【書籍愛がキラリ輝く】【20卒】ＳＨ東雲堂の夏インターン体験記（文系/総合職）No.6325（明星大学/男性）（2019/7/23公開）

読書が趣味であり、大学時代は書物文化の研究にいそしむなど、書籍と触れ合っていたため書店のインターンを探していたところ偶然見つけた。まだ志望企業や業界も決まっていなかったため知見を広げる意味でも参加してみようと思った。

選考がないタイプのインターンシップであったため特になし。書店の店舗のことは日常的に利用していたためそこが自然勉強した形になった。

フタバ図書でどのようなキャンペーンができるのか考えよ。

1日目にやったこと

フタバ図書に実際に存在する店舗の内部地図や商品情報、書店内に存在する各売り場の売り上げなど様々な資料を見ながら、それらを関連付けたキャンペーンを実施する際どのようなことができるのかを6人1組で考えた。その後チームごとに発表する流れであった。

人事部の社員

なし

フィードバックにおいては各グループごとに良い点悪い点を指摘してくださったが、その担当の方が現場経験が長かったということもあり、必ず実際の現場の実例をもとにフィードバックしてくださるのが勉強になった。

アイデアや意見がまとまり、いざ資料を作成すると決まった段階で、それまでとは全く異なるアイデアや意見を出してくる方が1名いたことで進行がうまくいかなかったこと。制限時間ギリギリまでアイデアを詰めて、その方を説得するのが最も大変であった。こういった人を選べない状況は今後もあるだろうと痛感した。

今回は書店ということで、小売業界の各店舗で行われている現場会議の再現といった趣旨のインターンシップであったが、私たちが大学で行っているディスカッションと似ているところがあると感じた。仕事体験だからと身構えていたところがあるが、いざ職場体験をすればそういった漠然とした不安は取り除けるものだと知った。

今回は小売り系の業界におけるインターンシップだったが、これだけに関して言えばやはりインターンシップ参加する企業の店舗は見ておくべきだろうと思う。今後の選考にも活かせるため無駄ではないだろう。

それまで自分が働いている姿というものは想像できなかった。しかし上記にも記した通り、一度職場体験という形で業務内容の子細や雰囲気を感じ取れれば、漠然とした中で考えていた自分が働いている姿が明確なものとなり不安を取り除ける結果に繋がるだろうと思う。そのため今回のインターンシップに参加したことで、この企業で働いている自分をしっかり想像できるようになった。

フタバ図書はあくまでも業界研究、企業研究の一環としてインターンシップを展開している印象であった。そのため選考インターンシップに参加したからといって内定が出るとは限らないと考える。また、フタバ図書は面接よりもSPIテストやクレベリンテストの方に非常に重きを置いて先行していたためそのあたりの対策が必要である。

上記にも記した通り、今回フタバ図書のインターンシップに参加したことで、自分がフタバ図書ひいては書店業界で働いている姿というものをおぼろげながらではあるが、理解することができたため、その時点では他業界よりもひとつ頭抜けて志望度が上がったといえる。

上記にも記した通り、フタバ図書はあくまでも業界研究、企業研究の一環としてインターンシップを展開している印象であったため一切有利になることはないだろう。強いてあげるならば一次のグループ面接で志望動機とやりたいことが考えやすくなるだけだろうと感じる。

書籍が好きであり、大学時代では週に2~３回のペースで書店にも通っていたため、おぼろげながら書籍にかかわる業界、企業を志望しようと考えていた。書店業界をはじめ出版業界、流通業界、あるいは印刷業界などある程度は志望業界を絞っていた。しかし書籍は現在かなり下火であるため、将来的な不安からこれらの業界でよいのか悩んでいるところもあった。

インターンシップ参加後の時点において小売業界の面白さと、やりがいなどを感じることができたため其の方向へ舵を取る決心がついた。それまでは書店業界や出版業界、流通業界、あるいは印刷業界などを軽く見ていたが、雑貨や生活用品を取り扱う小売業やホームセンターなど幅広い視野を得ることができた。また転じて商社なども考えられるようになった。その点でいえば大変有意義であった。