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【発想力×技術力×挑戦心】【16卒】日本興業の本選考体験記 No.1420(鳥取大学/)(2017/6/13公開)

日本興業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒日本興業株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 鳥取大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会+座談会(4月) → 1次面接+作文+ES(5月) → 最終面接+筆記(6月) → 内定(6月)

企業研究

会社四季報を見ると社員平均年齢が45歳前後になっている通り、40代以上の社員の方が多く、若手社員の方が少ないため、中途採用の経験豊富な方が入社していて若手をしっかり育成できる環境があるのかが不安である。なのでOB訪問や説明会の時に質問してみると良いかもしれない。また、参考として会社の工場が5拠点ほどあるのだが、本社工場以外はいずれの工場も山中にあるため、通勤は自動車となり時間も要する。実際にどこに配属になるかは入社するまで分からないのだが、予め実際に車で見学に行くと入社後のイメージが掴みやすくなるかもしれない。また遠方の方はGoogle Earthのストリートビューで工場の写真を閲覧する事ができるのでお勧めする。

志望動機

私は土木業界とエネルギー業界を中心に就職活動しているのだが、その中でも土木業界は「ゼネコン」か「建設コンサルタント」の2つに大別される。両者は基本的に技術職での採用となるので総合職採用ではない。このように土木業界では職種の幅に制限がある。選択肢がほぼ無い中で、私は御社の所属する土木製品メーカーに目を向けた。土木業界に位置し総合職採用で職種の幅も広く、自分のアイデアで新製品を生み出し、不特定多数の人に利用される土木製品に大きな魅力を感じたため御社を志望した。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生3 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
20年目位の人事/30年目位の役員/30年目位の役員
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

質問に対しての答えの内容重視では無く、受け答えが自然か、話している時の表情が自然か、本心で意見を述べているのか見ている気がした。また実家が本社・拠点工場のある香川またはその周辺にあるのかどうか、自宅から会社に通うことができる距離か、そうでなければ社宅を用意しなければならないので、遠方から来た学生にはなぜ志望したのか詳しく聞かれていた。

面接の雰囲気

私自身緊張して途中何度か言葉が詰まったりしましたが、面接官の質問に対する自分の話をしっかりと目を見て微笑みながらお聞きいただいたので、次第にリラックスして自然に話すことができました。

1次面接で聞かれた質問と回答

あなたがこの会社を志望した理由を教えてください。①志望動機②自己PR③大学で学んできた事の3つしか聞かれなかったので会社オリジナルの質問は無いです。

まず最初に、私は土木業界を中心に就職活動をしているのですが、御社は土木業界に属しながらメーカーであるため、技術職採用では無く、総合職としての採用であることから、技術・営業・事務のような様々な職種を経験できると考えたためです。また製品「バリアフリーペイブ」や「ランドサーマス」に代表されるように、画期的な製品を生み出している御社であれば、自分の強みである発想力を十分に活かし、社会インフラに貢献できると考えたので御社を志望しました。注意したのは、なぜ土木業界の企業への就職を目指しているのにメーカーである自社を志望しているのかを明確に違いを交えて応える事です。

あなたの自己PRをお願いします。

私には常に新しいことに挑戦し、自分を高めようとする「向上心」がある。特に印象深いのは、大学3年の夏の事だ。これまで受け身体質だった自分を変えたいと私は所属していたワンダーフォーゲル部で自ら合宿リーダーになる事を決め、部員を連れての合宿に挑むことになった。合宿までの約3か月間は練習メニューの考察や企画書の作成など私にとって試行錯誤の毎日であったが、部員に「先輩なら安心して参加できる。」と言ってもらった事で、大きなやりがいを感じた私は無事合宿を成功させることができ、今日大きな自信につながっている。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
15分
面接官の肩書
人事/役員/社長
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

