17卒 本選考ES
一般記者
17卒 | 名古屋大学 | 女性
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Q.
当社へ就職を志望する理由と、当社のどの部署でどのような仕事に取り組みたいかを書いてください。
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A.
<「見えない貧困」と向き合いたい>あるきしゃが子供の貧困を取材している時、「マスコミは貧しそうな見た目の子しか取り上げない」と言われたという。それを聞き、自分と同じ違和感を持っている人がいることに気付いた。私自身、ボロボロの服を着ているわけではないが、母子家庭のため、大学に通うには授業料免除制度と奨学金の利用が欠かせない。「絶対的貧困」とは言えないものの、周りに同じような悩みを抱えている子がいないため、精神的な苦痛は大きくなるばかりだ。問題を共有できる相手がいるはずなのに、まだ「見えていない」。記者となって一人一人の声に耳を傾け、人々の思う「当たり前」を手に入れられない子供がいることを伝えたいと感じた。希望としては、生活報道部で奨学金制度について取材し、学力基準や地域・各団体の対応差に苦しみ、経済的援助を受けられない子供がいることを伝えたい。 続きを読む
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Q.
あなたのまわりで起きた出来事と、その時のあなたの行動を通じて自己PRをしてください。
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A.
<継続的な発信力>中学一年生のとき、授業で沖縄都市モノレールの延長について話し合った。周辺住民へのアンケートで早期延長を求める声が多いと分かり、クラスメイトで会社に要望書を提出した。このことを地元紙へ投書すると、友人や親せきから様々な意見をもらった。それ以降も投書を続け、新聞の文体を手本にしながら自分の意見を書くことを習慣づけていった。高校二年生までに送った文章はすべて掲載された。日々感じたことを言葉で表す姿勢は忘れずにいたい。 続きを読む
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Q.
あなたの長所と短所を教えてください。
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A.
長所は「誰とでもすぐ打ち解けられるところ」だ。アルバイトでタレントの撮影補助をしており、子どもも大人もカメラの前で笑顔になれるようなお手伝いをしている。何気ない会話から共通点を見つけたり、年齢に合わせた声かけをすることで、どの年代の方にも「自然な笑顔になれた」と言ってもらえている。一方で、相手に話を合わせようとして自分の意見は「遠慮がち」になってしまうところがある。意見すべきところで確実に主張する姿勢を培っていきたい。 続きを読む
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Q.
気になったニュースとその理由を教えてください。
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A.
<川崎老人ホーム転落死>川崎市の有料老人ホームで起きた入所者の転落事故で、元職員が殺人容疑で逮捕された。高校三年間、認知症の祖父を介護した経験から、「分刻みの業務表にストレスを感じていた」という供述が痛いほど理解できた。介護する側のストレスは、される側にも伝わって、現場での悪循環を引き起こす。再発を防止するためには、人材や財源の問題だけでなく、職員と入所者双方の精神的負担を減らすことも考えるべきである。 続きを読む