
23卒 本選考ES
プロフェッショナル職
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Q.
研究内容を教えてください。(200字)
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A.
磁石と誘電体の複合薄膜の作製という研究に取り組んでおります。磁石は、磁場によって光の振動を制御する性質を利用してDVDデスクのメモリに応用されています。この磁場は電流によって発生します。しかし、磁石を誘電体との複合体とすることで電流ではなく、電圧による磁場の発生が可能となり、省電力につながります。私は、電圧によって光の振動を制御することができる新しい省電力な材料の開発を目指して研究を行っております。 続きを読む
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Q.
簡単な自己PRをしてください。(400)
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A.
私の強みは目標達成に向けて諦めず、粘り強く取り組むことです。私は、この強みを活かして、再現性の高い実験手法を導き出しました。私の研究は、作製した試料の特性を調べる時、準備として試料に金属の膜を付着させ、測定を行います。しかし、測定結果が有意水準を超えて安定しないことがありました。この原因を究明するために、関連する全要素を洗い出して条件変更と結果確認を行いました。具体的には、試料の作製法、測定装置の故障の有無や金属膜の厚さに加え、付け方についても条件変更を行いました。その結果、試料に金属膜を付ける時、装置の微妙な使い方の違いで金属膜の量が異なり、結果に影響がでることを発見しました。そこで、装置のマニュアルに新しい要素を追加することで結果を安定させることに成功しました。このように、私は、問題に対して粘り強く取り組むことができ、仕事においても粘り強く取り組み、困難を乗り越えていきます。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだことを教えてください。(400)
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A.
私は個別指導の塾講師アルバイトを通して生徒個々に適した授業を提供し、学力を向上させることに尽力しました。私は複数の生徒に数学を教えており、塾のマニュアル通りの授業を提供していました。しかし、生徒の成績は伸び悩んでいました。原因を見つけるために、授業中の生徒の態度に注目すると、自発的に授業に臨めていないことがわかりました。そこで、普段の雑談を通じて生徒個々の特徴を観察し、それぞれの個性に合わせた授業に変更しました。具体的には、集中力が続かず、雑談を好む生徒は雑談を交えながら大事な部分を簡潔に伝えることで集中力を持続させる工夫を施しました。また、自分から質問することが苦手な生徒には、説明の途中で理解が追い付いているかを確認し、質問する機会を設ける工夫を施しました。その結果、授業に自発的に取り組むようになり、成績が向上しました。この経験から、自ら働きかけることで周囲を動かせることを学びました。 続きを読む
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Q.
苦労したこと、挫折を感じたこと、乗り越えるためにとった具体的な行動を教えてください。(400字)
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A.
私が最も挫折を感じたことは現役時代に大学受験に失敗したことです。1年間の浪人経験を経て、自分の弱点と徹底的に向き合うことの重要性を学びました。現役時代の私は、予備校講師の方の授業を聞いて理解したつもりになり、土台となる知識が定着していないことに気づきませんでした。基礎的な知識が不足していたことにより、センター試験の点数が足りず、目標の大学を受験することすらできませんでした。この挫折経験を糧に、浪人時代は、模試や問題集で間違えた問題の模範解答と自身の答えを比較して間違え方の癖を探し、理解するだけでなく、頭に定着するまで何度も解き直しました。さらに、テスト前日でもわからない部分が見つかったら基礎に立ち返って復習を行いました。その結果、基礎的な土台が完成し、第1志望の大学に合格できました。この経験から、現状を正しく把握し、弱点を克服するまで徹底的に向き合うことの大切さを学びました。 続きを読む