大学時代に所属したテニスサークルの活性化に継続的に取り組みました。そして、ニーズを考察し、長期にわたり行動したことで、大きな成果と学びを得ました。私のサークルは年々練習への参加人数が減る問題を抱えていました。呼びかけはしたものの、一度減少した参加率は簡単には戻りませんでした。小さな行動では状況が好転しないと考えた私は、サークルの代表に立候補し、自分が中心となって問題を解決しようと決意しました。まずは、私の強みである思考力と応用力を活かし、何が本質的な参加率減少の原因なのかを考察しました。そして、原因の解決策と、メンバーのニーズを組み合わせ、2つの点で活動改革を実行しました。1点目に練習試合数の増加です。それまでの練習試合は年に3回しかなく、参加できるのは数人の上級者のみで、残りのメンバーは応援しかできませんでした。その回数を倍増し、中級者メンバーも参加できる枠を新たに設けたことで、普段の練習への意欲に繋げられました。2点目に練習内容の多様化です。初心者の参加が少ない原因は、実践的すぎる練習内容にあると私は判断しました。そこで、ゲーム性重視の練習を導入し、初心者でも楽しめて、参加しやすい環境を整えました。約2年にわたり改革を行った結果、練習の参加者は当初の3倍以上に増えました。また、その経験から私は、原因とニーズを組み合わせた解決策を模索し、行動する難しさと重要性を学びました。
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