22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 首都大学東京大学院 | 男性
- Q. ここ数年間に、あなたが自ら目標を掲げ挑戦してきたことについて、周囲の人々とどのように連携したかを含めて説明し、そこから何を学んだか教えてください。 (1000文字以下)
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A.
大学の体育会硬式テニス部に所属し、上位リーグ昇格を目標に掲げ、主将としてチームマネジメントを行うことで、目標達成をした経験である。この経験からチーム力の大切さを学んだ。目指す組織の姿は、部員一人ひとりが個の強みを発揮し、全員が活躍することで目標達成ができることであり、主将としては、誰一人として欠けてはならないチームを作るという想いを大切にしてきた。主将に抜擢された当初は、部の運営・練習共にレギュラーが中心となっていたことで、レギュラー外の部員のモチベーションが低下し、試合に負けることが続いていた。課題は、部員全員で上位リーグ昇格という目標を目指せていないチームワークの悪さであると分析した。課題を解決していくためには、レギュラー・ノンレギュラー共に個々の強みがチームワークの向上に繋がることで、競争力が生まれる仕組み作りが必要であると考え、次の2点をおこなった。1点目は、1対1で話し、個々の強みを把握することである。主将として考えている想いやビジョンを話すだけでなく、しっかりと部員の考えや強みを引き出すことに注力した。2点目は、各部員の強みが活かせる適材適所の役割を割り振ったことである。元々レギュラーが担っていた仕事を分散させ、全員が貢献できる仕組みの構築を行った。具体的には、前向きな性格の部員を応援係に配置することや物事を構造的に考えることの得意な人を部内戦管理係に推薦したことが挙げられる。 新しい仕組みを導入したことによって、ノンレギュラーの自主練回数が増え、主体的にアドバイスを求め合うコミュニケーションが生まれた。また、レギュラーの入れ替わりも頻繁に起こるようになり、レギュラーもその座を死守するため、熱の入った練習を行うようになった。これらの結果、組織全体のモチベーションや練習効率が上昇し、上位リーグ昇格を達成した。 この経験から学んだことは、個々の強みを生かすことがチーム力を向上させるということである。誰しも得意・不得意なことがあり、個人の力だけでは成し遂げられないことでも、互いに補い助け合うことで、目標達成に繋がることを実感した。また、信頼関係は言葉よりも行動で示すことで構築されることも学んだ。1対1の会話や、誰よりも熱意を持って部活に取り組んだことが周りを巻き込めた要因であると考える。この経験を活かし、熱意をもって組織として結果が出せることに貢献していきたい。 続きを読む