22卒 本選考ES
コンサルタント職
22卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが学生時代に力をいれたことを教えてください。(100字以内) 必須
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A.
伝える技術の向上に力を入れた。 研究内容を評価してもらい、協力を得て研究を進める為に必要な能力であるためだ。卒論発表では聞き手に共有する背景知識にこだわり、沢山の質問を頂いて良質な議論ができた。 続きを読む
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Q.
あなたが身の回りで課題と感じる事柄を1つ取り上げ、「なぜそれを課題と考えるのか」および「その課題の解決策」について、教えてください。(500~800字以内) 必須
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A.
日本において科学の進歩、特に基礎研究が軽視されていることを課題と感じる。 現在日本では社会福祉費の増大に伴って、多くの支出見直しが行われている。その標的となっているものの一つが研究費だ。他の先進諸国では増加傾向にあるのに対し日本では長らく横ばいである。また研究員の給料も比較的低く、世間からの科学への評価が低いことを表しているようだ。理由として、基礎研究はすぐに利益・利便さをもたらせるわけではないという点が挙げられる。私も基礎研究に携わる大学院生の一人であるが、今の研究が必ずしも将来社会に還元できる形になるかどうかの確証はない。そのため国が支援に後ろ向きになってしまうのは理解できる。一方で日本という国は天然資源に乏しく、近代化以降技術による付加価値の醸成により発展してきた。この国で技術の進歩が止まってしまうと長期的には国全体が立ち行かなくなると考えている。そのためどれだけ経済が苦しくとも、科学・研究の発展への投資を止めてはならない。この理由で、科学が軽視される現状を課題だと考えている。解決策として、一般市民に科学の必要性をより認識してもらうことから始めたい。現在のコロナ禍にあっては、科学技術の結晶ともいえる薬やワクチンが多くの人にとって身近なものとなっており、科学を評価するハードルが下がっていると考えられる。またCOVID-19の薬を開発している企業の多くがアメリカやヨーロッパの先進諸国にあり、薬の開発力と高い科学技術の相関が理解しやすい。現状では著名な科学者たちがメディア露出する機会も多いため、彼らに主体となってもらい、啓蒙活動をしてもらうのが良いのではないか。市民の中で科学の重要性が再認識されると、政府が研究費を削減しようとする動きもなくなるだろう。また研究者の待遇改善にもつながり、今まで以上に優秀な層が研究活動を続けられるようになる。 続きを読む