18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
志望の動機
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A.
技術分野で独立して事業を行い、アステラス製薬の創薬研究を後押しするという事業形態に興味を持ち、貴社で私自身が持っている生物系の知識や技術を活かして創薬研究に貢献したいと考え、志望致しました。私は、微生物や動物細胞の遺伝子組み換え、遺伝子組み換えタンパク質の作製及び精製、モノクローナル抗体の作製及び精製、シグナル実験やフローサイトメトリーなどの細胞レベルの実験、動物実験まで幅広く行ってきました。更に学部と大学院とで研究テーマの変更を経験致しましたが、謙虚に知識や技術を学んでいく事で素早く適応して成果を挙げてきました。貴社におきましても私の技術や知識、適応力を活かして事業に貢献できると考えております。 続きを読む
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Q.
特技などの自己PR
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A.
学生時代に培った分析力が強みです。具体的に、大学の学校祭への模擬店出店についての経験を挙げさせて頂きます。当時は数百店舗ある模擬店のほとんどが飲食店でした。そこで、遊戯を供する店、具体的にはサバイバルゲームのサークル活動に用いている遊戯銃を用いた射的屋を出店すれば差別化ができ、更にはサークル活動を効果的に宣伝できると分析し、射的屋を出店しました。BB弾と呼ばれるプラスチック弾の跳弾対策等安全面において運営との折衝が難航しましたが、試作の防弾板を持ち込んでデモンストレーションする等粘り強く交渉を行い、出店許可を勝ち取る事ができました。結果として、「楽しかった」「新鮮だった」と好評を博し、初出店ながら黒字経営となりました。 続きを読む
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Q.
「自分らしさが現れ、活かされた場面」と「自分らしさが活かされなかった場面」を教えてください。
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A.
自分らしさを活かせた場面として、大腸菌における遺伝子組み換えタンパク質の作製、精製について挙げさせて頂きます。私が作ろうとしていたタンパク質は構造が複雑で、定法では0.1%程度しか可溶化できず、必要量を得る事が出来ませんでした。そこで様々な文献を調査したり、他の研究室の専門家に話を聞いたりすることで誘導条件、精製条件を最適化する事で効率を10倍以上に向上させ、実験を進めていく事ができました。 自分らしさが活かせなかった場面として、膜タンパク質に対するモノクローナル抗体の作製について挙げさせて頂きます。当初は細胞膜の外に出ている領域を新規に作製して動物に免疫していたのですが、目的の抗体は得られませんでした。そこで、目的のタンパク質を発現した細胞を免疫するという方法を考案し、アッセイ系も改良した結果、免疫した細胞に対するモノクローナル抗体を得る事に成功致しました。しかしながら、何度確かめてみてもその抗体は目的のタンパク質を認識する事はありませんでした。よく調べてみれば目的のタンパク質は膜タンパク質ではないことが判明しました。膜タンパク質に対する抗体を作る為に試行錯誤した訳ですが、上手くいかない時に闇雲に突き進むのではなく前提自体を批判的に考える必要もあると学びました。 続きを読む