私は所属しているサッカーサークルの女性メンバーを5倍に増やしました。小学生から続けているサッカーを大学でも継続したいと思ったので、女子サッカー部と男性のみであったサッカーサークルに1人で所属しました。サークルのメンバーはほとんどがサッカー経験者で、端から見ると部活のような厳しく・入りづらそうなイメージがついていました。また、サッカーは初心者にはハードルが高いイメージや、スポーツ人口も女性に比べて男性の方が圧倒的に多いため、他サークルよりも女性の体験・見学者もが少なく、極端に言えば「未経験者お断り!」というイメージがついていました。先輩に話を聞いたところ、女性や初心者を歓迎してない訳ではなく、出来ることなら沢山の人に入って欲しいとのことだったので、私は唯一の女性メンバー兼サークルの副代表として、まずはその入りづらいイメージの改善を行いました。
新入生への説明会に積極的に参加し、コミュニケーションを沢山とることで、第一に私という女性メンバーの存在を知ってもらう様にしました。また、InstagramやTwitter等のSNSを通して、サークルの活動情報やメンバーの素顔を発信することにしました。次第に雰囲気だけでも見てみようと女性の体験・見学者が増えました。しかし、既存メンバーに意見を求めた所「初心者向けになりすぎてレベルが下がるのは嫌だ。」、「気を遣いながらプレーするのは嫌だ。」という声があったので、ただ女性メンバーを闇雲に増やすのではダメだと気がつきました。女性を増やしたいという方向に気持ちが傾き過ぎていて、サッカー経験や性別関係なく楽しめる場にしたいという本来の目標から少しそれてしまっていました。そこで私は、活動日の区分けを行いました。週3日間ある活動の中で、楽しく緩くプレーする日と、経験者向けの本気でプレーする日を設けました。また、1日の活動の中でもレベルごとにコートを分けたり、逆に経験の有無は関係なくごちゃ混ぜにしたりと、皆が楽しめる様に活動の形態を変化させました。
以上のようなイメージの改善と活動日の区分けを行った結果、女性は5倍の5人に増え、入りづらいイメージも薄れたことで、サークルの人数も増えました。結果としては、女性を増やしただけでは無く、サークルの活気づけに成功しました。私は一人で皆を引っ張っていくようなリーダータイプではないですが、上手く周りを頼りながら、話を聞きながら、人を巻き込んで物事を進めていくことが出来ます。これは10年以上続けているチームスポーツであるサッカーを通した培った強みだと思います。
この経験から、周りから見たイメージや雰囲気というのは、内部者が思う本来のものとはかけ離れていることがあると学びました。様々な物事に対して、自分が経験していないのに悪いイメージを持って踏み込まないのはもったいないことだと感じました。現在は副代表の役は終えており、サークルの緩衝材役・ムードメーカーとしてサッカーを楽しんでいます。
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