20卒 内定入社
総合職
20卒 | 東京学芸大学 | 男性
- Q. 企業研究で行ったことを教えて下さい。
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A.
まず企業研究についてです。マスコミなので当然刊行する新聞を読むのが基本。地方紙なのでその土地の細かいニュースを掴む必要があります。実際筆記試験にも県の人口や市町村数を問う問題が出ました。そのためにも朝刊を読むことが効率的だと思います。私は地元出身だったので朝刊を3日ほど読んだだけで対策できましたが、県外出身の方はよく読み込んでおくと良いと思います。 マスコミは社会に対する影響力が大きく、業務内容がイメージしやすいです。その分会社ごとの色は実際に働く人と会って話さないと分からないです。この色を理解しないと面接で「なぜウチなのか?」と聞かれて困ってしまいますので、必ず行くようにしてください。福島県は県紙が2紙あるので、比較検討することで企業の姿がわかりやすくなると思います。するとこの会社は読売資本の影響なのか、まったりとした社風であることが判ると思います。このことは朝刊にも、会社サイトにも載っていない情報です。自分の足で仕入れた情報です。やはり現場の人と会える機会を持つと強いです。 次にES・筆記対策です。ESは癖のないもので、やはりローカルニュースについて徹底的に聞かれます。また、志望動機については発行部数減少の状況でもなぜ志望するのかを自分の言葉で語れるようになるのが理想です。私は志望動機についてはあまり深く突っ込まれなかったですが、やはり大切だと思います。良くない言い方をすると、沈みつつある泥舟に乗らんとする訳ですから。しかも、乗りたいのは自分だけではありません。ただ「乗りたい」というだけでは弱いですよね。 筆記試験は作文を頑張ることが一番です。問題作成者の方は「福島県のこと勉強してね」と仰っていましたが、実際差が出るのは作文です。起承転結を意識し、短文を重ねてシンプルな文章を作ることを心がけましょう。新聞・出版社共に作文ができれば筆記試験は制したも同じです。 GD・面接対策ですが、新聞が直面する危機的状況と、福島県についての自分なりの意見を持つと強いです。「最近気になっている福島県のニュースは?」「追ってみたい県の事件は?」こういったことは必ず聞かれます。面接官はローカルニュースのデパートで働く方なので原発や復興といった福島県ならではのニュースについて答えるのも手です。 しかし私はマニアックなニュースについて掘り下げるのも良いと思います。あくまで個人的な意見ですが、私は県の豊かな自然をアウトドアアクティビティの素材として考え、県外に新たな外遊びの場としてPRしては如何か?と答えました。具体的な場所まで指定し、実行する上での新聞社としてどのような役をやるのかについてまで具体的な企画を展開しました。事前の準備はこれぐらいのレベルまでやっておいた方がいいと思います。特に編集以外の事業部や広告部に入りたい学生は尚更です。 続きを読む