- Q. 志望動機
- A.
一般財団法人食品環境検査協会の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒一般財団法人食品環境検査協会のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 東京農業大学大学院
- インターン
-
- 未登録
- 内定先
-
- 全国酪農業協同組合連合会
- 一般財団法人食品環境検査協会
- 入社予定
-
- 一般財団法人食品環境検査協会
選考フロー
企業研究
前提として、食品を対象とした理化学分析に経験もしくは強い関心があることが大事だと思います。また、食品分析業界は、他社との業務内容の差が見えずらい業界であるため、当団体が食品分析の中で何に力を入れて事業を展開しているのかを大まかに捉えておくことが重要であると思います。この団体は食品分析のみならず、食品製造分野に対する衛生管理指針の広報(特にHACCPコンサルティング)にも力を入れており、この点が他社との大きな違いですので、これを踏まえておくことが、面接時に評価されると思います。また、この団体は食品に関する知識やバックグラウンドを有するが重要視される傾向にあるため、大学等で食品衛生監視員(任用)を取得することが出来たり、HACCP管理者などの民間資格を取得しておくことが、選考においてプラスになると思いました。大学院生であれば、自らが行ってきた研究の内容はもちろんのこと、それに付随した学会発表や論文投稿の経験が強いアピールポイントになると思います。
志望動機
私は大学のおいて、食品の安全性と栄養機能について学んで来ました。その背景から私は、日本の食を陰ながら支えている食品分析業界への就職を検討しました。そのような背景の元、私は高いレベルで食の安全と健康、双方を支持することの出来る事業を展開する、食品環境検査協会を志望致しました。
私は、御会において、高精度かつ多品目の食品分析や、食品製造業従事者に対するコンサルティング業務を経験することで、現在、食品表示法の制定や、機能性食品制度の新設、さらには食品衛生法の改正に基づく、栄養成分表示の改正や機能性食品の需要増加、HACCPシステムの義務化など、変革著しい食品産業において、益々の食の安全の担保と健康の増進に貢献していきたいと考えております。
インターン
- 実施時期
- 2019年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望動機/扱える分析機器・実験方法/研究内容/学業以外で頑張ったこと/自分の長所・短所
ES対策で行ったこと
自らの研究内容を簡潔に記せるように整理した。実績欄を埋める為に、積極的に学会活動に参加した。研究活動以外のアピールポイントもしっかりと発掘しておくことで、幅広い実績を持つ人間であるように文章を構成した。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
一般的なSPI対策本を用いて、非言語分野の対策を充実させておいた。
筆記試験の内容・科目
適正テスト(10分)、筆記試験(70分)、筆記試験はこの会社独自作成のものであり、病原微生物に関する選択式問題や、食品衛生に関する英文の和訳問題など、特徴的な問題が多かった。落ち着いて時間をかけて解くことが大事である。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
事業説明会
選考の具体的な内容
次の過程の面接に進むにあたり、今一度この団体の特徴やバックグラウンドを理解させる目的で、説明会がなされた。特段選考のようなものは行われなかったため、意思確認と面接のための準備の機会と捉えている。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 理事長/人事部長/不明/不明/不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究内容のプレゼンや学会活動などの実績から、実験に対して真面目に取り組む姿勢が評価されたように感じた。また、HACCPという食品製造における衛生管理システムについての資格を有しており、今後、HACCPコンサルティング業務にも携わってくれるだろうというプラスの評価も頂けたように感じる。
面接の雰囲気
面接官はなるべくフランクな雰囲気での面接を心がけているようであった。しかしながら、質問に関しては固めなものが多く、全体としては厳しめの雰囲気であった。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ一貫して高校から大学の系列校に所属し、現在もその系列校に所属しているのか。
