PHC株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒PHC株式会社のレポート
公開日:2021年8月18日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 営業職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
私は6月までは化学、素材メーカーしか受けていなかったので、なぜ業界を変えて志望しているのか、ヘルスケア業界の中でもなぜ電子カルテを扱う会社なのかをしっかりと説明できるように対策しました。そもそもヘルスケア業界についてあまり知らなかったので、ヘルスケア市場の現状と今後の変化についてを「みずほ産業調査 Vol. 65」を参考に調べました。また、会社自体のことに関しては人事の方との1対1の面談や、先輩社員の方にアポイントをとってお話を伺う中で調べました。その上で自分がどう感じたかや会社に入ってから自分はどのように活躍していきたいかなどについて言語化して面接の対策をしました。社員訪問は特に選考の中で用意されているものではなく、人事の方に直接連絡をして訪問の場を用意して頂きました。自分から行う社員訪問は志望度を示すというメリットがあるし、私の場合は入社後直属の上司になる方と面談できたので、入ってからのイメージ湧いたので本当にやってよかったと思いました。
志望動機
私は靭帯断裂や骨折をした際に医療従事者の方々をはじめ両親や友人など多くの人に助けられてきました。その経験から、医療に携わり誰よりも人の力になりたいという思いがあります。それに加えて私が中学生のころ、骨折をして救急車に運ばれた際には受け入れ先が決まるまで1時間以上もかかり、その間激痛で苦しんだという経験もあり、医療現場において情報インフラを整えることがいかに重要であるかをこの時に痛感しました。そんな中、先日の○○様との面談で、御社は大病院だけでなく日本各地の診療所に対しても、電子カルテシステムをはじめとしたヘルスケアIT製品・サービスの提供を通じて医療サービス向上に努めているとお聞きして、大変魅力に感じました。私も御社の一員として働くことで日本の医療サービス向上に貢献して、医療従事者の方々や患者様の助けになりたいと思い御社を志望致しました。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- 中途入社2年目の人事の方
- 面談時間
- 50分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2021年06月 中旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
openworkを通じて応募をしたあと人事の方から直接メールで連絡が来ました。
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインのためなし
面接の雰囲気
服装は私服で良かったということもあり、硬い雰囲気は一切なく人事の方は私が言ったことに対して一つ一つしっかりとリアクションをしてくれて聞きたいことが聞きやすい雰囲気でした。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
特にここでの面談が選考の評価に影響したとは一切感じませんでしたが、会社を知る上で非常に貴重な機会なのでしっかりと事前に会社や業界のことについて調べていくことをお勧めします。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
みずほ産業調査 Vol. 65「日本産業が世界に存在感を示すためのトランスフォーメーション~コロナ後の長期的な目指す姿の実現に向けて~」
説明会・セミナー
- 時間
- 60分
- 当日の服装
- 私服
- 実施時期
- 2021年06月 中旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
人事面談
セミナーの内容
人事面談の中で会社説明がありました。内容はヘルスケア業界の動向と会社がグループとして何を行っているのか、現在の会社の状況について教えて頂きました。説明会後は15分くらい自由に質問する時間がありました。
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
ヘルスケア業界全体については「みずほ産業調査 Vol. 65」を見て概要を頭に入れつつ、会社紹介のムービーや会社のHPなどを見て勉強していきました。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
この面談は選考に必須なものではなかったが、人事の方と1対1でお話が出来て顔を覚えてもらえる貴重な機会なので絶対に参加した方がいいと思います。また、会社説明だけでなく就活のことや会社のことについてざっくばらんに質問ができるし、選考を通じて特にここで質問したことが選考に影響したとは思わなかったので、この機会を有効活用すべきだと思いました。
OB・OG訪問
OB・OGと繋がった経緯・方法
人事の方に直接連絡して社員の方を紹介して頂きました。
OB・OGとの連絡方法
人事の方を通じて連絡を取りました。
話を聞いたOB・OGの人数
1人
OB・OGに質問したこと
現在の仕事内容、なぜこの会社なのか、今後のキャリアビジョンについて。
注意したことや感想
