一回一回を大切にする
大学1年から3年の間に、化学実験のレポート作成を毎週行いました。実験に関する原理、操作方法、結果、考察等を20ページ前後のレポートにまとめて提出していました。
1回のレポート作成におよそ10時間かかるため、毎週まとまった時間を工面できるよう週間スケジュールを作成していました。レポート作成で一番に心がけていたことは、大変だからといって妥協を許さなかったことです。実験に関する参考書を図書館で借りて読み、それでもわからないことがあれば先生に質問をして、納得のいくまで調べあげました。また、見やすさにこだわり、実験中に撮影した写真を毎回貼りました。
チームを統率する
チームを率いる上で、1人1人が主体性を持って行動できるように動きます。
大学1年次、生物研究部で文化祭展示の実験班のチームリーダーとなりました。「DNAを取り出す」という実験を来場者に見てもらう企画だったのですが、リーダーとなった私は、最初に実験班と説明班に分けました。それぞれの担当を明確にすることで、各メンバーの実験に対する主体性を向上させました。
「考え抜く力」
私は現状維持を良しとせず、今をより良くするために努力を惜しまない性格です。そのために、課題を見つけ、対策を自分なりに考えて行動を起こします。
大学三年次のアルバイトで、大学内にある英語ラウンジの運営スタッフを担当しました。週に1回、午前と午後で担当がわかれており、10人の運営スタッフがいました。この英語ラウンジは新設であり、スタッフに任される具体的な仕事内容がありませんでした。さらに来訪者が全く訪れなかったことから当初、在籍スタッフは何もしないで時間を過ごすことが多い日々でした。そのような状況で、より多くの人に施設を利用してもらうためにはどうしたらいいかを考えました。そこで、スタッフの行動を変えることを思いつき、担当表を作成することを提案しました。この表を作成することにより、誰がどのようなことをできるか、自分自身で考え、目標を設定し、それに向かって行動を起こすように働きかけました。この結果、ツイッターによる呼びかけ担当、イベント担当、留学経験を来訪者に話す担当と、各自が自分の得意を活かして担当を設定し、実際に行いました。これにより、来訪者が0人の日もあった始めと比べ、最高で5人も来るようになりました。
この考え抜く力により、正解が一つではない状況において自分なりの答えを見出していき、想定外の事態に遭遇した際に迅速に処理できる能力を養っていきたいと思います。
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