【18卒】静岡ガスのエンジニアリング職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.2818（東京理科大学大学院/男性）（2017/12/12公開）

研究テーマ／会社や仕事を選ぶ基準／将来どのような分野で活躍したいか，またその理由は何か．／学生時代の経験から学んだ事は何か．また，その経験を通しての変化．／自分の強み，長所．

ESはいきなり書くのではなく，その問に対して自分が伝えたいセンテンスを1つ（多くて二つ）決め，そのセンテンスに行き着くまでのストーリーをパズルのようにして並び替え論理性の一環を図った．

SPIの参考書を購入し，苦手分野に絞って対策を行った．

言語、非言語、性格診断/数学、読解

個人面談

工場見学が終了して約一か月の5月下旬に，人事部長1人と役員1人（不明）の方と個人面談が行われた．ESの内容から，個人的な事情まで深く聞かれた．この結果を受け，一次面接がパスとなり最終面接を受けるに至った．

私自身が静岡県出身ではないにも関わらず，地域性の強い会社を良く調べ関心を持っていたことが評価されたと思います．

地域柄か非常に物腰の柔らかい人が多く，アットホームな雰囲気で面接を行って頂けた．そのお蔭で物怖じすることなく話すことが出来た．

自己PRをお願いします．

私の一番の強みは、最後までやり遂げる力がある点です。これが顕著に発揮されたのは、学部生時代に所属していた鳥人間サークルと勉学に厳しい東京理科大学での学業の両立でした。鳥人間サークルでは、滑空機と呼ばれる紙飛行機と同じ原理で人を載せて飛ぶ航空機の製作を行いました。これは、毎年琵琶湖にて開催される鳥人間コンテストにむけ、一年間かけて翼幅25mもある大きな機体の製作を行います。製作には膨大な作業量、時間を伴うため、時には授業が終わってから終電まで毎日作業を行うというハードな日々が続きました。これと同時に、学業面では膨大な課題をこなし単位を取得する必要がありました。当時、あまりの辛さに何度もやめようか迷う事がありましたが、これまでの人生において一度始めたことは最後までやるという決意があったため、何とか勉学と両立しながら最後までやり遂げました。このように、これまでの経験で最後までやり遂げる力を養ってきました。これが私の一番の強みであると考えています。

将来どのような分野で活躍したいか、またその理由を教えてください（ESと同じ内容を聞かれた）

私は御社において，主に二つの分野で活躍したいと考えています．まず一つ目の分野は，ガス配管の交換や延長を行う供給職の分野です．ガス管は目にする機会は少ないものの，形として残りガスの安全・安定供給を支えます．自身が携わった業務を様々な形で残し，地域社会に貢献して活躍したいと考えています．つぎに二つ目の分野は，次世代エネルギーの技術開発・展開業務です．環境負荷が小さい水素エネルギーを利用した純水素型燃料電池は，従来のエネファームよりも高効率である事が知られています．この技術を確立し地域に展開する事で，「静岡型水素タウン構想」を実現し，ガスや電気に留まらず幅広く地域住民の生活に寄与したいと考えています．

内定を頂いた後も，他の業界の就職活動が終了するまで内定承諾の返事を待って頂けました．結果的には内定を辞退する事になったものの，苦言を呈されるのではなく応援して頂き，温かい会社であると再認識しました．

この会社は少し特殊で，ESの提出は説明会の時に手書きのものを手渡す方式となります．したがって当たり前のことですが，字を綺麗に書く事，字を詰め込みすぎないようにする事の2点は非常に重要になります．テストセンターおよびESを無事通過し，工場見学に読んで頂けた場合は，積極的に参加すべきであると思います．そのためにも，考え得る質問事項は多めに用意し，質問時間を設けて頂いた時に積極的な姿勢をアピールしたほうが良いと思います．

ESや面接で様々な質問を問いかけられることになるが，自分自身の考え方の軸がぶれずに論理性を持って答える事が重要であると思います．質問ごとに都合よく自分の考え方を変えてしまうと，首尾一貫性の無さが露呈することになるので注意してください．

個人的な感想ですが，面接の内容よりも学歴やSPIの結果が重要視されているように感じました．これらの結果を受け，通過者の一部に施設見学会の案内を行っていたと思います．学歴は変えることは出来ませんが，SPIやESに力を入れた方が良いと思います．