私の強みは物事の課題を分析し、解決策を導き出す力です。
私は学生時代にノートテイク会というボランティア団体に所属しており、聴覚障害を持つ学生の授業の支援を行っていました。聞こえた音声を二人一組で、パソコンを使って文字に起こすことで情報保障を行うのですが、私が運営学年になる直前のノートテイク会では、「音声が文字になるまでのタイムラグが大きい」という点が課題になっていました。
その課題を解決するために以下の取り組みを始めました。まずこの問題は主に「実際の授業形式のノートテイクに慣れていない」「連携がとれていない」という点に原因があると考えました。そこで週一回開催していた練習会では毎回目標を設定し、「複数の話者が登場する授業」や「黒板を使用する授業」など、単に一人が話すだけではない、より実際の授業に近い形の読み上げ原稿を作成するようにしました。また参加者には固定ではなくできるだけたくさんの人とペアを組んでもらい、どんな人と組んでも安定してノートテイクが出来るように練習してもらうことにしました。こういった練習会を繰り返し行い、会員の技術向上を図った結果、利用学生からも「素早いテイクで、前より授業の雰囲気も掴みやすくなった」と言ってもらえるようにもなりました。
私はこれらの活動を通じて、どのように課題を発見し、それを解決すればよいのかというプロセスを学び、また経験することができたと考えています。仕事においても課題を探る姿勢を持ち続け、その解決に向けて様々な方策を考えていきたいと思っております。
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