。 続きを読む
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Q.
当社を志望する理由を教えてください(800文字以内)
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A.
学習教材の制作を通して、子どもの興味を引き出し自ら勉強する姿勢を習慣づけることで、大人になっても通用する学力を身に着けるサポートをしたいと考えるからです。私は教育には、①自ら学ぶ姿勢、②楽しく学べる環境と③個々に合わせた教材が必要であると考えます。 ①②の例として、以前塾講師として担当した小学1年生の女の子を例に挙げます。彼女は授業に集中できずに立ち歩いてしまうことが問題視されている状況がありました。私は彼女の気を引くために試行錯誤し、持っていたキャラクター形のペンケースを使ってキャラクターが語りかけるような授業にしたところ、女の子は目を輝かせてキャラクターに話しかけながら勉強をするようになりました。この経験から子どもに自ら学ばせるためには、好奇心を刺激する「楽しさ」が必要なのではないかと考えました。 ③の例として私自身の経験を例に挙げます。私は中高一貫校に通っていましたが、中学生で基礎を積み重ねられなかったまま高校生になり、無理やりハイレベルな授業に合わせていたため、その場では理解しているつもりでも実際は授業が身に付いていなかったことがありました。原因としては、皆同じペースで進んでいく授業についていけなくなってしまったこと、基礎を見直すための良い方法が見つからなかったことが挙げられます。この経験から、1人ひとりのレベルに合わせた教材、学校では理解することができなかった分野を補強することができる教材があれば、私のように基礎がない上に応用を重ねてしまう生徒を減らすことができるのではないかと考えました。 教育の変化に柔軟に対応し、楽しく学べる教材を提供し続けてきた貴社で、以上3点を踏まえて「将来の選択肢を広げられる」学習教材を作成したいと考えています。子どもが将来自分の進路を決めるときに多くの選択肢から選べるように、基礎学力をつけ、自信を引き出すことができる教材を提供したいです。 続きを読む
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Q.
日本の教育の課題は何だと考えますか?また、課題解決のための打ち手は何だと考えますか?(800文字以内)
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A.
日本の教育の課題は3点あると考えます。①画一的な授業、②学習意欲の格差、③消費者教育の不足です。 ①「画一的な授業」が必要である理由は2点あげられます。1点目は、皆が同じ教科書に向かって同じ授業を受けるという形式では個人の強みを伸ばし、弱みを克服することができないと考えます。そのため、生徒のレベルに細かく対応し、理解度を深める必要があると考えます。2点目は、時代が変化していくことで将来どのような職業に就くかという選択の幅も広がるため、皆が同じ教育を受けることが最適ではないからです。生徒1人ひとりが目指す将来に向けて専門知識をつけ、異なる経験を積むことができる教育体制にすることで、社会に出てから実際に役立たせることができると考えます。 ②学習意欲の高い生徒は、学校での教育だけでなく更なる学びを求めて主体的に行動するようになる一方で、学習意欲の低い生徒は学びを深められないため、学力に大きな差が生まれてしまうと考えます。学習意欲の低い生徒のやる気をいかに引き出し、自ら学ぶ姿勢を引き出すことができるかが重要になると考えます。また、学習意欲の格差は学習の環境も背景にあると考えます。学校だけでなく家庭や地域に左右されない学習環境を整備する必要があると考えます。 ③2022年度からの成年年齢の引き下げにより、自立して社会に出るまでの期間が短くなります。そのため、従来の消費者教育よりもスピードアップし、深い学びを得ることが必要になると考えます。とくに、避けては通れない「カネ」との関わり方、契約をする際の注意点など「金融教育」において、日本は他国に後れをとっていると考えます。社会に出た際に自らの意思で正しい判断ができるように必要な教育であると考えます。 これら3点の課題から、①1人ひとりのレベルや希望に合わせた授業、学習環境の整備、実用性のある教育指導が打ち手になると考えます。 続きを読む