履歴書の内容を見ながら面接官の方は、私が進学校ではない高校から一般入試で国立大学に進学したという事を聞いたうえで、周りの雰囲気(指定校推薦ですでに進学が決まっている学生が多い中)に影響されず入試をクリアしたことに対するお褒めの言葉を頂いた。履歴書の自己PRなどの文章よりは、これまでの経歴・所有資格を見て、本当にこれまで長いスパンで努力してきた人間かを確かめているように感じた。

面接の雰囲気

応接室での面接で、社長面接だったのでかなり緊張しました。しかし社長さんは非常に気さくな方で「君、営業向いてそうだね」等のお言葉を頂き、素直に嬉しかったのと共に、面接も雑談に近かったので終始リラックスして臨めました。

最終面接で聞かれた質問と回答

日本興業に入社したら何をやりたいか?

まずは様々な職種を数年おきに経験する事が会社を理解するために重要だと考えているが、一番やりたいと考えている事は、御社の更なる純利益の増収につなげるために、現在の会社の生産コストを抑え、なるべく無駄を省いて経営改善を図るということである。私は大学の講義で財務学を受講して、会計や会社の経営、マーケティング手法に興味を持った。そこで独学で簿記を勉強し、まずは日商簿記3級に合格した。現在は工業簿記の範囲が新たに入る2級の取得のため、勉強している最中であり、後には専門レベルの1級を取得して得た知識を少しでも御社に貢献できればと思っている。

日本興業はこれからどのようなビジョンを描いていったらよいか?

御社は景観資材、土木資材、エクステリア資材のなかでも土木資材の売り上げが多くを占めるため、主に土木業界の景気に左右されやすい一面があると思う。2020年の東京五輪までは公共事業の案件も多く、御社の業績も下がる事は無いと思うが、五輪終了後に売り上げが落ちる可能性は非常に高いと予想されるので、新規で製品を製造、納入するだけでなく、これまで作られてきた製品の改修、補修の技術を提供するビジネスを確立できれば、現在の土木資材業界における勢力図も変える事ができると思う。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

この会社に入りたいという強い熱意と将来数十年のビジョンが描けていれば自然に面接でもそれを軸に応える事ができるため、選考前に入念に確認しておくことをおすすめする。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

総合職採用なので、営業にも技術にも事務にもなりうる可能性がある。そのため、学んできた内容よりは、コミュニケーション能力など基本的な部分を見られているような気がした。また、サークルかアルバイトを経験している人が内定を得ている気がした。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接の他に、一次面接では作文(会社に入ってからやりたいと思っている事等)、最終面接では筆記試験(SPIではなく国数英のマーク式)がある。特に筆記試験は時間が足りないかもしれないが、重要なのは、筆記試験の適性検査の部分だと思うのでしっかり回答してほしい。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

株式会社ティーネットジャパン

迷った会社と比較して日本興業株式会社に入社を決めた理由

私がティーネットジャパンよりも日本興業を選んだ理由としては、技術職固定という前者に比べて、後者は技術・営業・事務の大きく分けて3職種を自分の希望で選択する余地があったため、様々な経験が積めると考えたからだ。また前者は発注者支援という行政業務の請負で役所の一角での勤務が中心、後者は自社内での自社製品生産販売という業務という事で、自分が中堅社員になった時に前者の場合だと自社の部下と上司に加え、同じ職場にお客様(役所職員)がいるような板挟み状態になるのを心配したため、後者に決めた。

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日本興業の 会社情報

基本データ
会社名 日本興業株式会社
フリガナ ニホンコウギョウ
設立日 1956年8月
資本金 20億1900万円
従業員数 400人
売上高 136億7300万円
決算月 3月
代表者 山口芳美
本社所在地 〒769-2101 香川県さぬき市志度4614番地13
平均年齢 43.4歳
平均給与 495万円
電話番号 087-894-8130
URL https://www.nihon-kogyo.co.jp/
NOKIZAL ID: 1138331

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