特に注意した点はありませんが、事前に何を質問するかはしっかり準備してきました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
会社HP、みずほ産業調査 Vol. 65「日本産業が世界に存在感を示すためのトランスフォーメーション~コロナ後の長期的な目指す姿の実現に向けて~」
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年06月 中旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
初めての形式のwebテストで、あまり見かけないものだったので対策不可でした。
WEBテストの内容・科目
GPS:思考力(批判的思考力、創造的思考力、協働的思考力)、基礎能力(言語処理能力、数理処理能力)、パーソナリティ(レジリエンス、リーダーシップ、コラボレーション)
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
思考力:45分、35問、基礎能力:25分、30問、パーソナリティ:10分、23問
対策の参考にした書籍・WEBサイト
無し
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年07月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中途入社3年目の営業
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインのため無し
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
なぜ医療業界を目指しているのかが学生時代の経験から一貫していたところが評価されたと思いました。また、長所が具体的で再現性があり会社に入ってからも活躍してくれそうとも言われたため、そういった点も評価されたのではないかと思います。
面接の雰囲気
非常に温厚な方で話したこと一つ一つにリアクションをしてくれてこちらのことを引き出そうとしてくれる感じが伺えました。学生時代頑張ったことなどというよりかはこれまでどのような人生を歩んできて、どのような価値観を持った人間なのかに関する質問が多かった。
面接後のフィードバック
学生時代やこれまでの経験から、志望動機、入社後にやりたいことまでの理由が一貫していて、入社してからもモチベーション高く頑張ってくれそうだとフィードバックを頂きました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
大学院に進学しているのになぜ、営業職を志すのか?
私はこれまでサッカーでしてきた怪我で多くの人に助けられてきた経験から、誰よりも人の役に立ちたいという思いがあります。確かに研究開発職で実験を繰り返すことは多くの人の役に立つ素晴らしいものだと思います。しかし、実際に研究をしてわかったことなのですが、自身の研究が発展していき必要としている人の手に届くまでが遠いため、今自分は誰の為に頑張っているのかが見えにくいと思いました。色んな企業の研究開発職の方にお話を伺いましたが、研究開発の一番のやりがいは新しいものを生み出すというところにあり、私の求めるやりがいとはギャップがあると感じました。一方で営業職であれば、相手にするのはお客様であり、必要とされている製品やサービスを自身が提供することは私の求めるやりがいに最も近いものだと思い、営業職を志望しています。また、営業では学会発表などを通じて身に付けた、難解なことでもわかりやすくかつ論理的に話す力が活かせると考えています。
あなたの長所と短所を教えてください。
私の長所は自分自身と向き合い努力し続ける力です。私は学部時代は体育会サッカー部に所属していたのですが、プレーが全く通用せず、入部してから4か月たっても試合に出れませんでした。そこで、オフの期間を使って徹底的に自分のプレーの分析を行いました。気づいた課題点をピックアップして、その課題点にあった練習を考えて、実践し続けました。その結果3か月経ったころから徐々に試合に出られるようになり、半年経った四回生の後期リーグでは三試合連続で得点とることができました。
また、短所は優柔不断なところです。決めたことを行動に移すまでにいつも時間がかかってしまいます。特に実験をするときは実験条件や周辺情報を調べ過ぎて実験に取り掛かるのが遅くなってしまいます。そこで最近では午前と午後で、下調べをする時間、実験を行う時間といったように完全に区切って行動するようにしています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年07月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 20年以上の人事の責任者、15年目の人事の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインのためなし
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
他社と比較して具体的にどこが違うかなどの質問をされて答えられなかったが、内定を頂けたので正直あまり志望度は見られていなったと思います。それよりかは、端的かつ定量的な話し方、あとは意地悪な質問でもそれを受け入れあまり飾らずに素の自分で挑んだことが評価されたのではと思います。
面接の雰囲気
出身地やその他の周辺情報をもとにアイスブレイクから入り、笑いが起こるほど和やかでした。しかし、一つ一つの質問が鋭いものが多く和やかな中でも思考力が問われるようものもあり、常に緊張感はありました。
