21卒 本選考ES
コンサルタント
21卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが日常で課題だと感じる問題とその解決策(800文字以内)
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A.
私は、東京都の朝の電車の通勤ラッシュが課題だと考える。課題と捉えた理由は2つある。(1)東京の朝は乗車率が200%を超えるため、乗車時間中は生産的な使用は出来ない為社会的なロスである(2)就労時の会社員の生産性低下に繋がるからである。 課題の解決策を提示する前に、通勤ラッシュの定義を、乗客需要数>電車が供給できる乗客数とし、課題解決の目的は需要-供給の減少とする。また、解決策を実行できるのは行政と鉄道会社とする。 需要は通勤需要×電車選択率×ラッシュ時間選択率で表される。ここで、電車選択率は各種交通手段の中で電車を選択する人の割合である。 ・通勤需要を減らすには、家を会社の近くにする、会社を家の近くにする、会社に住む、家で仕事をするが考えられる。最初の3つはコストとスペースの制約があり現実的な解決策ではない。家で仕事をするに関しては、在宅ワークを支援する政策配慮や会社への打診で対応出来る可能性がある。 ・電車選択率を下げるには、電車からバスへのシフトを促す必要があるが、都内のバスも満員状態である為現実的ではない。 ・ラッシュ時間選択率に関しては、ラッシュ時間以外の時間帯の運賃を下げるか、ラッシュ時間帯の運賃を上げるかで対応できる。 供給は路線数×本数×車両数×車両辺りの定員数で表される。 ・路線数と本数、都内の過密路線とダイヤを考えると現実的ではない。 ・車両数の増加はホームの延伸工事が必要となるためコストがかかる。 ・車両辺りの定員数に関しては、椅子を廃止して床を増やすことでスペース辺りの人数を確保できる。 以上より三つの解決策を提示する。 (1)在宅ワーク支援制度導入による税制措置を行う(2)車両内の椅子を撤廃する(3)オフピーク時のみ有効な割引定期券を発行する 続きを読む