予備校のアルバイトで入学促進リーダーとして入学者数増加に尽力したことです。途中で社員が変わってしまったといった困難もありましたが、課題に向き合い、チームで施策を考えて実施したところ、入学者数を前年度の120人から160人に増やすことができました。しかしリーダー就任時には主に2つの課題がありました。1点目は周辺に競合他塾ができたことによる新規生徒の獲得不足です。そして2点目は体験してくれた生徒の入学率の低さです。そこで2つの施策をチームで考え、実施しました。1点目は広報活動の見直しです。
実際に入学してくれている生徒の入学面談時に書いてもらっていたアンケートを見直したところ予備校に来てくれたきっかけの中で一番多かったのがチラシであることがわかり、配布活動の大切さを実感しました。人件費が増えることなどから配布活動を増やすのではなく多くの人々に手に取ってもらうために配布ツールを工夫するという点に目をつけました。配布ツールを他塾と差別化するために学年や高校別のチラシを作成する、手書きメッセージを添付する等の工夫を行いました。また、従来社員のみが行っていた高校訪問に私自身がそれぞれの高校について詳しくなるために同席させてもらいました。高校の先生からお話を伺い、また数年前まで生徒だった私だからこそ伝えられる新鮮な思いを伝え、こちらから模試提案やポスター設置をお願いしました。2点目は面談資料の作成です。体験生徒への面談アプローチが弱いと考えたためスタッフ間で面談の質の差が小さくなるように資料を作成することにしました。資料の作成は手間がかかるものであるため、今まで改良が行われていませんでしたが、チーム会議を設けたことでチームとしての一体感が生まれ、チームで協力しながら作成することができました。質問テンプレートが書かれた紙を体験生徒に渡し、生徒がスタッフに質問しやすいようにしました。資料によって相手の聞きたいことがわかり、他塾との違いや当塾の特長を伝えられ、質の高い面談を提供できました。
続きを読む