私は一貫して食品の安全性、機能性に関する研究を行いたいという強い意志があり、それを実行するためにこのような進路を選択致しました。高等学校ではそれらを学ぶ礎となる、生物及び化学の知識の獲得に邁進しました。そして大学進学後は食の安全性の知識をベースに、緑茶カテキンなどの植物化学成分の栄養機能性について学び、研究を進めてまいりました。この過程では学問に対する継続した努力が認められ、学部総代表賞を受賞したり、緑茶カテキンに関する栄養機能性について、いくつかの学会発表を経験することが出来ました。このようにして得た食に関する知識やノウハウを御会の食品分析やコンサルティング業務へと活かしていきたいと考えます。
自らの研究について高校生にわかる程度で私どもにお話してください。
近年我が国では、健康寿命の延伸に寄与する食品成分の探索が求められています。このような背景を踏まえ、私はSMP30というたんぱく質に着目しました。このたんぱく質は肝臓において抗酸化機能を発揮し、肝機能の維持に重要な働きを担う分子ですが、加齢に伴い、その量が減少することが報告されています。そこで私はSMP30の発現を上昇させる食品成分の探索を行うことで、健康寿命の延伸の実現に向けた研究を展開しています。研究の結果、「緑茶カテキン」が肝SMP30を活性化することで、抗酸化機能を発揮することを新たに見出しました。現在は、SMP30の発現調節を介する緑茶カテキンのアンチエイジング効果を評価するために、老化モデル動物を用いた検討を進めています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をメールで頂いた後に、内定承諾書の提出を依頼された。(5月末まで)
2期の選考が6月現在で進行中なので、未だ今後のお知らせのようなものはこちらに届いていない。
内定に必要なことは何だと思うか
食品分析業界の事業内容は、外からは見えにくい部分であるので、OB・OG訪問の機会やインターンシップへの積極的な参加を経て、業界の知識を貯えることが大事だと感じます。また、職種柄、研究を真面目にやってきた実績や、実直な人柄が評価されるポイントだと私は考えるので、日頃から研究に対して主体的かつ継続的に取り組むことが大切だと考えます。その過程で学会発表や論文投稿の機会に恵まれれば、それが内定への大きな後押しになるとも思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
研究をベースに、自分の行ってきたことやその過程で得たことをしっかりと人に説明できる人材が内定を得ているのだと私は考えます。また、研究以外にも趣味を持ち、幅広い人間性を育むことで、面接においても様々なトピックに対応できるようになり、通過率も向上すると考えます。
院生は特に、自分の行ってきた研究に自信を持ち、それをアピールする力を日頃のアウトプットの機会で養ってください。
内定したからこそ分かる選考の注意点
選考以前のインターンシップは、2月のたった1回であるので、申し込み忘れることなくしっかりと参加して欲しいです。私はそこで得た業務内容と、自分のやりたいことを照らし合わせることで、オリジナリティのある志望動機を生み出すことが出来、書類や面接でもアピールすることが出来ました。選考過程の筆記試験は、高難易度のものですが、時間いっぱいまで粘って問題に食らいつきましょう。
最終面接では、理事長?を目の前にして、自分のビジョンを臆することなく語ることが出来れば、問題ないはずです。
内定後、社員や人事からのフォロー
メールでの内定通知以降、未だ(2019年6月現在)連絡が無いので、これ以降に何かしらのフォローがあると思われます。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
- 給料・待遇
入社を迷った企業
全国酪農業協同組合連合会
迷った会社と比較して一般財団法人食品環境検査協会に入社を決めた理由
私が全国酪農業協同組合連合会よりも食品環境検査協会を選んだ理由としては、今まで培ってきた自らの職に関する知識が存分に生きる場所が、前者ではなく後者であったからです。食品環境検査協会に入会後は、食品分析はもちろん、食品製造業に携わる方々を対象にした、食品衛生の広報を担う業務にもチャレンジしていきたいです。また、勤務地を比較しても、後者の方は地方の場合でも政令指定都市がほとんどであり、働きやすい環境がそこにはあると感じたこともまた理由の一つです。第3の理由としては、院卒の給与が前者に比し、後者で秀でて高かったことが挙げられます。
一般財団法人食品環境検査協会の選考体験記
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一般財団法人食品環境検査協会の 会社情報
会社名 | 一般財団法人食品環境検査協会 |
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フリガナ | ショクヒンカンキョウケンサキョウカイ |
従業員数 | 209人 |
本社所在地 | 〒136-0082 東京都江東区新木場2丁目10番3号 |