【健康を彩るデザイン】【23卒】秋川牧園の冬インターン体験記（文系/カタログ制作コース）No.23929（山口県立大学/女性）（2022/4/21公開）

大学3年生の夏休みにデザイン系の会社にインターンシップにいき、その後インハウスデザイナーについても就業体験してみたいというふうに思ったことがきっかけです。私は山口県内に就職したいと考えていたので、さまざまな就活サービスを活用して山口県内でインハウスデザイナーのお仕事が体験できるインターンシップを探し、秋川牧園を見つけました。

このインターンシップでのESなどの提出は特になく、募集人数以内の予約者全員が参加できるものでした。内容がカタログ制作でしたので、会社についての予備知識をつけるために直売所に行ったりホームページを確認したりして学んでおきました。

面接もESの提出もインターンシップにおいて要求はされませんでした。

新しいカタログを提案する提案型グループワーク

自己紹介/会社説明/制作したカタログのプレゼンテーションとフィードバック/質疑応答

食品会社でのインハウスデザイナーとしての関わり方

お客様に届けるカタログ製作が体験できる！

1日目にやったこと

自分達の自由な発想で秋川牧園の新たなカタログの提案プレゼンテーションを行いました。カタログの資料はインターンシップ前にいただくのでそれを参考に当日までに準備し、当日のプレゼンテーションに挑みました。

人事部長/人事部の社員/企画・開発の社員2名

なし

プレゼンテーションの後にフィードバックをいただきました。その中で、お客さまの健康に直結する食品を扱うので言葉も使用する写真も慎重に選ぶことが大切であるとフィードバックをいただきました。こうしたら綺麗なデザインになるのではということばかりを考えてカタログを作っていたので、カタログを作った先にお客様がいるということを忘れないようにしたいと感じた。

個人的な問題ですが、実家と下宿先のアパートを行ったり来たりしていたので、資料を届けていただいてから本番を迎えるまで4日ほどしかなく、カタログの制作を夜遅くまで数日おこなっていました。また、会社としてのカタログ作りの方針が詳しく理解できていなかったため、カタログを完成系に持っていくまでに何回かやり直しをするなど苦労しました。

オンライン開催だったからという理由もあるかと思いますが、学生同士での関わりは全くありませんでした。ですが、他の学生さんの発言の仕方やプレゼンの仕方は自分自身に欠如している部分を見つけるという点で学びになりました。

食品会社の中でデザインの仕事をする時に、景品表示法などに注意しながら言葉を選ぶ必要があるということです。カタログを社員の方々に見ていただいた際に、「免疫力アップ」という言葉は好ましくないというふうに意見をいただき、そのことについて初めて知りました。実際にお客様に対して何度もカタログを作ってこられた社員さんからのフィードバックは大学では学べない写真選びの仕方まで学ぶことができ非常に有意義でした。

まずは会社について知っておくべきだと感じました。秋川牧園さんは安心安全な食を提供するために様々な事業に取り組まれています。もちろんその事業の中には生物や畜産について詳しくないとなかなか理解できないものもあります。しかし、こういった取り組みをお客様にわかりやすく伝えることで会社の提供する食品の安全性に納得してもらえると思います。私は事業についてわかりやすく伝えるという点で少し不完全なカタログに仕上げてしまいました。ですので、インターンシップに参加する前にもっとしっかりどんなことをしている会社なのかやどのような人をターゲットにしている会社なのかをリサーチしておきたかったです。

初めの会社説明の際に詳しく会社での取り組みや1日の流れなどを伺うことができたので、オンラインのインターンシップでしたが、この企業で新入社員として働いている自分をイメージすることができました。対面のインターンシップに参加すれば、会社の作りなど見ることができるので、より具体的に自分が働いているところを想像できるだろうなと感じました。

フィードバックの際に、カタログのデザインに対して社員の皆様から比較的高評価をたくさんいただくことができたためです。畜産系から入社してデザインに初めて挑戦する社員さんがほとんどという雰囲気でしたので、デザインコースで培ったデザイン力や企画力が確実に生きるとも感じました。また、求める人材として向上心が求められると言われていて、私にぴったりだなと思ったからです。

初めは牧園ということもあり、畜産を学んでこなかった私に合うのだろうかと感じていましたが、インターンシップに参加して、企画・開発でのカタログ制作をはじめ、写真撮影やマーケティング室でのSNSによる広報活動など私にもたくさん力を活かせる場があると感じました。また、インターンシップの際に社員の皆さんがとても温かく、非常に好印象でした。

会社説明会に参加した際に、インターンシップに参加したことについて少し触れられましたので、非常に有利というわけではないですが、少しだけ有利になるのかもしれないと感じました。

インターンシップ参加前はデザイン・広告・印刷業界を中心に考えていました。グラフィックデザイナーになりたいと考えており、そうした業界に強い憧れを抱いていたからです。そのため、企業としては、パッケージデザインを請け負うようなデザイン会社や山口県内のイベントなどの広報媒体を請け負うようなデザイン会社さんを志望していました。

この会社でのインターンシップが初めての食品業界でのインハウスでのデザイン業務の就業体験でした。それまで会社内の商品のみのデザインを手掛けるという働き方に興味を持っていませんでしたが、実際に経験して、自社内の商品を企画の段階から世に出した後の広報まで手掛けられることの面白さに気づき、食品業界でのインハウスデザイナーを志望するようになりました。また、秋川牧園には様々な部署があり他社に比べて働きながら学べることも多いのでは感じ、自分に合った会社だなと思いようになり、志望企業の一つになりました。