面接後のフィードバック
話が論理的でわかりやすく、素直なところが良かったと言われました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
大学院まで進学しているのになぜ営業職を志すのか。また、大学院まで進学して文系就職するのはビハインドではないかと思うがそこについてはどう考えているか。
サッカーでしてきた怪我の経験から私は誰よりも人の役に立ちたいという思いがあります。私の研究は抗がん剤に関する研究ですが、研究がそれを求めている人のところに届くまでがあまりに遠く、人の役に立っているという実感をほとんど感じることが出来ませんでした。色んな企業の研究職の方にお話しを伺っていると、私が大学の研究で感じていたことは企業の研究職にも当てはまるものだとわかりました。そのため、課題を抱えている人や製品を求めている人に最も近く、人の役に立っているという実感を最も感じられる営業職が自分に最もやりがいのある職種だと思ったため営業職を志望しています。
また、大学院まで進学して文系就職することは私の中ではビハインドであるとは全く感じておらず、むしろアドバンテージだと考えています。というのも、私は大学での研究生活を通じて、膨大な情報の中から必要な情報を抽出し仮説を立て、それを検証していき、出た結果を考察して次につなげていく力を身につけてました。この力は決して理系職でのみ応用できるものではなく、文系職でも生かせるものだと考えています。
あなたの研究が発展していくことで一体どれくらい人を救うことができますか。また、がんについての研究なので、人の役に立つという点では研究職の方がいいのではないかと思うがそこについてはどう考えているか。
私の研究は抗がん剤治療に関するテーマで、近年がんは3人に1人がかかる病気だと言われているので、日本の人口を1億2千万人だとするとがんにかかる人はおよそ4000万人です。そのため、私の研究が発展して臨床的な課題をクリアすればおよそ4000万人の人の役に立ちます。また、確かにおっしゃる通りで役に立つ人の数のという点では研究職の方がいいかもしれません。しかし、それはあくまでかなりの数十年という年月をかけた上で話であり、研究をした人自身がその技術によって救われた人と関わりその声を聞くということはほとんどありません。私にとっての仕事をする意味というのは、役に立つ実感を得るということなのでそれをより得やすいのは営業職だと考えております。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年07月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
しっかりとした経営基盤がありながらベンチャー気質があるところ、社会貢献性の高さ、人の良さ、給料や福利厚生の良さ
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
9人
内定者の所属大学
東北大学、徳島大学、愛媛大学、静岡大学など
内定者の属性
穏やかな雰囲気の人が多くあまりがつがつとした人はいなかった。
内定後の企業のスタンス
自分はすぐに内定を承諾をしたからあまりわからないが、他の人の話を聞く限り2~3週間程度は内定承諾まで期限をもらったと聞きました。
内定に必要なことは何だと思うか
なぜPHCなのかという志望動機は言えるようにしておいた方が良いのは当たり前だが、それよりももう少し広い視野でなぜ医療業界を志望しているかをはっきりさせておくことがより重要だと思いました。自分の場合はこの企業にOB,OGの方はおらず業務内容についてあまり情報を仕入れるツールがなかったので、人事の方を通じて先輩社員の方を紹介して頂きました。人事の方に直接メールでお願いしたのですが、快く受け入れて下さいましたし、志望度の高さをアピールするのにも有効な手段だと思うので出来るなら必ずやった方が良いと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
少し意地悪な質問でもその場で考えて自分なりの考えを導き出す思考力とこれま自分の行ってきた行動とその理由を一つ一つすらすらと言えるくらいの自己分析がかなり重要だと思いました。私の場合は簡単なフェルミ推定のような質問がされても、それにしっかりと根拠を持って答えたところ、自分のことについては飾らずにありのままを答えたところが評価されたのではと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
なぜPHCなのかというよりかは、なぜ医療業界を目指すのかというところをかなり深堀りをされました。そこの理由を自分の実体験とリンクさせて説得力のある動機にすることが非常に重要であると感じました。あとは、少し詰まっても良いのでどんな質問に対しても自分なりの考えを持って答えた方が良いと感じました。
内定後、社員や人事からのフォロー
毎日のニュースを英語でリスニングができるような一般の英語学習サービスを提供して頂きました。私は7月上旬に内定を頂き8月中旬、現在は特に内定者懇親会や社員の方との交流等はまだありません。
PHC株式会社の選考体験記
PHCの 会社情報
会社名 | PHC株式会社 |
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フリガナ | ピーエイチシー |
本社所在地 | 〒359-1146 埼玉県所沢市小手指南1丁目9-54 |
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