20卒 インターンES
生産技術
20卒 | 名古屋大学大学院 | 女性
-
Q.
研究テーマの概要(500文字以内)
-
A.
私はイネが窒素栄養に対してどのように応答するのかということを調べています。窒素は肥料の主な成分にもなるような元素で、植物にとって重要であり不足しやすい栄養素です。植物に窒素を与えると植物はサイトカイニンという植物ホルモンを活性化させて成長を促進します。この詳しい仕組みについて研究が進められてはいるのですが、まだ明らかになっていないことも多くあります。私はコシヒカリやあきたこまちなどを含む198の品種を使って、それらの遺伝子のわずかな違いと窒素を与えた時にそれぞれの成長がどのくらい促進されたかなどの違いの比較を行っています。この比較によって窒素栄養に応答した情報伝達に関わっている新たな遺伝子の探索を行っています。このような研究により窒素栄養に対してイネがどのように応答しているのかを明らかにすることができれば、現在はあまり農業が盛んでないような窒素栄養の枯渇した土地でも元気に生育できるイネをつくり出すことができ、世界の食糧問題に貢献できることが期待されます。 続きを読む
-
Q.
ファイザーのインターンシップを通じて最も学びたいこと(500文字以内)
-
A.
世界でトップクラスの売り上げを誇る貴社のインターンシップに参加することで製薬業界に対する理解を深めたいと考えています。私は就職活動を始めるにあたってさまざまな業界を知り視野を広げるためにたくさんの業界のインターンシップを受けてみようと考えました。私は生命農学を専攻しているので、製薬業界はこれまでに学んできた化学や生物の知識や考え方を生かすことができるのではないかと考えました。また、グローバルに活躍される貴社で医薬品の生産に関わることによって、高齢化が進む現代の日本や世界の貧困問題などにおいても社会に貢献できると思い貴社に興味を持ちました。貴社のインターンシップに参加し普段は見ることのできないような工場の見学をさせていただいたり社員の方々とお話をして実際の生の声を聞いたりすることで、私のこれまでの経験や学んできたことをどのように生かすことができるのか、また、社会に対してどのように貢献できるのかということを具体的に確かめてみたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
(ファイザーに限らず)現時点で将来やってみたい仕事や目標等があれば教えてください(200文字以内)
-
A.
私は将来日本だけでなく世界に貢献できる仕事がしたいと考えています。現代の社会では環境問題や食糧問題、貧困問題などたくさんの課題が存在しているので、その解決に関わる一員になりたいと考えています。そのためには日本だけに留まらず世界の人々と接することが欠かせないと思うので英語でのコミュニケーション能力を伸ばしたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
現在、最も力を入れて取り組んでいる活動(ジャンルは問いません)と、それによって学んだことや気づきがあれば教えてください(きっかけ、大変だった点、どうやって乗り越えたか。成功/失敗の原因は何だったのか、など)。(全角500文字以内)
-
A.
現在は研究活動に最も力を入れて取り組んでいます。所属する研究室は植物情報分子研究室で教授は世界で最先端の研究をしています。私は研究室選びの際に2つの点からこの研究室を選びました。1つ目は高校生の頃から興味を持っていた植物ホルモンに関する研究を行っている研究室であること、2つ目は世界で活躍される先生のもとで研究することで最先端の研究を知り、研究室生活を通して自分を磨きたいと思ったことです。実際に入ってみると他の研究室ではできないような方法で実験ができたり、他大学の教授の方々とディスカッションをする機会を与えてもらえたりと刺激的な研究生活を送ることができています。 私が進めている研究のテーマは先に同じような研究を行っている人がいたわけではないので1つ1つの実験を行う上で植物が上手く栽培できなかったり結果が大きくばらついてしまったりしました。そのたびに私は何が良くなかったのか原因を考え、1つずつ問題を解決していきました。最終的には結果を出すことができ、現在は論文化に向けて必要なデータを集めているところです。私はこの経験から粘り強くコツコツと取り組むことの重要さを学ぶことができました。 続きを読む