志望動機についてはかなり深掘りされる印象。しっかり深いところまで練り込んでおいた方がよい。
ここでは自分がどのように深掘りされたかを順番に挙げる。
【志望動機】
・地元である静岡に貢献したいことが第一前提にあるため、御社の地域密着の姿勢に魅力を感じた。
・環境問題に関心があるため、水素ステーションやバイオマス発電、省エネ仕様の本社ビルなどの取り組みから環境問題に真摯に取り組んでいることを感じ、魅力を感じた。
Q. なぜ環境問題に関心を持ったか。
A. 卒業研究の研究背景を調べる中で、自分の予想以上に環境問題は喫緊の問題だと知り、危機感を感じた。自分たちや子供たちの未来の生活環境を守らなくてはならないと感じたから。
Q. 環境問題にどう立ち向かう?何か良い術はある?
A. 自分は水素に注目している。理由は燃焼してエネルギーを取り出すときに二酸化炭素を排出しないから。ただ現在の水素製造では製造時に二酸化炭素を排出してしまうことが課題。しかし、二酸化炭素を排出しないで水素を製造する研究は現在なされている。~~という研究と○○という研究。~~のメリットは で、○○のメリットは だといわれている。これらの研究を発展し実用化させることでCO₂フリーでの水素製造が可能になると予想される。①燃焼時にCO₂を出さない点、②製造時にCO₂を排出しない方法が確立されつつある点、この2点を考慮すると、水素は問題解決の糸口になるのではないか。
Q. じゃあ現在の課題は技術力ってこと?
A. 技術力だけではないと考える。普及していないことが課題。以前家に太陽光パネルを置かないかと親に提案したが「高い」の一言で一蹴された。やっぱり良いシステムが開発されても、使う側に明確なメリットがないとただ環境に優しいだけでは使ってもらえない。自分が技術営業のような仕事をするときがあったら、まずはお客様にどのようなメリットがあるかを明確に示せるようにする。
Q. ところで水素はどこでも作れるし使える気がするけど、静岡でやることに意義は?
A. まず、静岡が静岡型水素タウン構造を掲げて水素に対して意欲的に取り組んでいること。また日本の中心に位置しており、清水港もあるという地理的優位性。今後水素の注目度が上がり、主力エネルギーになっていった時に静岡がそれをリードできるような立ち位置であれたらと思う。このような形で水素を通して静岡の発展にも寄与できると思う。
他にも深掘りの質問はあった。
自分は環境問題を志望動機としたのでこれらの質問に詰まらず答えられるようにはしてあった。ESを作製する際に、ESに書き切れなかったことは忘れないようにメモしておくと深掘りに対応しやすくなって良いと思う。
続きを読む