大学で研究職に興味を持ち企業研究を進めているのですが、Web上では「研究職は辞めておけ」という意見も多く目にします。ネガティブな意見が出る背景にある、新卒で入社した場合の具体的な大変さや苦労はどのような点にあるのでしょうか。どうするのがよろしいでしょうか。
就活会議AIの回答
研究職を目指すうえで、学生の投稿から見えてくる「大変さ・苦労」
学生の投稿データを見る限り、ネガティブな意見の背景には、次のような「配属・役割・働き方のギャップ」があるという声が複数見られます。あくまで個々の学生の体験・所感ではありますが、検討材料として参考になるはずです。
研究職の配属枠が限られ、希望通りに研究配属にならない懸念があるという声
「新卒のほとんどは開発職で、研究職は2人程度しか配属されない」という投稿があり、研究一本で働きたい人には合わない可能性が示唆されています。
「研究職に新卒で入る人材はかなり限られており少ない」という所感も見られます。
「研究職になりたいと入っても、なかなかならないことが多い。営業で経験を積んでから研究職」という声もあります。
入社初期に研究以外(現場・製造・開発など)を経験する設計や、現場実習がハードルになるという声
実際に内定承諾の判断材料として「1年目は全員工場勤務が決まっていること」が挙がっており、研究直行を希望する人にとってはギャップになり得ます。実際に企業に伝えた内容とは異なる可能性がありますが、本人の判断軸として記されています。
「工場実習があり、研究職に配属される人にとっては障壁になりそう」という投稿もあります。
業務内容が「研究だけ」ではないという現実
「研究職に関して、研究以外の業務も多い」という投稿があり、想像より周辺業務が多い点が負担・ギャップになっていると受け取れます。
仕事内容の変化スピードによる戸惑い
「新人の頃は手を動かす実験作業が多いが、3年目ごろから実験はほとんどせず、考察がメインになる」という声があり、手を動かすことが好きな人にとっては仕事の比重変化がギャップになり得ます。
データ処理・デスクワークへの適応が求められるという不安
「エクセルでのデータ整理やマクロに不安があった」という投稿があり、計測・実験だけでなくデータ処理や評価のスキルも求められるという現実がにじみます。
研究活動自体の難しさ(不確実性への向き合い)
「研究室で扱ったことがない生物で困難が多い」「指導者間の意見対立がある」といった、不確実性・解釈の揺らぎへの耐性が必要だという実感が語られています。
「装置操作が複雑で覚えるのに苦労」「安全面への配慮が大きい」「手順の標準化に取り組んだ」といった、現場での試行錯誤・安全配慮・業務改善の負荷も挙がっています。
研究の負荷感は人により捉え方が分かれる
「水素系の研究職の人が、大学院の研究の方がきついと話していた」という投稿もあり、少なくとも一部では、企業研究の負荷が大学院より軽いと感じるケースもあるようです。個人差がある前提で受け止めるのがよさそうです。
社風・意思決定の幅に関する声
「自ら発起し、事業提案等はなかなかできないような社風」という投稿もあり、裁量の広さや提案の通りやすさがモチベーションに影響し得ます。
以上を踏まえると、研究職を「やめておけ」という声の背景には、配属の不確実性、研究以外の業務比率、初期の現場・製造経験、データ処理・周辺業務への適応、研究そのものの不確実性といった要素が、期待とのギャップや負荷感として語られていることがうかがえます。
どう動くとよいか(学生の投稿を踏まえた観点)
研究直行か、初期に現場・開発・工場配属を経る前提かを見極める
研究職の採用形態(職種別採用か総合職か)、1年目の配属・実習の有無、ジョブローテの頻度を確認すると、ギャップを減らせるはずです。
「研究だけ」でない実務(安全管理、データ処理、社内調整)にどこまで向き合えるかを自己点検する
研究以外の業務比率や、エクセル等のデータ処理スキルへの要求を具体的に把握し、必要なら学生のうちに補強しておくと、入社後の不安を抑えられます。
手を動かす期間と、考察・企画が増えるタイミングの変化を受け入れられるか検討する
初期は実験中心、数年で考察・企画の比重が増えるという声があるため、どの時期にどんな働き方を望むかを言語化しておくとミスマッチ回避につながります。
研究の不確実性に伴う試行錯誤や意見の揺らぎに耐性があるか振り返る
新規テーマや指導の解釈差、装置・安全要件に伴う手間は、モノづくり・研究開発で不可避な局面として語られています。ご自身の研究経験と照らして「楽しい苦労」と捉えられるか見つめてみてください。
「裁量」や「提案のしやすさ」を重視するなら社風の見極めを厚めに
提案の通りやすさに関する所感もあるため、OB・OG訪問や体験記で意思決定の流れ・現場の裁量感を確かめておくと安心です。
次のアクション
以下のページを使って、上記の観点を具体的に確かめていきましょう。各ページでは、研究職の採用形態、初期配属・実習の有無、研究以外の業務比率、データ処理スキルの要求度合いに注目して閲覧するのがおすすめです。
まずは研究職採用の有無や配属傾向を業界・企業別に洗い出すため、業界や地域で対象企業を広げましょう。企業検索
研究職志望でのES設問や回答傾向を確認し、各社が重視するスキル(データ処理、安全、周辺業務への姿勢など)を抽出しましょう。ES・体験記一覧 (ES)
研究開発職の面接で深掘りされる点(配属・実習・ジョブローテ、研究以外の業務の理解度)を体験記から把握しましょう。ES・体験記一覧 (面談・動画選考)
各社のインターンで実際に任された課題や求められたスキル(実験・データ解析・発表)を確認し、ミスマッチを早めに検知しましょう。ES・体験記一覧 (インターン)
企業研究の進め方や、内情把握に役立った情報源の見つけ方を、先輩の具体例から学びましょう。ES・体験記一覧 (企業研究)
興味のある企業・業界の体験記を一括で横断検索し、配属・初期研修・実習の有無に関する記述をキーワードで拾い上げましょう(例:配属、工場、実習、ジョブローテ、データ解析)。ES・体験記検索