私は体育会洋弓部の活動に目的意識を持ち取り組みました。
私は大学まで運動経験が無く、新しい事に挑戦したいと考え、その中で自分が活躍できると思ったのが体育会洋弓部でした。
その中で私は、どんなに困難でもやり抜いて、個人としてもチームとしても成長し、成果を出し、引退の時にやりきったと言えることを目的としていました。入部当初は運動経験が無かったので中々上達せず、同期との実力の差も大きくなっていました。私は正直とても苦しく悔しい状況でしたが、何があってもやりきるという目的意識を忘れず、部内一の練習量を誇る様になりました。すぐに結果は出ませんでしたが、努力を続け、三年生になると部のエースとなり、全国大会の最終選考まで残る事も出来ました。しかし、この時の私は個人の成長に執着しており、本来の目的の一つであるチームとしての成長を考慮していませんでした。そのこともあり、昨年のチームはチーム一丸となれず、前向きに戦う姿勢が出せずに成果が残せませんでした。その事から、私は個人の力の限界を強く意識させられ、チームとしての成長を一番の目的と考え、行動する様になりました。私は昨年チーム一丸となれなかった理由が、学年間の意見の違いにあると考えたので、後輩の本音を聞く事が重要だと考えました。その中で、後輩は幹部部員に本音を言いづらいので、私は幹部ではないからこそ本音を語ってもらえると考えました。その中で私は後輩に積極的に話しかけ、一対一での対話を大事にすることで親近感を持ってもらい、些細な悩みでも聞き続け、次第に本音を聞ける様になりました。すると、下級生は部の気風の緩みを感じ厳しくする事を求め、幹部は後輩の反発を恐れて厳しくできないというすれ違いが生じていたので、私は幹部にこれを説明すると共に、自身も時には厳しく接する事で、学年間の意見の違いを緩和していきました。すると、後輩が部の運営方針に賛同的になり、今年のリーグ戦ではチーム一丸となり、過去最高の雰囲気のチームと呼ばれる程になりました。チームの成果として今年の戦績は納得できるものではありませんでしたが、私はチームの一員としても個人としてもやりきったと言える自信があるので、後悔はありません。部活動の中で目的意識を持つ中で困難に対しての粘り強さと仲介役としてチームを纏め上げる能力を得ました。私はこの能力を活かして、信頼関係を築き職場の人々の意見を聞き出し、仲介役としてチームを纏め上げ、私が先頭に立ち困難にも粘り強く取り組んでいく事で周りを巻き込み、チームで成果を上げられると思います。
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