22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 東京農工大学大学院 | 男性
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Q.
保有資格・スキル(OpenESを使用)
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A.
普通自動車免許(2016年9月)、TOEIC(R)Test 690点(2018年9月)、第二種電気工事士(2019年2月)(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
趣味・特技(OpenESを使用)
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A.
【趣味】毎朝、ニュースや雑学記事を読むこと(スマホのアプリでチェック。)、鉄道旅行(鈍行列車で栃木、長野、広島等に行きました。)【特技】早起き(平日は7時までに起床。)、手先が器用(4歳からプラモデルを作り始めました。)(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(OpenESを使用)
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A.
マラリアやがんに対する新規化学療法薬の研究を行っています。優れた抗マラリア活性を示す天然物アルテミシニンは、その誘導体がマラリア治療の第一選択薬として世界中で使われています。しかし、合成化学的な供給が困難であること、細胞内半減期が短いことなどの課題を抱えています。そこで私は、アルテミシニンの一部の炭素原子を窒素に置換したアザーアルテミシニンを設計し、現在合成に取り組んでいます。窒素に置換することでモジュラー式合成が可能になったり、生体内での代謝安定性が向上したりすることが期待されます。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
自己PR(OpenESを使用)
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A.
タイムマネジメント能力]試験監督のアルバイトで、試験時間の遅延なく業務を終えることを目標にし、実行してきました。私は大学入学と同時に試験監督のアルバイトを始め、「人生をかけた重要な試験を受験する方のサポートをしたい」という思いから、「試験時間の遅延ゼロ」という目標を掲げ、二つのことを心がけました。一つ目は、問題配布や回収の時間がタイトな模擬試験運営において、残り時間や受験生の様子から作業を逆算して優先順位をつけることです。また、受験者数が多く一つの教室に複数人の監督員が配置される場合は、自らリーダーシップを取り、ペアの監督員の仕事経験、あるいは声量や器用さ等の性格に応じて適切に作業を配分しました。その結果、過去47回の監督員業務で一度も試験時間を遅延させることなく終えることができました。社会人になってからも、常にお客様のことを考え、先を見据えて仕事に励みたいと考えています。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと(OpenESを使用)
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A.
私が最も力を入れたことは大学での研究です。学部4年生のころは現在とは異なるテーマの研究をしていました。そのテーマは研究室内でもほとんど知見がなく、全くの0からの合成研究であったため、晩秋まで全く結果が得られていませんでした。そこで、2つのことを改善しました。一つ目は、結果が出るまでに時間がかかる合成実験において、他の学生よりも早く、毎日朝8時までに登校し、実験をスタートさせることです。二つ目は、うまくいかないときこそ視野を広く持つことです。多くの文献を粘り強く調べて比較・検討をしたり、自分とは異なる考え方を得るために教授や学生と積極的に議論をしました。その結果、卒業論文発表までに望みの化合物を合成することができました。以上の経験から、高い調査能力と、わからないことを放置せずに即座に調べる習慣が身に付きました。また、問題を解決するために他者とコミュニケーションをとる大切さを学びました。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
高分子材料とあなたとのかかわりには何がありますか
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A.
私は現在所属している有機合成化学系の研究室では、主に耐薬品性を有する高分子材料が活躍しています。さらにそれらは大きく、使い捨てのものと繰り返し使うものの二種類に分類できます。一つ目の使い捨てるものとしては例えば、ポリスチレンで作られた秤量皿が挙げられます。ポリスチレンは有機溶媒には弱いですが、固体の酸や塩基にはある程度耐性があります。また、安価で加工がしやすいうえ、他の高分子材料よりも少ないエネルギーで分解できるため実験で頻繁に使い捨てる秤量皿の素材として使われています。二つ目の繰り返し使うものとして例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)で作られた撹拌子やPE(ポリエチレン)で作られた試薬容器が挙げられます。前者のPTFEはPEのすべての水素原子がフッ素で置換されているため、C-F結合の強さゆえに耐熱性や耐薬品性に非常に優れています。したがって、PTFEで作られた撹拌子はほとんどの酸化反応や強塩基を用いる反応で使用することができます。後者のポリエチレンも強酸や強塩基を除いて耐薬品性が高いですが、加工が比較的しやすく軽い素材であるため、固体試薬の保存容器として汎用されています。 続きを読む
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Q.
最近一番興味を持ったニュースを教えてください
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A.
私は、新車の香りを1日20分以上嗅ぎ続けた場合、ベンゼンとホルムアルデヒドの摂取量がカリフォルニア州法で定められた閾値を超えてしまうというニュースに興味を持ちました。新車には年季の入った車にはない独特の匂いがしますが、この匂いの正体は複数の揮発性有機化合物(VOCs)であり、人体への危険性が懸念されています。ベンゼンとホルムアルデヒドはともに国際がん研究機関により発がん性があると勧告されていますが、車の製造過程で発生する化学物質です。アメリカのチームは車の塵と空気に含まれる化合物の濃度に関するデータから、車内の滞在時間ごとに吸入する化合物の量を計算した結果、ベンゼンとホルムアルデヒドに関しては20分の滞在で閾値を超えてしまうことがわかりました。車内の環境は考慮されていませんが、革より布のシートの方が芳香族化合物の濃度が低く、またこれらの物質はシートやプラスチック部品、カーペットから放出されていることがわかっています。また、タクシー運転手といった運転を職業とする人はベンゼンとホルムアルデヒドの曝露に起因するがんのリスクが高いこともわかっています。VOCの発生を低減した内装向け素材の開発が今後期待されると考えられます。 続きを読む