ほっこりしたといいますか、ほっこりしている出来事になるのですが、自分が作った料理を家族がおいしいと言いながら食べてくれる瞬間にほっこりしています。
私自身、もともと料理経験が少なかったため、大学入学後、アルバイトでお金を貯めて、料理教室に通い始めました。そこで切り方や分量などの基本的な知識とスキルを学びました。料理教室で学んだメニューを後日家族にも作るのですが、みんないつもたくさん食べてくれます。家族と一緒に自分が作った料理を「おいしいね」と言い合いながら食べる時間はほっこりして幸せを感じますし、父や母が「すごいじゃん」と褒めてくれることも自分のモチベーションに繋がっています。もともとは自分磨きのために始めたのですが、家族のために作ってみて初めて、人のために作るやりがいや喜びを感じ、さらにレパートリーを増やしたいというやる気にもつながっています。最近作れるようになった料理の中でも一番心温まったのは、母の作るオムレツを作れるようになったことです。私は母が作る料理の中で一番オムレツが好きで、いつか自分も作れるようになりたいと思っていました。そこで先日、母に時間を作ってもらい、一から作り方を教わりました。母と料理をすることも楽しかったですし、できあがったものを食べて母が作るものと同じ味がしたことにも感動しました。私は料理をしながら「みんなが食べたらどんな反応をするかな、おいしいと思ってもらえるといいな」と思っています。自分一人のために作るときは「こんなもんでいっか」と少し適当になってしまう部分もありますが、誰かのためを思いながら料理をすると、自分のためだけに作るときよりもやる気が出ますし、「よりおいしいものを食べてもらいたい」という向上心を持つこともできます。社会に出ても、私はお客様によりよいサービスを提供できるよう、「このお客様のためにできることはないか・また注文したいと思ってもらえるにはどうしたらいいだろう」と常に相手の事を思いながら向上心を持って働き続けていきたいです。
続きを読む