“知識ゼロから信頼される販売員へ”
靴屋の販売員として、お客様が“心地よいと感じ、また来たいと思う”接客に尽力した。アルバイト先は“お客様に満足して頂く”をモットーに地域のお客様に感動と満足を届けることを目標とする。しかし、自身を振り返ると、それを実践できていないのが現状だった。ご年配のお客様の接客時、私が一方的に話すばかりで「買い物しにくい」と言われ、靴を置いて帰らせてしまったことがあった。それが悔しく、店長・社員と相談を繰り返した結果、お客様への接し方と提案の仕方に問題があると気付いた。そこで、 “一客再来”を目標に掲げ、2つの策を講じた。1つ目に、従来の“とにかく売ろう”という自分視点ではなく、“お客様に寄り添おう”という相手視点の考えを持ち、視点を変えた。2つ目に、お客様の立場を経験するため、実際に8店舗に足を運び、接客での表情、会話のテンポ・商品の勧め方を吸収し、自身と照らし合わせた。このように、“お客様に満足して頂く”ために新たな視点と取り組みを1年間徹底的に継続し、試行錯誤を重ねた結果、自分なりの接客スタイルを習得し、お客様から「ここで買ってよかった、またあなたにお願いするよ」と感謝と依頼の言葉を頂けるようになり、お客様が満足する接客ができた。ここから、会話では“自分が話すより相手の話を聞く”ことの重要性を学んだ。営業はお客様が“思わず手に取ってしまう、買い物がワクワクするような売り場を作ることに加え、会社の顔として最前線でお得意様とその先のお客様に寄り添い、課題を解決することが重要であると考える。そのような場面で、靴の接客で培ってきた“自分が話すより相手の話を聞く”力を存分に発揮し、笑顔をもっともっと増やすとともに欠かせない人材となる。
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