大学4年生の頃、中国のあるラリーチームで一年間のインターンシップに最も情熱を注いで取り組みました。
大学時代、私の「車両理論」担当先生はモータースポーツが好きで、よく授業の時、モータースポーツの面白い話を例として挙げました。そこで私は初めてモータースポーツの世界に入り、ますます興味が湧きました。
その後、モータースポーツの情報に関心を持ち、同好の士と積極的に交流し、様々なレースカーの基本知識を学びました。大学4年生の頃、FAW-Volkswagenラリーチームの英語通訳者として一年間のインターンシップを参加しました。
そのチームのメンバーはイギリスのプロドライブ (Prodrive)というモータースポーツ専門企業から来たエンジニア6名と、中国側十数名のプロ・メカニック、ドライバーで構成され、年間7戦の中国ラリー選手権(CRC)の優勝を目指して奮闘します。
私の仕事は両側の指令やフィードバックなどの対話を通訳することです。
知識が足りなく、一度も経験したことがない仕事で不安は常にありました。しかし、モータースポーツに対する情熱により、どうしても諦めないと思って、英語力を向上させながら、車両ダイナミクスを一生懸命勉強し、エンジニアの指示を深く理解できるように努力しました。
通訳の仕事を通して、専門知識やエンジニアの考え方など、貴重なことを学びました。そして、モータースポーツはドライバーだけではなく、ものづくりや技術開発競争、チームワークなど、様々なことが勝利のカギを握っています。その魅力を感じ、対戦で達成感と充実感を味わうことができ、モータースポーツエンジニアになりたいと思いました。
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