16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 法政大学 | 男性
- Q. ・近年の食育の盛り上がりの中でヤマサがすべきことはなにか800文字以内
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A.
新入社員対象の研修の中に、貴社の提供する食育プログラムを組み込んでいただけるよう各企業と提携すべきであると考える。 食育と聞くと、家庭で母親が子供に施すもの、小学校や中学校で栄養士の方が講義をするなど、どうしても低い年齢層が対象とのイメージがある。しかし、あえて「企業の新入社員」という、立派な大人となった方々を対象とするべきだと考える。 理由は、実家を離れ一人暮らしを始める人が最も多いタイミングであるからだ。私自身が現在一人暮らしをしている中で実感していることだが、どうしても食生活が乱れてしまう。 なぜなら、実家暮らしの学生は大多数が料理を作らないため、母親が作ってくれていた栄養バランスの取れたおいしい料理を作ることは難しい。加えて毎日多忙な社会人となることで、毎日疲れて帰ってきたとき不慣れな自炊をする体力など残ってはいないだろう。 そうすると、ファーストフードやコンビニの弁当、レストランやラーメン屋といった外食店などでご飯を済ませてしまう、という状況に繋がっていく。それらは栄養バランスが偏っており、健康に悪影響を及ぼしてしまうことは周知の事実だ。 具体的な食育の内容は、貴社の調味料を使った一人暮らしでも手軽につくれる、栄養価の高いレシピを調理実習という形で、毎日昼食を作って頂くというものを提案する。また、学生時代に一人暮らしをしていて食生活が乱れたことや自炊を試みたときの失敗談などをディスカッションして理解を深めるのも良いだろう。 実際に研修が終わり働き始めたとき、栄養価の高い食事を毎日とることで疲れが取れやすくなり、労働生産性も向上するだろう。そこから、食育に協力して頂く企業にも利益をもたらし、貴社の調味料を使った料理をつくってもらうことで貴社の製品の宣伝にもつながり、「食育」を通じてWin-Winの関係をも築くことができるのではないか。 続きを読む